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ISUCA」

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      2016/06/29

☆☆☆☆☆(0点)

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アニメ業界の深い闇を感じる・・・

原作はヤングエースで連載中の漫画作品
監督は岩永彰、制作はアームス

開始して30秒、早速規制だ。
セクシーとグロの同時規制でまるで「B級映画」のような始まりを見せる
単純に衝撃的なシーンとして、インパクトを残そうとして
エログロ的シーンを入れたいのはわかるが、物凄く「安易」で浅はかで
思わず目を背けたくなるようなグロさや、
思わず目を引きつけられてしまいそうなエロさは全くない。
開始5分も立たずに視聴者の視聴意欲をここまで削ぐ作品も珍しい

更にテンプレートのオンパレード。
女の子とぶつかったり、主人公の都合よく両親がいなかったり
どの作品から連れてきました?と言いたくなるような主人公の友人が居たりと
王道な要素を「ベタ」にしか見せないことで、どんどんと視聴意欲がなくなってく
分かりやすい展開、分かりやすいシーン、分かりやすいキャラの反応、
「あれ?私予知能力身につけた?」と思うほど予想できる展開の数々、
予想できるシーンの数々は見れば見るほど萎えていく

そして作画。コレまた動かない
「アップ」のシーンやカメラを動かすことでキャラクターの動きをごまかしており、
キャラクターが動かないまま表情と口だけが動いている。それならば、まだましだ。
シーンによっては「表情」も動かず、「口」も動いていおらず
景色や止め絵、キャラの背中を映すことで誤魔化す。
作画枚数の少なさを見ていて強く実感できるほどびっくりするぐらい動かない。
ちなみに、このアニメは戦闘シーンが多い(苦笑)

作画枚数が少なく、全く動きに迫力がない戦闘シーンには何の面白さも感じず
更にテンポが物凄く悪い。他のシーンでは1分で描くようなシーンを
この作品では5分かけて描いているような感覚だ
チンタラチンタラと長いだけで、そこに何の面白さも描写できていない

キャラクターの作画も安定しておらず、シーンによっては誰?と思うほどだ
そんな状態で「セクシーシーン」をぶち込んでくる
しかしながら、わざとらしいほどセクシーシーンを入れてくるのに、
そのセクシーシーンはほとんど規制されていて見えない。
胸などの露出はもちろん、パンチラなどの定番的シーンですら全く見えない

キャラクターがテンプレート的な反応をしてるだけで
シーンとして画面に描写されないセクシーシーンは
挟まれれば挟まれるほど苛立ちしか感じない
規制ありきのシーン、DVDで解禁する予定のシーンばかりで
そこには「エロさ」なんてものは感じず、あざとさしかない

そして、EDはなんと「梅津」さんが担当している。
エンディングシーンと本編シーンでのキャラクターデザインがあまりにも違いすぎる上、
醸し出している雰囲気も全く違う。
正直、作品の雰囲気的に「梅津」さんが監督かキャラデザををすれば
面白くなった可能性を感じるだけに
監督やキャラデザの「力量の差」をEDと比較することで余計に感じてしまう

ストーリー的にも本来はAパートだけで描けるような内容を
1話丸々かけて描いているためただでさえ面白く無いのに、
わずかな面白さを薄めすぎてしまっている
他のアニメと比べると1話あたりの脚本が薄いのを物凄く実感できるはずだ

箇条書きで脚本が書かれてるんじゃないのか?と感じるほど
セリフとセリフ、シーンとシーンの間のシーンがなく、
ひたすらイベントとイベントをつなげて、
そのイベントとイベントの間を「妙な間」で埋めることでなんとか話を作っている

はっきりいって監督や演出、作画のレベル以前に脚本家が仕事をしていない
さすがは「RAIL WARS」の脚本を書いた人というべきなのだろうが、
あの作品を超えるほどのひどすぎる脚本は
映像化したスタッフたちの苦労すら感じるレベルだ

これで「原作通り」なら原作からつまらないのだろうとも言えるのだが、
Amazonレビューや感想サイトなどを見ると「原作改変」をかなりしているようだ
少し調べただけだが、
・1話の冒頭シーンはオリジナル、戦った敵もオリジナル、
・主人公がヒロインのお家騒動に巻き込まれる理由が描かれていない、
・キャラクターや作品の設定を無視したストーリー
・アイリッシュシチューとかいう誰も知らない食べもの
などなど、調べれば調べるほど原作を改変している箇所が見つかる(苦笑)

この作品は全10話という非常に中途半端な尺だ。
その中途半端な尺の中で作品としての最低限の「起承転結」を作るために、
原作の様々な部分を改変しなければならなかっただろう。
脚本家の苦労も伺える。

だが、原作では「死人があまりでない」作品なのにアニメでは大量に死人を出したり
原作では魅力的に見えるキャラクターやセクシーに見えるシーンを
原作にはないグロシーンを入れてしまう事で
キャラクターの魅力やセクシーシーンのエロさ、
ラブコメ的シーンの萌えなどの原作の「面白さ」が削られてしまっている

確かにグロさに頼ればシーンとしての派手さやインパクトは出る。
だが、そこに「安易」に頼りまくってしまったせいで
結果として原作の「雰囲気」を壊てしまっている
はっきりいって「改変」の方向性を間違えてしまっている

ストーリーも本当に酷い。
同じような展開や同じような戦闘シーンしか無く、
セクシーシーンもとりあえず戦闘シーンで脱がすというワンパターンさ、
そんな中で「うす~い」ストーリーを展開する
お家騒動的などうでもいいストーリーを展開しているのはわかるが、
同じ敵とずっと戦っているため飽きる。
ストーリー進行も遅いため、色々と伏線や設定はばらまいてはいるものの
全10話ではナニも解決せず結局話が進んだのかどうかすらも微妙だ

全体的に見て、これは憶測でしか無いが本来は別の作品のアニメ化企画があったのだが、
急に企画が頓挫してしまい急遽この作品のアニメ化が決まり、
急に決まったがゆえに限られた予算と限られた製作時間で
強引に作られたのでは?と感じてしまうほどの出来栄えの作品だ
色々と「業界の闇」を感じる作品だ

話が進めば進むほど崩れる作画、話が進めば進むほど内容が薄まっていくストーリー、
話が進めば進むほどワンパターンになるセクシーさ、
話が進めば進むほどワンパターンな戦闘シーンetc…
見終わった後に思い返せばあの1話が1番面白かったと思えてしまうほど
全体的なレベルが低く、見どころであったはずのラブコメ的セクシーシーンも
序盤を終えるとほぼ無くなる。
あとは本当に単純に「つまらない」作品だ

本当にこの作品でナニがしたかったのだろうか。
こんな出来栄えでは原作の宣伝になるとは到底思えず、
原作を改変しすぎていて原作ファンが喜ぶとも思わない
特に最終話は「キス」で霊力を渡せるはずの主人公が、
接触だけで霊力を渡していてもはや意味不明だった
角川アニメの「全10話」というのは本当に悪しき風習だ

エンディングの梅津さんのキャラクターデザインで
エロとグロをもっと強調すればB級さも強まり
面白さが出てきた作品かもしれないだけに、
梅津さんがエンディングだけというのが本当にもったいない・・・

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