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えとたま」

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      2016/06/29

評価/★★☆☆☆(33点)

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ちょっと懐かしい深夜アニメ

本作はCG・VFXの製作会社である白組と、音泉などを運営している
タブリエ・コミュニケーションズがタッグを組んだオリジナル作品
元々はフィギュアの企画だったものを
アニメの企画として練り直している。

見だして感じるのは既視感だろう。
この作品は「干支」を女体化した作品で干支にちなんだキャラクターが出てくる
つまり自動的に「12人」のキャラクターが出てくる
大量の女性キャラクターをなんの脈絡もなく主人公の前に並べ立て、
メインヒロインとの同棲生活が始まる。

ある意味で「深夜アニメ」らしい内容といえばそれまでなのだが、
2000年前半台の深夜アニメのような、90年台の乱発されたOVAのような
よく言えば「懐かしい」、悪く言えば「使い古された」ハーレムコメディだ。
ありがちなシュチエーションでありがちなストーリー展開で
ありがちなキャラクターであり、この作品らしい「特徴」が見当たらない

ネタ的には若干、毒のあるギャグやシュールなギャグが多く
それを冷静に主人公が突っ込んでいるような感じだ
笑いに関しては好き嫌いが非常に別れるネタであり
ツボに入れば笑えるが、ツボに入らなければ極端につまらない
キャラクターが気に入れば日常パートでの萌え要素もあるのだが、
これも好みが分かれるところだろう。

この作品の最大の特徴は「CGパート」だろう。
話の中のAパートは普通のアニメ、BパートはCGアニメと言う構成になっており
Bパートはいわゆるバトルパートで戦闘が始まる。
なぜか「SDキャラ」になり12の干支にヒロインの「ネコ」が
干支になるためにバトルを挑むアクションパートだ。

確かにこのCGパートは「動きすぎ」というぐらい動いており
若干酔うほど「ぬるぬる」に動くバトルパートは見ていて独特の爽快感がある。
だが、この作品は決定的に間違っている。
Aパートの日常パートがSDキャラクターで、
Bパートでの戦闘シーンで長身のキャラクターに変化するならば
萌えと燃えの描写が合わさった作品として評価ができただろう。

だが、この作品は萌えと日常パーとで長身キャラクター、
バトルパートで変身すると可愛らしいSDキャラクターになってしまう。
せっかく迫力のある激しいアクションの燃えバトルを展開しているのに
ふざけた表情も見せるSDキャラクターではいまいち盛り上がりきらない

Aパートの日常シーンで「萌え」だけではなく胸や裸などの
セクシーシーンを入れたいからこそSDキャラクターにしなかったのはわかるのだが
そのセクシーシーンははっきりいっていまいちだ。
作画の質は確かにいいのだが、そこに「エロさ」がなく刺激が足りない

更に言えば全12話という尺の都合上、掘り下げ不足のキャラクターが多い
1話毎に1キャラクターにスポットをあてつつキャラ紹介と掘り下げを行うが
結局、それ以上の掘り下げが無いため掘り下げが甘く、
キャラクターの名前をすべて覚えきれないままに終わってしまう。
そのせいで各キャラクターの「お決まり」が同じように使われてしまい
同じようなギャグや展開が生まれてしまっており、パターン化してしまっている

ついでに言うならメタネタに関しては好みが分かれるところだろう。
アニメ内で「Aパート」「1話」などのセリフが出て来ることも多く、
それがたまにならいいのだが、結構ガッツリと出て来る
笑いにつながっているのならいいのだがギャグになっていない感じも強く
義務的に出て来るメタネタは気になるところだ

全体的に見て、良くも悪くも「無難」だ
キャラクターさえ気に入れば1話から
最終話まで特に引っかかることなく見ることができるだろう
だが、キャラクターが気に入らなければ「うざい」感じのキャラクターも多く
ギャグのパターンもワンパターンになってしまっており
強烈な面白さがあるわけでもないため微妙な印象が最終話までつきまとう。

もう少しキャラクターが可愛ければ、もう少しセクシーシーンでセクシーさがあれば
もう少しバトルシーンで熱い戦闘シーンがあれば、もう少しギャグが面白けば。
その「あと一歩」が足りてない感じが物凄く出てしまっており、
これが2クールないし4クールくらいのがっつりとした尺のあるアニメだったならば
大量のヒロインをきっちり掘り下げ作品にも味が出てきたかもしれないが、
たった1クールでは「無難」な感じで終わってしまった感じは否めない。

バトルパートもシリアスなシーンややりすぎなほど傷めつけるシーン、
キャラクターが「死んだ?」と思わせるようなシーンも有るのだが
あまりにも日常シーンやギャグシーンとの雰囲気が差が激しく
どう受け止めていいかわからない。
結局、ギャグで終わってしまうパターンも有るのだが
シリアスなシーンの時があまりにも重い。

明るくお馬鹿なノリを貫き通せば作品としての統一感がでたかもしれないが、
妙にシリアスな展開のせいで素直に楽しみきれない部分もある
シリアスをやりたいのかギャグをやりたいのか。
どっちつかずな感じが非常に強く、
ギャグならもっとギャグを貫き通し、シリアスならもっとシリアスに。
個人的な好みもあるだろうが、私個人としてはどっちつかずな印象が
どうにもこの作品を最後まで好きになれない原因になってしまっていた

ストーリー的にはスッキリと終わっており2期の可能性は低いだろう。
売り上げ的には500枚前後といわゆる爆死、
1クールではなく2クールや4クールで朝アニメや夕方アニメとして
子供向けにがっつりと放映していたら
もう少し違った感じになったかもしれないだけに色々ともったいない感じが強い。

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