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おんなゆうしゃはでんせつのビキニアーマーをてにいれた「ビキニ・ウォリアーズ」レビュー

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評価/★★☆☆☆(35点)

おんなゆうしゃはでんせつのビキニアーマーをてにいれた

本作品はホビージャパンとメガハウスの共同企画で、
フィギュアを中心としたメディアミックスの1つのアニメ作品。
監督は葛谷直行、アニメーション制作はfeel.×ピー・アール・エー

まず、アニメ本編を見る前に
この作品の「タイトルロゴ」をご覧頂きたい。


どこかで見たことがないだろうか(笑)
国民的RPGなあのゲームのロゴのパロディを堂々とやっている。
この作品の「芯」はこのロゴに隠されていると言っても過言ではない。
「ビキニウォリアーズ」というタイトルで画像検索すると
ビキニアーマーを纏ったセクシーなお姉さんが胸を揺らしているアニメ、
そう思ってしまう方も多いだろう

たしかにそういう側面もかなりある。
RPGのセクシー装備こと「ビキニアーマー」を身にまとったRPGストーリーであり、
ビキニアーマーの「防御力がない」というツッコミから始まる作品だ(笑)
あからさまに揺れまくる「おっぱい」、狙いまくったアングル、
セクシー描写に関してはかなり多いのだが
「ギャグ」的に扱っている部分が多く、エロさはあるが下品さはない。

更に見だしてすぐに「あれ・・これって・・・」と気づくはずだ。
国民的RPGをタイトルロゴだけではなく「BGM」までパロディしている
この作品はセクシーアニメというジャンルではあるが、
同時に「RPGギャグパロディアニメ」にもなっている。
前述したビキニアーマーへのツッコミ、昔のRPGあるあるネタに対するツッコミなど
「ゲーマー」泣かせなネタの数々は
ファミコン時代からRPGをやっている人ならばたまらないだろう(笑)

防御力のあるビキニアーマー、支度金を渋る王様、民家への窃盗行為などなど
昔のゲームにありがちな「突っ込みどころ」をギャグにして
それに突っ込むことで話を作っており、セクシー要素はあくまでおまけにすぎない。
ただ、あくまでもパロディギャグが中心となってしまっているがゆえに
あるあるネタ特有の「くすくす」っとした笑いはあるものの、
「爆笑」するようなギャグはほとんどない。

1話5分だからこそギリギリ飽きずに、ギリギリダレずに全12話楽しめたものの
後半になるにつれて時間稼ぎのセクシーシーンも増えており、
「ネタ切れ感」も強く出てしまっていた。

全体的に見てセクシーアニメの皮を被った「RPGあるある」ギャグアニメという
アイデアよかったのだが、出落ち感は否めない。
序盤こそクスクスと笑えるネタや「あるある」をうまく使ったストーリーだったが
後半からは「あるあるネタ」の引き出しがなくなってしまい、
セクシーシーンでなんとか1クール作った感じは否めない。

最終話のラストがネタなのか2期への伏線なのかも判断が難しく、
これの2期があってもすでにネタ切れしている作品なだけに
色々と厳しそうだ。
1クールで1話5分という癪だったからこそ形になった作品といえるかもしれない

キャラクター一人一人のデザインやキャラクター描写はしっかりしていただけに
逆にもっと練りこんできちんとした王道ファンタジーストーリーと
セクシーシーン、更にRPGあるあるネタを盛りこんで
30分アニメとして構成しなおしたら、もしかしたら・・・
化ける作品かもしれない(苦笑)

「」は面白い?つまらない?

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