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あれれぇ~?おかしぃぞ~?ピノキオかな?「まじっく快斗1412」レビュー

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評価★☆☆☆☆(17点)全24話
まじっく快斗 1412 Blu-ray Disc BOX Vol.2(完全生産限定版)

あらすじ
マジック好きの高校生・黒羽快斗はある日、自室に隠し扉があることを発見する。それは、8年前にマジックの最中に事故死した世界的マジシャンの父・黒羽盗一が仕掛けた最後のマジックだった

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あれれぇ~?おかしぃぞ~?ピノキオかな?

原作は青山剛昌による漫画作品。
名探偵コナンでもおなじみの「怪盗キッド」を主人公とした作品だ。
名探偵コナンの中でも何度か怪盗キッドを主人公とした話があったが、
この作品は2クール怪盗キッドが主人公だ。
監督は工藤進、制作はA-1 Pictures

制作からも分かる通り名探偵コナンを作っているスタッフとは違う。
そのせいもあり、キャラクターデザインもかなり違っており、
見だして早々感じるのは違和感だろう。

作画の質という意味では安定しているのだが、
もう少し原作かアニメのコナンの方に似せても良かったのでは?と
感じるほど鼻が尖っている(苦笑)
名探偵コナンでは蘭ねえちゃんの角問題がネタになるが、
この作品は鼻がネタになりそうなほど尖っている。

なぜそこまで尖らせたがるのか。
思わずそう考えてしまうほど全キャラの横顔の時の鼻の尖り具合は異常であり、
コナンで言う「鋭利な刃物」状態になっている鼻は違和感が強すぎる。
今作のキャラデザを担当されているのは
「緒方浩美」さんという方だが、今作が初キャラデザ、総作画監督のようだが、
誰もこの鼻の高さについて注意しなかったのだろうか(苦笑)

ちなみに流石に2クールやっているうちに気づいたのか、
話数を積み重ねていくと段々と鼻が低くなってくる。
制作側が正直になったようだ(苦笑)

ストーリー的にも色々と雑だ。
サクサクと進むテンポは悪くはないのだが、
サクサクと進みすぎている感じが否めず、
もう少し丁寧に描写してほしい部分もあっさり描写してしまう。

演出の部分でもかなり弱い。
名探偵コナンで描かれる怪盗キッドの活躍に比べると、
明らかに「見せ方」が劣っており、
その劣っている部分を誤魔化すためにサクサクと描写している感じが否めない。

怪盗キッドにおける芯である「盗み」の部分の描写も、
30分という尺の中で5分にも満たない話も多く、
5分にも満たないのに演出が弱いせいで見せ所が見せ所になっておらず、
そのせいで1話1話の印象が薄くなってしまう。

大人が見ると突っ込みどころも非常に多く、
突っ込みだすときりがない。
テンポを優先にしてストーリーの整合性を無視している部分も多い。

更に言えば名探偵コナンの中でやっていた
怪盗キッドの話と同じ話をやる場合も多い。
明らかに同じ話をやった場合、本作品のほうが「劣化」してしまっており、
コナンを見ていた人ならば既に見た話であり新鮮味が一切ない。

コナンが出て来る回も多く、
その出て来る回はコナンでも既にやっている話だ。
しかし、同じ話でも製作会社の違いから決定的なまでに
緊張感や演出が弱い。

張感や緊迫感といったサスペンスならば重用な部分が、
「溜め」がなくさらっと描かれてしまうため、
コナンでやっていた同じシーンのはずなのに面白さに
圧倒的な差が生まれている。
せっかく緊迫感のあるシーンに限ってピノキオ状態になってるのも気になる所だ。

マジックのトリックに関しても、コナン側から見れば不思議に見え、
そのトリックを謎解きする面白さがあるが、
キッド側から描いてしまうと既にある程度ネタバレをしている状態で
マジックを披露するため、インパクトはかなり薄い。

全体的に見て、なぜ製作会社を変えてしまったのだろうと嘆きたくなる作品だ。
序盤から中盤まではキャラクターの鼻の高さが気になって、
物語には集中しにくく、鼻の高さの問題が解決したと思えば、
ストーリーはコナン内でやったストーリーの焼き直しや、
演出の力不足のせいでインパクトの薄いアクションシーンばかりで、
コナン内でやっていた同じシーンの場合、
明らかに緊迫感が無くなってしまっている。

よっぽど怪盗キッドというキャラクターを好きでないと楽しみづらい作品だろう。
ただ、ファン向けと考えても「ピノキオ問題」や、
演出の力不足問題など、微妙に感じる部分も多いだろう。

最大の問題点はこれをコナンの前に放送していたことだろう(苦笑)
同じ製作会社で同じ世界観の作品ならば違和感はなかったかもしれないが、
17時半にこの作品をやった後に18時からこの作品が放送される。
そのおかげで視聴率はよかったようだが、
違和感を強める原因となっている。

以前と同じようにコナンと同じく「トムス・エンタテインメント」が
制作していればもう少し楽しめたかもしれないだけに、
製作会社の変更は本当に残念だ。

売り上げ的には800枚前後と爆死、
原作があまり出ていないこともあり、
いわゆる2期をやるためのストックもない。
ストーリー的にも特に何も進展がないまま2クール終わっており、
もし2期を演るとしてもかなり先になるだろう。

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