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面白そうな素材を台無しに仕上げている「ドアマイガーD」レビュー

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評価☆☆☆☆☆(2点)全13話
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あらすじ 京菓子の老舗に眠っていたロボットとメカイジュウとの戦いを描くスーパーロボットアニメ。2015年京都、京極大次郎は甘匠堂15代目店主として店を支えていた。ある日、大次郎は店の地下に眠るロボット・ドアマイガーDを発見し…引用 – Wikipedia


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面白そうな素材を台無しに仕上げている

本作品はKBS京都とtvkの共同制作のアニメオリジナル作品。
監督は土肥志文、制作はILCA。
1話3分ほどの短編アニメーション。

見出して感じるのは懐かしい作画だろう。
セル画全開、手塗り全開風でわざと画面を荒くし、
画質を悪くすることで「昭和のロボットアニメ」を現代に蘇らせている。
ロボットやキャラクター、敵のデザインなども
マジンガーZのようなデザインであり、非常に懐かしく、
インパクトと言う意味では非常に強い。

しかし、そのせっかくの昭和のロボットアニメの雰囲気を内容が台無しにする。
この作品はただの宣伝アニメだ。
主人公はロボットに乗り的と戦うのは良いのだが、
戦う手段が「京菓子」であり、敵に対して京菓子を差し出し倒す。

説明文だけは意味不明すぎて逆に面白そうと思う方もいるかもしれない。
しかし、意味不明さが荒唐無稽なギャグになっておらず、
ただただつまらない。
ストーリー展開自体は昭和のロボットアニメのあるある的展開なのだが、
1話3分ではストーリーを広げきれない。

敵を倒すために毎回違った和菓子を作るのだが、
「だから何?」といいたくなるほど和菓子に意味がない。
ロボットが和菓子を作る様子が面白いといえば面白いのだが、
普通に作っているだけなので、どう楽しめが良いのかもわからない。


全体的に見て何がしたいかわからない作品だ。
意味不明さが荒唐無稽な面白さになる作品は色々あるが、
この作品に限っては意味不明さがそのまま意味不明なだけだ。
短編アニメ特有の起承転結の面白さも出来ておらず、
勢いで強引に押し切ることも出来ておらず、ワンパターンな展開も目立つ。

こういうシュールさや荒唐無稽な内容が得意な監督が作れば、
もっと面白くなる可能性がある作品なだけに、
センスのない監督がセンスの有る作品を作ろうとして
大失敗してしまった感じだ。
素材は良さそうなだけに惜しい感じは残る。

ただ、本当に制作意図がよくわからない。
KBS京都とtvkが共同して京都の和菓子を宣伝したかったのだろうか?
特定のお店の特定の和菓子ならわかるのだが、
漠然と色々な和菓子を作り上げて敵に差し出して何がしたいのか。
見ている側にどうしてほしいのかが本当にわからない。

こんな内容で京都や京都の和菓子の宣伝になると本気で思っているのだろうか?
Amazonのレビューでは飯テロなんて言葉が使われているが、
私にはこの作品を見てどこに飯テロ要素があったのか本気で理解しかねる。

昭和のロボットアニメ風に作るというのは面白い試みだっただけに、
このアイデアが優秀な監督や製作会社で利用され、
きちんと面白い作品になることを期待したい。

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