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まさにこれぞ20周年作品「名探偵コナン エピソードONE 小さくなった名探偵」レビュー

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評価★★★★★(83点)全94分
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あらすじ 高校生探偵の工藤新一(山口 勝平)と幼馴染みの毛利蘭(山崎 和佳奈)は2人で水族館を訪れていた。その帰り道、突然の雨に蘭がフードをかぶろうとすると、何故か携帯電話が転がり出て、側溝に落ちてしまう。引用 – Wikipedia


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まさにこれぞ20周年作品

本作品は名探偵コナンの20週年作品としてTVスペシャルとして放送された。
原作及びアニメ1話の内容をリメイクした作品になっている。

見出して感じるのは面白さだろう。
いきなり冒頭でシェリーこと「宮野志保」が出る。
コナンでも新市でもない、灰原哀でもない。宮野志保だ。
20年前では描けていない、描くことすら出来ないシーンであり、
20周年だからこその1話リメイクの冒頭シーンだ。

そしてオープニング、もうこれは「名探偵コナン」のアニメファンならば、
ゾクゾクっとしてしまう、思わずにやけてしまうオープニングだ。
ハイロウズによる「胸がドキドキ 」、あの頃のオープニング曲が
原作のコマとともに流れる様は素晴らしい演出だ。

基本的には「新一サイド」はアニメ化もされてているエピソードが多い、
蘭と新一の水族館デートや、小さくなった原因でもあるトロピカルランドの事件、
このあたりはリメイクらしい内容になっている反面で、
追加の蘭と新一のエピソードを入れることで膨らませている。

その同じ時系列での「黒の組織」の動きも描くことで
徐々に「トロピカルランド」でのあの瞬間のシーンへと進めていく。
1度見た人ならば、名探偵コナンという作品を好きならば確実に知っている。

見たことのある決定的な物語のはじまりのシーンだからこそ、
そのシーンにいかに「盛り上がらせて」到達するかがこの作品に肝であり、
決定的なシーンに至るまで様々なファンサービスを織り交ぜて、
盛り上げている。

例えば冒頭のシーンだったり、例えば「少年探偵団」と新一の絡みだったり、
リメイクし、話をふくらませる中でファンサービスを織り込むことで、
名探偵コナンという作品が好きならば思わずニヤニヤしてしまう
ファンサービスに溢れるシーンに成っている。

おそらく原作の青山先生も20年前には考えていなかったキャラも
リメイクした1話だからこそ出る。
蘭の空手都大会での京極の1シーンだったり、
ニュース番組に出ている「あの人」だったり、
本当に細かくキャラクターをさりげなく登場させている。

物語中盤では「運命のルーレット廻して」が流れたり、
映画で描かれたワンシーンがきちんとトロピカルランドでの
デートシーンで織り込まれていたりだと、
2時間という尺を稼ぐために本当に細かくシーンを追加しており、
その追加シーンに違和感というものが全くない。

ただリメイクしたことで違和感のあるシーンも有る。
よくネタにもなっている「ジェットコースター」での
黒の組織の二人のシーンのシュールさや、
ジェットコースター殺人事件のあの残酷な殺し方の描写を
「誤魔化して」いたり、トリックが結構強引だったりと気になる点もある。

ただ時代も変わりセル画からデジタル作画にも変わっており、
1話のあの殺害シーンをそのままやるのはむずかしかったのだろう。
誤魔化してはいるものの、描写としては頑張っており、
比較して見るのもリメイクだからこその面白みだろう。


全体的に見て素晴らしいリメイク作品だったといえるだろう。
20周年だからこそ、20年前では絶対に不可能だった1話を描いており、
2時間という尺の中で名探偵コナンファンにはたまらないシーンの数々を
ふんだんに盛り込みつつ、名探偵コナンを知っているならば誰もが知っている
「1話」を2時間というストーリー構成でもう1度味わえる。
制作側のコナン愛をたっぷりと感じることができる作品だ。

もちろん名探偵コナンという作品を知らないと楽しみづらい部分もあるだろう。
もし、名探偵コナンという作品を全く知らない人がこの作品を見ても、
面白さは伝わりづらいかもしれない。
あくまで名探偵コナンという作品を知っており、
名探偵コナンを好きなファンに向けた20周年記念作品になっている。

ただ20年がたった今だからこそ1話の「ガバガバ感」は
ちょっとギャグチックに成ってしまっている(笑)
無理の有りすぎるトリックや、黒尽くめの男の行動など、
20年も続いている作品の1話がここまでガバガバだった事を、
改めて見ると驚いてしまう。

さらに言えばラスト5分ほどの総集編シーンは強引に詰め込みまくっており、
コナンが子供になって毛利小五郎と事件現場に赴くシーンで
終わっても良かったのでは?と感じてしまう。
無理に今までのエピソードを5分位で総集編にしてまとめており、
あくまで1話の時系列でのリメイクで収めてほしかったところだ。

ただ、それでも「宮野志保」で始まり「宮野志保」で終わるという
ストーリー構成は思わずニヤっとしてしまう憎い演出だった。

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