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Fateの丸パクリ、言葉を変えただけの作品「侍霊演武:将星乱」レビュー

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      2017/03/25

評価☆☆☆☆☆(1点)全12話

あらすじ 三国志において「兵家必争の地」として知られる中国・荊州市。ここに住む高校生・孫宸はある日不思議な夢を見るが、そこで彼は封印されていた三国志の歴史の封印を解いてしまう。直後、武将・魏延が彼を襲うが、そこへ現れたのは呉の女将軍・周瑜だった。
引用 – Wikipedia


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Fateの丸パクリ、言葉を変えただけの作品

原作は中国で連載中の漫画作品。
多くの中国アニメは監督は中国人で制作も中国の製作会社だが、
この作品の監督は静野孔文、制作はstudioぴえろ。
1話10分ほどの短編アニメ。

見出して感じるのは中国っぽい雰囲気だろう。
BGMや小物などのデザインが日本のアニメにはないデザインであり、
1話冒頭で流れるナレーションが三国志的内容のせいもあり、
余計に中国っぽい。

しかし、このナレーションが全然頭に入ってこない(苦笑)
なんか特別な力で戦況が変わったし、血塗られた争いが続いているとか、
雰囲気で察することしか出来ず頭に全く入らない。
中国アニメの特徴でも有る「言葉の壁」を、ビンビンに感じる。

更に謎のエフェクト。
なぜか常に画面に「線」が入っており、この演出の意味がわからない。
アニメを見ているモニター自体が汚れているようにみえるような画面演出は、
アニメーションとしての意味合いがまったくなく、見づらいだけだ。

監督は静野孔文さんで実績も有る方なのになぜ、
こんな無駄な演出をしたのだろうか?と謎だったのだが、
静野孔文さんはあくまでも総監督であり、監督は渡部穏寛。
監督というよりも長年演出を手がけている方であり、
演出家の経験が長い人が監督をすると、こういった無駄な演出をしがちだ。

戦闘シーンの際は色々な色の「墨」が画面に飛び散るような演出がある。
この演出は「百花繚乱 SAMURAI GIRLS」というアニメにも似たような演出があり、
二番煎じで新鮮味は一切なく、使い方も悪いため面白みもない。
ただ見づらいだけ、ただの演出家の自己満足が画面いっぱいに広がっている。
自己満足も突き詰めれば素晴らしいものになるが、これはただの自己満足止まりだ。

そんな見づらい画面の中で描かれるのはFateだ(苦笑)
カードに封印された三国志の武将を召喚し、
同じく選ばれた人間同士のゲームに参加する事になる。
これだけの設定ならば他にも似たような作品はあり、Fateと決めつけるには早いが、
1話のストーリーの流れがFateっぽさを隠しきれていない

主人公が召喚する武将もアーサー王が女性になったセイバー・・・ではなく、
三国志の武将の周瑜が女性化したもの。
召喚する武将は召喚した人間の魔力・・・ではなく霊力で動いている(笑)
言葉を変えるだけの簡単な作業が行われているだけにすぎない。

主人公と周瑜の立ち位置や台詞の掛け合いなど、
いかにも「士郎とセイバー」であり、もはや隠す気がない。
エクスカリバーみたいな技やゲイボルグみたいな技も出てくる。
原作者の家にはFate関連のものがたくさんありそうだ。

ストーリー構成も悪い。
制作側がこんな内容ではやる気が無いのは分かるが、
1話10分というのを単純に30分アニメを三分割にして1話にしているため、
全12話しかないのにテンポが悪すぎる。

戦闘シーンに関しても作画自体はそこまで悪くないのだが、
戦闘の中身というものがつまらない。
最初の戦いも「西日が眩しくて負ける」敵だったり、
スプリンクラーの水で負けちゃう敵だったり、
基本的に敵はアホである。

ストーリー的にも大いなる力を持つ9枚の武将カードがあり、
9枚全て集めると絶大な力を手に入れられる。Fateでいう聖杯だ。
そして、1クールで出てきたのは1枚のみ。
召喚して戦わせる武将は9枚以外にも多くあり、
Fateの聖杯戦争のように限られた人数同士での戦いではないため、
ストーリーの進行も遅すぎる。

当然1クール、約120分ではまったくストーリーが終わらない。
終盤になると、なんだか色々な要素を追加しまくってきて、
展開もゴチャゴチャ。
オルタ化みたいな現象だったり、子ギル現象だったり、
Fateですら別作品や別ルートとして描いている事まで作品に取り入れてしまっている。

全体的に見て今まで見てきた中で1番酷い中国アニメだ。
他の中国アニメでも日本のアニメや漫画などの内容を
借りたような内容はあったが、それでも、そこに「中国」らしい文化を
入れることで独特の雰囲気を醸し出し、ネタ元は分かるが
オリジナル性を感じなくもなかった。

しかし、この作品は単純にパクリだ。
Fateの要素を三国志の武将に変えただけ、
ここまでパクっておいてプライドはないのか?と思うほど酷い作品だ。

唯一の救いは作画が良いということくらいだろう。
だが、逆に作画が悪いほうがネタになる面白さが生まれたかもしれないだけに、
中途半端に良い作画は作品の悪い部分をより目立たたせてしまっていた。
元演出家の監督特有の自己満足全開の演出も効果的に作用しておらず、
ただ画面を見づらくしているだけだ。

劣化、パクリ、パチもん。
色々な言い方はあるが、「中国アニメ」と聞いて
日本人が想像してしまう偏見が集約したようなアニメだ。
なぜアニメ化されたのか?という疑問しかない。

結局、ストーリーも俺たちの戦いはこれからだで終わっている。
どうぞ日本で二期をやらずに中国で
勝手にやってくださいと言う感じだ。

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