ONE PIECE ねじまき島の冒険

評価/★★☆☆☆☆(35点)


ワンピース ねじまき島の冒険 [Blu-ray]

制作/東映
監督/志水淳児
田中真弓,中井和哉,岡村明美ほか


あらすじ
とある島でバカンスを楽しんでいた麦わらの一味。しかしそんな中、ゴーイングメリー号が目の前で盗まれてしまった。途中で出会った「泥棒兄弟」から、近辺の海域を荒らしているトランプ海賊団が犯人ではないかと指摘される。一味は彼らが根城にしているねじまき島に向かうが、ナミ、サンジ、ウソップ、ゾロと次々と仲間達がさらわれていき…。




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あっさりワンピース


原作はジャンプで連載中の漫画作品
本作品はワンピースとして2作品目の映画作品
なお、今回からサンジもきっちりと登場している

基本的なストーリーはアクション。
ゴーイングメリー号を何者かに盗まれてしまったルフィ達、
途中出会った泥棒兄弟が彼らの船はねじまき島にあるという
彼らはトランプ海賊団が支配するねじまき島に潜り込む
という所からストーリーは始まる。

序盤から何の脈絡もなくゴーイングメリー号が盗まれている
盗まれた描写が一切無いので若干状況に入り込めないままストーリーが始まる、
しかし、強敵として描写されるトランプ海賊団、
話が進めば進むほど捕まってしまう麦わらの一味など
緊迫感のあるストーリーを展開している。

だが、グダグダだ。
50分という尺なのだが、前作は非常にテンポよくストーリー展開していたが
本作品のストーリーテンポは悪く、せっかくの緊迫感のある展開が生きてこない
更にメインである「泥棒兄弟」、彼らのキャラクターがストーリー上で生きておらず
グダグダしてしまっている要因の1つだ

更に物語が進めば進むほど面白みが減る。
麦わらの一味が続々と捕まるというやばい状況なはずなのにあっさりと解放され、
苦戦していたはずの敵にあっさりと勝ってしまう。
最初に苦戦していたのに、あれだけあっさりと勝ってしまうと拍子抜けだ

戦闘シーンに関しても、印象に残るシーンは少なく
確かに敵の能力はいいのだが、その能力もワンパターンで
ワンパターンだからこそあっさりと勝ってしまっているのかもしれないが、
あまりにもあっさりとしすぎだ。

ストーリー的にも最後の最後でお約束の感動要素を入れてくるが、
テンポの悪いストーリー展開のせいで、その感動が生きてこず
子供向けと考えても盛り上がりの薄い展開だった

全体的に見て浅すぎる作品だ。
前作がきっちりと海賊冒険譚を描いていただけに、本作品のあまりにもあっさりした内容は
子供向けと考えても短絡的な内容と言わざるおえない。

ただ声優さんは無駄に豪華だ。
林原めぐみ、玄田哲章、田の中勇などなどお金をかけすぎているのではいかと
不安になるほどの声優陣で、その声優陣にお金をかけたあまり
戦闘シーンの作画や脚本の質に影響してしまったのでは?と感じてしまうくらいだ。
声優さんたちはたしかにいいのだが、キャラ描写が浅く
せっかくの豪華声優陣の無駄遣いでしか無かった

ワンピースのファンならば、ナミがウェディングドレスを着ていたり
サンジがタキシードだったりとコスプレ的な内容もあるので楽しめるが、
ワンピースのファンでなければ厳しい作品だった