地上波版を見る意味が一切ない「僧侶と交わる色欲の夜に…」レビュー

2017年10月3日

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評価 ☆☆☆☆☆(0点)全12話

あらすじ 大学生の美桜は中学の同窓会でかつて片想いしていた隆秀と再会するが、彼は実家の寺を継いで僧侶になっており、頭は剃髪して丸めていた。引用 – Wikipedia

原作はネットの広告でよく見かける電子書籍サイト、
めちゃコミックなどで連載中の漫画作品。
監督は荒木英樹、制作はアニメーションスタジオ・セブン。

1話5分ほどの短編アニメなのだが、地上波版とアニメZONEという
配信サイトで配信されているものと描写が違い、
いわゆる本来はR-18な作品となっている。
地上波版は当然、電波に乗せても怒られないような規制がされている。

見出して感じるのは古臭いキャラデザだ。
2017年のTVアニメでコレほどまで古臭さの塊のようなキャラデザを
お目にかかるとは思わなかった、そう思うほど古い。

ヒロインの適当さや、タイトルにも有る僧侶のデザインなど、
独創性がなく、似たようなキャラを他でも見たことが有るようなキャラデザだ。
作画の質もあまり高いとはいいようがなく動きもあまりなく、
アニメーションとしての面白みが薄い。

ストーリーも薄い。
同窓会で再会した初恋の人が実家の寺をつぎ坊主になっており、
僧侶だと思って油断していたら実はイケイケな男で油断していたヒロインは
簡単に家に連れ込んでしまい・・・
という、分かりやすく「エロ」を描くためのストーリーでしか無い。

セクシーな描写は多い。当然だ。
WEB版ではR-18のものを無理矢理地上波版で全年齢向けに仕上げているだけであり、
下着などはかなりダイレクトに描写され、濃厚なキスシーンなんかもある。
演じている方もいわゆるアダルトゲームなどで活躍されている声優さんであり、
艶っぽい演技は流石だ。

しかし、それが面白いかどうかは別問題だ。
特に地上波版は規制が強すぎて見れたものではない。
永遠とセクシーシーンの間中「坊主」の止め絵を見せられ、
坊主のセクシーなセリフや声を聞かされる。
よっぽどの坊主フェチな女性じゃない限り地上波版で興奮することは難しいだろう。

男性が見ても同じだ。
女性側のセクシー要素は規制、声すらも規制されることも多く、
どうでもいい「TERA劇場」なんてものをずっと見せられる。
こんなに規制するくらいなら地上波でやらなければいいのに、
特典映像アニメ以下、エンドロール後のおまけシーンのようなものを
ずっと、ひたすらに見せられる。

心底つまらない。
地上波版は規制のないWEB版を見せるための宣伝であることは分かるが、
規制が強すぎて宣伝に一切なっていない。
こんな風にどうでもいいシーンばかり見せるくらいなら
最初からOVAでR-18指定のアニメとして作ればいいだけだ。
わざわざこんな面白みのない規制をして地上波に流す意味が一切わからない。

総評

全体的に見て無価値な作品だ。
規制の工夫をするのではなく全く面白くないTERA劇場というコーナーを
ひたすらに見せられ、キャラに対して愛着など一切わいていなのに、
そんなミニコーナーやどうでもいいシーンばかりを見せられても
面白いと思えるわけもなく、規制なしバージョンを見たいとも思わない。

地上波の放送枠で宣伝したいのかもしれないが、
それならばもう少しやり方があるだろう。
規制のやり方を全く工夫がなく別物にすげ替えるだけなど、
数多のセクシーアニメが築いてきた表現規制への挑戦を甘く見ており、
セクシーアニメの風上にも置けない作品だ。

この地上波版をきっかけにWEB版を見せたいのかもしれないが、
よっぽどの物好きじゃない限り規制なしバージョンを見るために
有料サイトに入会することはないだろう。

個人的な感想

個人的にはセクシーアニメは好きなだけに、
こんなセクシーアニメというジャンル自体を、
地上波アニメという放送媒体すらをも馬鹿にする作品だとは思わなかった。
残念だ。

一応ストーリーが完結してる感じなのが唯一の救いかも知れないが、
この作品を最後まで見続けるのは何かしらの業を背負ってて
修行としてこのアニメを見てる方くらいだろう(苦笑)

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