あそびにいくヨ!

あそびにいくヨ!感想

評価/★★☆☆☆(26点)

あそびにいくヨ!感想

制作/AIC PLUS+
監督/植田洋一
声優/田村睦心,花澤香菜,戸松遥,伊藤かな恵ほか
全12話


あらすじ

嘉和騎央は、沖縄に住むごく普通の高校1年生。彼は一族の5番目の長老の初命日で、父とビールを飲んでいる猫耳の少女に出会う。彼女はエリスと名乗って、自分は宇宙人(キャーティア人)であり、調べものついでに遊びにきたという。次第に秘密組織・政府・狂信者などが彼女の捕獲・殺害を狙い、騎央は彼女を守るために未知の領域へと足を踏み出す。

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右肩下がりのとんでも作品

2010年夏、とんでも枠は本作品しか無い(苦笑)
ちなみに前期はいちばんうしろの大魔王でしたが・・・w
基本的なストーリーは、猫耳宇宙人のエリスが地球に遊びに来たところから話は始まる。
何の特徴もない主人公の周りには何故か、エリス以外にもCIAとつながっている幼なじみや
工作員のクラスメイトなど裏の顔を持っている子がいる。
そんな中、エリスが主人公の家に来たことによる日常の変化を描いている。
序盤はSFとラブコメが微妙にマッチしており、
普通の幼なじみや、おとなしそうなクラスメイトの裏の顔が主人公にバレてしまうまでの
序盤のストーリーは硬派でなかなか楽しめるものだった。
言い過ぎかもしれないが、序盤は涼宮ハルヒの憂鬱+フルメタル・パニックをあわせたような
SFストーリーが展開され、エリスがつかまり助けだしたところまでは
なかなか期待できる作品だった。
しかし・・・そこからが普通のラブコメになっていく。
主人公と宇宙人、幼なじみ、クラスメイトのハーレム的な生活が展開され、
せっかく序盤でSF硬派ラブコメ的ストーリーだったのに、
4話あたりからは、「猫耳宗教」や「学校」や「合宿」とSF要素はあるものの
ちょこっと変わったラブコメと変わらず、
「あれ?宇宙人との外交とかは?」「あれ?SF要素は?」と、若干肩透かしをくらってしまう。
序盤は設定や伏線のあるストーリーかと思いましたが、
設定だけで練られたものではなく、その後のSF要素も取ってつけたようなものが多かった。
しかし、肩透かしを食らったあと「キャラ萌え」と割りきってみれば
天然な宇宙人のエリスや、おせっかいな幼なじみ、内気なクラスメイトと
可愛いキャラクターと作画を楽しむことが出来なくはない。
ただ、作画の質は2010年夏の他の作品と比べると普通。
水着などのセクシー要素はあるものの、キャラクターデザインのせいか
そこまで「色気」を感じないのは残念なところ。
全体的にセクシー要素は古くさく感じてしまった
更に全体的に微妙なパロディがふんだんに盛り込まれている。
分かる人には分かるが、古くて分かりにくいものも多く
そこまで「パロディ」として強くも出ていないため、
微妙な要素でプラスにもマイナスの評価もならない何とも微妙なものだった。
しかし、序盤のSF要素、中盤のラブコメ展開とそれなりに楽しむことができ
さぁ!最終話・・・あ、あれ?(苦笑)
恋愛要素の決着が「3人して愛人になりましょう」というのはどうなのか(苦笑)
更には全員が主人公とキスって・・・
恋愛要素の結末としてご都合主義全開過ぎてついていけませんでした。
しかも、最終話は宇宙でパワードスーツ的なものを着てガンダムパロディを混ぜつつ
戦闘するヒロインたち・・・意味が分からないw
最終話に限っては画面の前で「えーっと、これはどうなってるんだ?w」と
頭が混乱しっぱなしでした。
原作が終わってない状態でオリジナルで結末をつける製作陣の意気込みは買います、
しかしあまりにも駆け足で詰め込み過ぎな展開は残念ながら低評価につながってしまった。
いや、見ていただくとわかるのですが、本当についていけない最終話なんですよ(苦笑)
誰も望んでない宇宙での戦闘、誰も望んでないご都合主義すぎるハーレムエンド、
最終話でこの作品の評価はがた落ちです。
ストーリー構成や脚本をもっとしっかりとしていれば、
こんなトンデモ最終話になることはなかったと思います・・・、
ある種、この強烈な最終話のおかげで記憶には残りましたが。(苦笑)
この作品の評価をグラフにしたら見事な右肩下がりで下がっていく作品です。
個人的にはもっと宇宙人と日本の外交の話や、深いキャラクター描写を見たかったのですが
一話での期待が高すぎてしまったようです。
ある意味で一度は見て欲しい、いろんな意味で楽しめるw
本作品、2期はあるのでしょうか?色んな意味期待したい作品ですが・・・w

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