刮目せよ、これが僧侶枠だ!「僧侶枠アニメ」特集アニメコラム

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冬の訪れを間近に感じる今日此頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
そんな堅苦しい挨拶とは裏腹に今回は「僧侶枠」のアニメコラムを
書いていこうかと思っております。

いつもどおりの長文になりますので
お時間のあるときにお読みいただければと思います。

そもそも僧侶枠とは?


画像引用元:©真臣レオン/九条くんの煩悩を見守る会

時折、レビュー内で私が「僧侶枠」という言葉を使うと
「僧侶枠ってなに?」ってコメントを頂いたりします。
僧侶枠という言葉がオタクにとっての共通語になりきっていないのは
1僧侶枠好きとしては誠に遺憾であります(笑)

そもそも「僧侶枠」の語源となるアニメが存在します。
それが僧侶枠の第一作目である「僧侶と交わる色欲の夜に…」です。
この作品はタイトル通り僧侶が出る作品であり、
この作品のタイトルにあやかって「僧侶枠」と言われており、
この言葉自体は現在、公式化しております。

簡単に説明すると初恋の相手と同窓会で久しぶりに再会したら
彼は僧侶になっていたという作品です。
こんな簡単なあらすじでは収まりきらないほどに実際の中身は
セクシーなシーンの連発の作品で、そんなセクシーシーンを隠すために
規制方法の1つとして木魚で局部を隠したり、茶番劇を挟んでいました。

1話5分でセクシーなアニメ、しかも、どちらかと言えば女性向けの
セクシーアニメというのは作品自体が本当に少なく、
そういった意味で新鮮ではありました。

実態


画像引用元:©真臣レオン/九条くんの煩悩を見守る会

しかしながら、この「僧侶枠」の実態はあまり褒められたものではありません。
僧侶枠で放送された作品は現在16作品ですが、
基本的にどの作品も「セクシーシーン」があり、なおかつ規制が入ります。
地上波やYouTubeで規制版を流し、ComicFestaが運営する有料のサイトに入れば
無修正のものが見られるという方法をとっています。

極端なことを言えばアダルトな動画のサンプルを流してるようなものです。
私は僧侶枠は当初、そういった手法が目立つことからあまり好まず、
どちらかというと僧侶枠という枠自体も否定的な立場にありました。

現在もこの手法に関してはあまり褒められたものではないと思っており、
BPOあたりにいつか怒られるのではないかと部外者ながら心配しているのですが、
そんな、最初は否定的な立場だった私が「僧侶枠」というものを
いつの間にか楽しむようになっていました。

暗黒期


画像引用元:©ハナマルオ/スカートの中の風紀委員会

「僧侶と交わる色欲の夜に…」は僧侶枠の1作目であり、
僧侶という職業や、僧侶枠ならではの規制方法などの手法、
1話5分もかからずに終わる感じがシュールさを生んでおり、
1作目はいい意味で話題になりました。
ただ2作目、3作目、4作目はどちらかというとパッとしません。

2作目である「スカートの中はケダモノでした。」は
女装男子モノであり、
こちらは男性でも女性でも楽しめるような雰囲気の作品ではあるものの
逆に言えばどっちつかずでパッとしない作品でした。

3作品目である「お見合い相手は教え子、強気な、問題児。」
これもタイトルから分かる通り、お見合いしたら教え子で問題児な作品です(笑)
タイトルから中身を想像しやすいのは僧侶枠の良いところでもあるのですが、
色々なシチューエーションで事をなしてるだけの作品で
特筆すべきものはありません。

4作品目である「25歳の女子高生」
不登校の16歳のいとこにかわり、25歳のヒロインがJKになって学校に通います。
この時点でかなり色々と突っ込みどころがあるのですが、
あとは3作品目と同じでシチュエーションを変え、事をなしてるだけです。

この2作品~4作品目の印象が悪かったせいで、
僧侶枠という枠自体のやり方と相まって、僧侶枠が嫌いな時期でした。

伝説の幕開け


画像引用元:©いづみ翔/Suiseisha Inc.

しかし、5作品目で世間的な評価も変わりました。
視聴者の僧侶枠という作品に対する見方、スタンスの変化が起きました。
それが「甘い懲罰〜私は看守専用ペット」です。
この作品は無実の罪で男女混合の刑務所(女性はヒロイン一人)に
ヒロインが収監され、看守のやつあたりに近い懲罰をいろいろな形で受けます。

セクシー方面に対する期待をするような作品ではありませんが、
ヒャッハー!は囚人たち、胸が開いた囚人服、
1年おとなしくすれば刑期を終えるのに脱走しようとするヒロイン、
そんなヒロインを換気ダクトの中で追いかける看守と
ツッコミどころ満載の作品です。

作画のレベルが低いせいで、ギャグアニメ的な要素も強くなり、
「僧侶枠」という枠が妙な方向に評価され始めました。

当たり外れ


画像引用元:©世尾せりな/Suiseisha Inc.

しかしながら、僧侶枠は当たり外れが非常に大きい枠です。
もともとが「アダルト」な原作の漫画をアニメ化していることもあり、
ストーリー性がめちゃめちゃだったり、他の作品とやってることが
対して変わらなかったりと、面白さは安定しません。
ネタになる作品とネタにならない作品の差が激しい感じです。

じょしおちっ!〜2階から女の子が…降ってきた!?〜
終電後、カプセルホテルで、上司に微熱伝わる夜。
パパだって、したい
洗い屋さん!~俺とアイツが女湯で!?~

このあたりは、タイトルから分かる感じです(笑)
ただ特筆すべきは「パパだって、したい」というBL枠でしょうか?
シングルファーザーを男子大学生が襲うアニメです。
僧侶枠の初BLであり、この作品があったからこそ
後のBL作品につながった可能性もあります。

大人のキッザニア


画像引用元:©川野タニシ/Suiseisha Inc.

僧侶枠は「大人のキッザニア」のごとく、色々な職業が出てきます。
僧侶、看守、学生、上司、消防士、美容師、先生。
ありとあらゆる職業の男性が出てきます。
職場や職業を生かしたシチュエーションもあり、
そういった部分を楽しむことは出来ます。

特に消防士、美容師、看守、僧侶あたりは
シチュエーションを活かしたものもあり、
気になる職業があれば見てみると楽しめるかもしれません、
ヤってることはヤってるだけで変わらないのですが…(笑)

露骨


画像引用元:©可児いとう/Suiseisha Inc.

わかりやすくというより、露骨な作品も多く、「XL上司」は特に露骨です。
このXL上司のXLは体のサイズではなく、体の一部分のサイズのことです。
もはやゴリゴリの下ネタを扱っており、恋愛どうのこうのではなく、
1話目でやることはやっており、そこから恋愛関係のいざこざが
描かれるパターンの作品も非常に多い。

体から始まる恋愛関係の作品ばかりです。大人ですね(笑)
まるで海外ドラマのような性に対する価値観は
日本人離れしている部分があるかもしれませんが、
普通のアニメが最終的にキスで終わるところを、僧侶枠の作品の多くは
1話で朝チュンです。

そういった大胆さやわかりやすさ、1話5分だから許されるという部分もあり、
「いやいや、そうはならないだろう」というツッコミどころを楽しむのが
僧侶枠の正しい楽しみ方かもしれません。

変革


画像引用元:©ITKZ/Suiseisha Inc.

ただ、そんな中で「巨人族の花嫁」は異質な程の出来栄えです。
この作品は異世界に召喚されてしまった男子高校生が巨人族の花嫁にされます(笑)
何を言ってるかわからないと思いますが、そういう作品です。

種族も性別も違うのに花嫁にしちゃう巨人族というツッコミどころから始まり、
そんな巨人族の「愛」と、巨人族の王子の巧みなテクニックで落とされちゃう
男子高校生の気持ちもわかってしまうほどの作品です。
終盤からはキスしまくりであり、純粋に「ストーリー」が気になる部分もあり、
僧侶枠の中では異質ともいえるほどの完成度です。

私が僧侶枠の中で唯一、2期を望んでいる作品です。
こういう「当たり」な作品が出てしまうと、余計に僧侶枠に
「もしかしたら巨人族の花嫁のような作品が見れるかもしれない」という
期待感を募らせてしまいます。

最初は否定的だったのに、今は期待感がある。
僧侶枠とは本当に不思議な枠です(笑)

僧侶枠アニメ総評


画像引用元:©真臣レオン/九条くんの煩悩を見守る会

ここまでのコラムで僧侶枠というのがどんな作品群なのかは
お分かりいただけたと思います。ComicFestaによる有料サイトへの
誘導作品という側面はあるものの、大人のキッザニアのごとく色々な職業を扱い、
本来の地上波アニメではやれないようなセクシーシーンやシチュエーション、
強引すぎて突っ込みどころのあるストーリー展開の数々を生み出してる作品達です。

しかも、なんと僧侶枠のアニメは全作品、
規制版はYouTubeでは公式配信されてます。無料で見れちゃうんです(笑)
巨人族の花嫁の1話は200万再生を超えており、大人気コンテンツです。

僧侶枠は1話5分、へたしたら3分足らずで終わります。
作品によっては全3話~全12話で1時間足らずでサクッと見終わるのも利点であり
短い尺の中で1年間を通して、本来は地上波では出来ないアダルトな作品の
アニメを放送するというのはある意味で挑戦的なことなのかもしれません。

そういった挑戦的な部分は応援しつつ、ネタ枠としても楽しみつつ、
まだ見ぬ名作が生まれることを「僧侶枠」には期待したい所です。

個人的な感想:僧侶枠、ああ、僧侶枠

個人的には「僧侶と交わる色欲の夜に…」「甘い懲罰〜私は看守専用ペット」
「XL上司。」「巨人族の花嫁」あたりがおすすめです。
僧侶枠の傾向が見えやすい4作品だと思います。

下ネタ、性的要素、セクシーシーン、BLなど人によっては
嫌悪しやすい要素が満載の作品達ではあるものの、どれか1つ、
興味が惹かれる作品があったら、ぜひYouTubeにてご覧ください。
もしかしたら、僧侶枠にどっぷりとハマる人もいるかも知れません(笑)

コメント

  1. Nyochio より:

    Youtube見てます!(8.17万人の1人です)
    ブログこちらだったんですね。

    読者登録しました。

  2. 鼈敲野郎 より:

    overflowくんはいずこに…
    お疲れ様です。