オタクが選ぶ!?日本のアニメの歴史を変えたスゴいアニメ14

コラム&お知らせ

春一番が吹き荒れる中、なんだか少し汗ばむ気温になってきた今日このごろ。
皆様いかがお過ごしでしょうか。どうも、笠希々です。
今回はとあるテレビ番組の内容が色々な意味で話題になってたので、
私なりに噛み付いてみようとおもい記事にした次第です(笑)

いつも通り長い記事になりますので、お時間のあるときにお読みください。

事の発端

4月13日、テレビ朝日の「林修の今でしょ!講座」という
番組の中でアニメ特集が行われ、
「プロが選ぶ!日本のアニメの歴史を変えたスゴいアニメ 14」という
特集が放送されてました。

私は普段、あまりテレビ番組を見ないので
「え?林修ってまだ今でしょとか言ってるのか…」とやや驚愕しつつも、
内容の方は興味深いものでした。

一応「プロ」が厳選した作品でピックアップされた作品の
技術的にスゴイところなどが放送され、
そこの部分だけ見れば面白い内容だったと思います。
例えば進撃の巨人のアクションシーンだったり、
呪術廻戦のカメラワーク、風立ちぬの音の正体などが放送されました。

しかしながら、なぜか中途半端に14作品選ばれる中で
「えんとつ町のプペル」があったこともあり、批判が集中しました。
確かにえんとつ町のプペルのCGはスゴイのですが、
「アニメの歴史を変えた」という題名に沿っている作品なのか?と
言われるとかなり疑問です。

そもそも呪術廻戦も先日1期の放映が終わったばかり。
「アニメの歴史を変えた」と感じるほど後の作品に影響が出るのは
少なくとも秋アニメ以降でしょう。
その他にも何故か背景で「GREAT PRETENDER」が選ばれていたりと、
作品の内容の是非を問わず、違和感のある選出でした。

そういったこともありTwitterでは
「#日本のアニメの歴史を変えたスゴいアニメ」というハッシュタグで
いろいろな作品を皆さんツイートしていました。

歴史を変えたという定義


画像引用元:©手塚プロダクション

そもそも「歴史を変えた」という言葉をまず定義しなければなりません。
NHKで昔「その時歴史が動いた」という番組がありましたが、
本来であれば歴史とはタイムマシンでも使わない限り不変であり
確定された事実であるため、変わったり動いたりはしないものです。

そんな頭の固い考えはとりあえず置いておくとして。
とりあえずGoogleさんで調べてみると
「日本の歴史を変えた偉人」の一位に坂本龍馬が選ばれていました。
彼がいなければ明治維新は成立しなかったなどの理由のようです。

これをアニメに置き換えるなら、
例えば「鉄腕アトム」がなければ今の日本のアニメはなかった。
鉄腕アトムは間違いなくアニメの歴史を変えた、動かした作品と言えます。

もっとわかりやすく言うならば、その作品が生まれたことにより
後のアニメ作品に何らかの強い影響を与えた作品というのが
「歴史を変えた」作品といえるかもしれません。

ただ鉄腕アトムクラスになると、そもそもの歴史があまり無い状態で
生まれた作品であることもあり、変えた、動いたという表現ではなく
「歴史を作った」という表現のほうがハマるような気がします。

「元祖」「創始者」であり変革ではない。
「マジンガーZ」などもロボットアニメの歴史を変えたというよりは
作ったという言葉のほうが合う気がします。

そんな感覚で「歴史が変えた」という言葉を定義づけることにします。
ようやく本題に入れます(笑)

夜明け前より瑠璃色な


画像引用元:(C)AUGUST/月文化交流会

定義が決まった後、最初にふっと浮かんだのがこの作品でした。

「夜明け前より瑠璃色な」です。
アニメ自体は今から15年前の作品ですが、この作品の内容や
タイトルよりもこの画像を見たほうがおそらくわかりやすいでしょう。

そう、キャベツです(笑)
どう見てもキャベツには見えない黄緑色のゴムボールのようなキャベツ。
いわゆる「作画崩壊」のせいでこうなってしまったのですが、
このシーンの印象は強烈に残ったのは視聴者だけではなかったようです。

この作品以降、アニメにおける「キャベツ」の作画は
絶対に崩壊してはならないものになっています。なぜか。

「夜明け前より瑠璃色な」作品以降、アニメにおける
キャベツ作画の歴史を変えたと言っても過言ではありません(笑)
キャベツという素材が料理をする場面で出てきやすいというのもありますが
アニメにキャベツが出るたびにアニメ業界関係者の襟が正される。
そんな強い影響を残した作品とも言えます。

宇宙戦艦ヤマト

今でこそ大人もアニメを見るということを公言しても
「ヲタク」と叩かれることは少なくなりましたが、
そもそものアニメは子供が見るものでした。

1960年代~70年代は世界名作劇場や
虫プロ制作のアニメが多く放映され、
鉄腕アトムは毎週1話30分という今のアニメのスタイルそのものを
定着させています。

キャラクターグッズを作り、それを子供に売る。
そういったビジネススタイルも生まれており、
いわゆる「子供向けアニメ」が多く作られていました。

そんな概念を変えた作品は「宇宙戦艦ヤマト」でしょう。
12歳以下の子供がターゲットだったアニメ、
それがより上の13歳~30歳くらいまでの青年層を意識した作品です。

リアルな戦争の描写、人間ドラマ、細かいSFの設定。
「アニメ」は「子供向け」という概念が変わった作品です。
この作品がヒットしたからこそ「機動戦士ガンダム」や
「超時空要塞マクロス」なども生まれました。

アニメは娯楽であり芸術であり、ビジネスです。
ある程度以上ヒットした作品はその作品に続けと言わんばかりに
似たような作品や明らかに影響の受けた作品も生まれます。
宇宙戦艦ヤマトがヒットし、映画もヒットしたからこそ
「アニメ映画」も多く作られるようになりました。

機動戦士ガンダム・超時空要塞マクロス


画像引用元:(C)創通・サンライズ

やはり外せないのは「機動戦士ガンダム」と「超時空要塞マクロス」の
2作品でしょう。もう1つ「伝説巨神イデオン」もありますが、
「機動戦士ガンダム」のあとに作られたということを鑑みて、
「伝説巨神イデオン」は外しました。

両作品とも未だにシリーズが続いており、
後のロボットアニメに与えた影響は測りしれません。

「機動戦士ガンダム」はガンプラというおもちゃが生まれ、
戦争であり、政治であり、人間ドラマであり、主人公は民間人の少年。
そんな少年がモビルスーツという「兵器」に乗って戦う。
ロボットに乗ってるのに必殺技を叫んだりもしません(笑)
大人向けのロボットアニメという概念と後の影響はとても大きいものです。

「超時空要塞マクロス」は後に残した2つの影響があります。
この作品も機動戦士ガンダムと同じく宇宙戦艦ヤマトの影響を受け、
更に機動戦士ガンダムの影響も受けています。

そんな中でもこの作品独自なものといえるのが「変形機構」です。
「バルキリー」と呼ばれる戦闘機からロボットへの変形機構、
板野サーカスと呼ばれる戦闘機とミサイルの戦闘シーンは
強烈なインパクトを残しました。

更に「アイドル」要素。
「リン・ミンメイ」というヒロインがアイドル歌手になっていくという
シンデレラストーリーも同時に描かれ、
声優が「歌う」という要素を強く印象づけました。

こういった意味でもこの2作品は外せないでしょう。

AKIRA


画像引用元:©1988マッシュルーム/アキラ製作委員会

ロボットでもなく宇宙戦艦で飛び立つわけでもない。
そんなSFアニメである「AKIRA」
10億円という予算で作られた異例なアニメ映画であり、
その予算に恥じぬ圧倒的なアニメーションとしての見応えは
凄まじいものがあります。

総セル画枚数約15万枚、プレスコ方式、大胆なカメラワーク、
当時としては稀な3DCGアニメーションの一部採用など、
予算面でも技術面でも革新的なことをしており、
金田バイクのシーンは数多くパロディされるほどの印象を残しています。

日本を舞台にした近未来アニメという舞台設定は
後に「機動警察パトレイバー」「攻殻機動隊」などが生まれています。
設定もアニメーションとしても革新的だった作品と言えます。

うる星やつら


画像引用元:(C)高橋留美子/小学館

年代を追っていくと、その後にはキャプテン翼、北斗の拳、
風の谷のナウシカ、タッチなど有名作品が続々と生まれます。
ただこれらの作品が「歴史を変えた」か?と言われると
やや疑問が残ります。

同じ年代だと「ドラゴンボール」も超人気作品です。
放送当時の引き伸ばしは子供ながらにかったるかったのを
よく覚えていますが、戦闘シーンの作画は今見ても遜色がなく
素晴らしいものです。

ただ「ドラゴンボール」は原作の漫画は色々な漫画家に
影響を与えた作品と言えますが、
アニメがそうだったか?技術的な部分や要素で新しいものはあったか?と
考えると難しいところです。

そうなると同じく同年代に放映された「うる星やつら」は
「ラブコメアニメ」というジャンルを確立しました。
それまで青春+恋愛+ギャグなアニメも多くあり、
原作が同作者の「タッチ」などもラブコメとして扱われる事もありますが、
どちらかといえば青春恋愛アニメというジャンルに入ります。

原作とは脇役に過ぎなかった「メガネ」を、
アニメオリジナルのキャラクターとして存在感を出したり、
キャラの印象もやや原作とは違います。
「ラム」のキャラクターとしての魅力やラブコメにおける設定など
この作品が後のラブコメ作品に与えた影響は計り知れません。

美少女戦士セーラームーン


画像引用元:©武内直子・PNP・東映アニメーション

女の子が主人公で戦うアニメだとキューティーハニーや
リボンの騎士などが元祖かもしれません。
そんな元祖がある中で「セーラームーン」は
当時流行っていた戦隊モノと魔法少女モノをかけ合わせた作品です。

原作はアニメ以上にシリアスですが、アニメはコメディなシーンも多く、
多くの子供と大人を男女問わず虜にした作品でした。
ライトなギャグ的な作風から終盤はシリアスなストーリーになり、
ある意味で全国の小さなお友達にも大きなお友だちにも
トラウマ級の衝撃を与えました。

シリーズディレクターを担当した幾原邦彦監督は、
この作品の後により自身の世界観と演出センスを極めた
「少女革命ウテナ」を作り上げています。
またエヴァンゲリオンの監督の庵野監督も制作に関わっており、
セーラームーンがなければウテナもエヴァも今のようには
なっていなかったかもしれません。

セーラームーンがヒットしたからこそ今現在も続く「プリキュア」などの
シリーズにもつながっており、女児向けアニメに対し
強い影響を残した作品と言えるでしょう。

天空の城ラピュタ


画像引用元:© 1986 Studio Ghibli

アニメの歴史を語る上でジブリを外す人は居ないはず。
長い間、「アニメ映画」といえばジブリでした。
私も時折、TVアニメのレビューで「ジブリっぽい」と
表現することがあります。
そんなジブリらしさを1番感じる作品はどれなのか。

非常に悩みました。スタジオジブリが作られる前の
「風の谷のナウシカ」はジブリの始まりと言える作品です、
「となりのトトロ」は何度見ても面白い作品です。

しかし、1番ジブリらしいといえるのは
やはり「天空の城ラピュタ」ではないでしょうか。
綿密に描かれた背景、キャラクターのコミカルで大胆な動き、
ワクワクしてドキドキできるストーリー、
名シーンや名言の数々は1度見れば忘れられません。

ロボットも出てくれば飛行船も出てきて可愛い女の子も出てくる。
「宮崎駿」さんが好きなものが詰め込まれた作品は
多くの人の心を奪いました。

創作物において「女の子が空か降ってくる」シーンを何度見た事か(笑)
ジブリがアニメ作品に与えた影響は枚挙にいとまがなく、
作画や設定、ストーリーまで多くの作品にジブリの影がこっそりと
見え隠れしています。

新世紀エヴァンゲリオン


画像引用元:©カラー/EVA製作委員会

アニメのジャンルに於いて「セカイ系」という言葉が生まれたのは
「新世紀エヴァンゲリオン」がきっかけでした。
ロボットアニメの印象を大きく変えたとも言われる作品であり、
バブルが崩壊したあの時代の「陰鬱さ」を象徴してるといっても
過言ではありません。

謎が謎を呼ぶ世界、魅力的なキャラクター、
思春期の少年少女の葛藤、独特な演出の数々、
最終話の訳の分からなさを含め後の作品に多くの影響を与えました。

もう明らかに「エヴァ」をパクったといえる作品も
私が知ってる限り3作品はあり、影響を受けた作品をあげると
キリがありません。
エヴァ以降の00年代前半は陰鬱とした雰囲気の作品も多く、
難解な作品も増えました。

ポストエヴァンゲリオン症候群なんて言葉もあったくらいです。
それほどエヴァの影響は大きかった。

涼宮ハルヒの憂鬱


画像引用元:(c)2006 谷川 流・いとうのいぢ/
SOS団 (c)2007,2008,2009 谷川 流・いとうのいぢ/SOS団

エヴァのヒットもありTVアニメにより
多くのお金が流れるようになりました。
いわゆる「製作委員会方式」が1997年頃から増え始めます。
TVアニメの作品数自体も増え、
00年代前半の深夜アニメが始まります。

ただ、この頃の作品が「歴史を変えた」といえる作品があるかというと
やや疑問です。蒼穹のファフナー、ガングレイヴ 、宇宙のステルヴィアなど
いろいろな作品があるものの過去作品の影響を受けた作品であり、
「歴史を変えた」という程のインパクトはなかった用に思えます。

しかし、00年代後半に入ると強烈な印象を残す作品が出てきます。
「涼宮ハルヒの憂鬱」です。
この作品をキッカケにラノベアニメブームも始まり、
「声優」がアーティストデビューするのも一気に増えました。

声優のアイドル化はそれ以前にもありましたが、
「平野綾」さんをきっかけに多くの声優がアーティストデビューし、
いわゆる「アイドル声優」というものが多く生まれるきっかけになりました
またこの作品をきっかけに「オタク」の数も増えた印象です。

インターネットがより多くの人に普及し、
ニコニコ動画なども出てきました。
涼宮ハルヒの憂鬱のOPのダンスを踊る人、
いわゆる「踊ってみた」などの動画も多く投稿され、
そういったSNSやインターネットを通じたヒットが涼宮ハルヒの憂鬱から
多く生まれた印象です。

内容だけではなく、文化的な部分でも影響があったのが
「涼宮ハルヒの憂鬱」ではないかと思っています。
この作品をキッカケに「けいおん!」などの
日常部活アニメブームにも繋がりました。

THE IDOLM@STER・うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%


画像引用元:©BNEI/PROJECT iM@S

もとを正せば「マクロス」あたりが元祖になるアイドルアニメ。
しかし、今現在放映されている「アイドルアニメ」とは
少し方向性が違います。
当時はソロ、もしくはデュオのアイドルが多く存在しましたが
今ではソロのアイドルはレアケースです。

現代は「グループアイドル」の時代であり、
アニメのアイドルも個の時代ではなくなりました。
そんな今も続くグループアイドルアニメに影響を与えた作品が
2つあります。

1つは「THE IDOLM@STER」
2011に本作品が放送され、2014年には映画にもなりました。
「グループアイドル」を描くテンプレート、
いわば王道的アイドルアニメが今作で形作られました。
今見ても手書きで描かれているライブシーンは本当に素晴らしく、
ライブにむけて積み重なるキャラ描写とストーリーは秀逸です。

本作品の後に実際のアイドルであるAKB48がなぜか
SFアニメとしてアニメ化されたり、ラブライブが放送されたりと
アイドルアニメブームが生まれました。

そしてもう1つは「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%」
男性アイドルを扱った本作品は1度見たら忘れられない
強烈なインパクトのある作品です。
そもそもタイトルの時点でインパクトがすごすぎます(笑)

この作品がヒットしたおかげで今も多くの男性アイドルアニメがあり、
同時にいわゆる「女性向け」のアニメ作品も
この作品の後から一気に増え始めました。

この2作品はアイドルアニメとしての影響、
そしてうたプリは「女性向け」作品の増加という影響を
アニメの歴史に与えたと言っても過言ではありません。
それまでアイドルアニメ自体がそこまで無かったのにも関わらず、
2作品とも2011年夏アニメというのは不思議な偶然です。

蒼き鋼のアルペジオ


画像引用元:©Ark Performance/少年画報社・アルペジオパートナーズ

「CG」での表現は未だに嫌いな人も多く居ます。
CGでのアニメーションに関して言えば海外アニメのほうが強く、
特に海外は「ピクサー」や「ディズニー」などの多くが
CGアニメを制作しています。

CGアニメ=海外のイメージが強く、
ゾイドなどの機械生命体をCGで描いたりと部分的に
ロボットや機械の表現として使われることが多く、
20年以上前は手書きの作画と違いCG感が強かったこともあり、
人物との作画の違和感、機械と人との描き分けとしてCGが使われてました

そんな中で生まれたのが「APPLE SEED」でした。
攻殻機動隊の士郎正宗氏原作の作品をフルCGでアニメ化した
作品であり、2004年に公開されました。
いわゆるセルルック風のアニメ調を目指しつつ
CGアニメらしさのある作品でした。

そんなセルルックCGが出てきても、
なかなかTVアニメでフルCGアニメは生まれませんでした。
「CG」を制作する機材の値段などもあり、ハードルが高かったという
部分もあったのかもしれません。

そして時は流れて2013年に「蒼き鋼のアルペジオ」が放映されます。
この作品はTVアニメでありながらフルCGの作品であり、
1話の段階では違和感はあったものの2話以降からそんな
違和感も消えるほど「女性キャラクター」の可愛らしさを感じられます。

ロボットや戦艦の硬い「かっこよさ」ではなく、
女性キャラクターの柔らかい「可愛らしさ」をCGで表現する。
CGは軽く、固く、早いものを表現するのは得意ですが、
逆に重く、柔らかく、遅いものを表現するのには向いていませんでした。
そんなCGが「柔らかい可愛らしいもの」を表現するのは衝撃的でした。

この作品あたりからフルCGのアニメ作品も増えだし、
劇場アニメでは「楽園追放」、TVアニメでは「宝石の国」「シドニアの騎士」など
フルCGアニメが増えるキッカケにもなり、技術的にも今は
本当に素晴らしいものになっています。

あえて蒼き鋼のアルペジオを選んだものの、
どちらかというと制作会社であるサンジゲンさんと
オレンジさんの功績が大きいような気もしますが、
ターニングポイントという意味で蒼き鋼のアルペジオを選びました

君の名は


画像引用元:(C)2016「君の名は。」製作委員会

ここ数年で間違いなくいろいろな作品に影響を与えたのは
「君の名は」でしょう。
ジブリでも、ドラえもんでも、クレヨンしんちゃんでも、コナンでも、
深夜アニメの映画化でもない。そんな劇場オリジナルアニメが
ヒットしたことは衝撃的でした。

この作品以降、「青春SF」な劇場アニメが大量に量産されました。
8割型微妙な作品ばかりですが、共通項として
「背景の異常な描き込み」があります。

新海誠監督作品はどれも背景の描写がとんでもない事で有名です。
そんな彼の作風を形だけ真似するために背景を同じレベルで
描き込んでる作品がかなり増えました。
ここ数年で背景の作画のレベルは劇場アニメにおいて
異様なまでに向上しました。

第二の君の名はを狙って似たような作品が多く生まれ、爆死していく。
それがいい影響なのか悪い影響なのかはわかりませんが、
「君の名は」がヒットしたことで「劇場アニメ」に対する
予算が増え、多くの劇場アニメ作品が生まれたのは間違いありません。

まとめ:14選が難しい


画像引用元:

今回はテレビの企画のオマージュとして「14作品」選びましたが、
非常に悩ましい14選でした。そもそも14という数字の中途半端さの
時点でなにかお金や政治的な匂いがするのですが、
結果的にうまく14作品選ぶことが出来ました(笑)

細かく言えばもっと多くの作品が出てきます。
3話切り、魔法少女という概念を覆した「魔法少女まどかマギカ」や
興行収入300億円突破という「鬼滅の刃」もアニメの歴史に
間違いなく影響はありましたが、14作品という選択の中に
入れるのとは少し違う気もしました。

その作品独特のもので後のアニメへの影響を与えたとは言えないという
作品も多く、やばいパロディやネタの多かった「銀魂」など
独自性が強すぎて逆に後の作品での影響を感じない作品などもありました。
唯我独尊といえばいいのでしょうか。

そういった意味では「SchoolDayz」や「ヨスガノソラ」あたりも
独自性が強すぎて選べませんでした(笑)
地上波でやってはいけないボーダーラインを生み出したという意味では
かなり影響はあったとは思います、アニメではおなじみの「謎の光」な
GIRLSブラボーもアニメの歴史を変えた作品として上げたかった所です。

おそらく記事を読んでくださった人の中には
「あの作品が入ってないじゃないか!」とご立腹なさる方も
いるかもしれませんが、14選というのは意外と難しいので、
ぜひ皆さんも挑戦してみてください。

個人的にはなぜ14作品だったのか、
ぜひテレビ朝日さんに聞いてみたいところです。

余談:プペルはない

自分で14作品選んだ後に改めてテレビ朝日の14作品を見てみると
意味不明な作品が多いですね(笑)
スポンサーや権利的な問題、いわゆる大人の事情がすごく絡んだ
14作品だなーというのが見て取れます。

最後に一言

すくなくともプペルはない。

長い記事、お付き合いありがとうございました。

「」おもしろい?つまらない?

この作品をどう思いましたか?あなたのご感想をお聞かせください

  1. きくち より:

    読ませていただきました。
    個人的にはポケモンも挙げたいですね。例のポケモンショックは間違いなく日本のアニメ史におけるターニングポイントになったと思います。
    事件自体はあってはならない事ですけども、あの事件があったからこそ所謂パカパカに頼る事(当時の作品には動画の枚数を誤魔化すために派手なパカパカ演出を多用するものも散見された)が出来なくなり、結果的には技術や演出力の向上に繋がったのではないかと思います。
    決して良いニュースではないので番組やこういうブログで取り上げるのには適さないとは思いますが…

    3.0 rating

  2. 特匿名 より:

    オタク差が伝わってきました。

    5.0 rating