かのこん

かのこん感想

評価/★☆☆☆☆(17点)

かのこん感想

制作/XEBEC
監督/大槻敦史
声優/能登麻美子,川澄綾子,竹内美優,斎藤千和ほか
全12話


あらすじ

田舎から都会の薫風高校に転校した小山田耕太は転校初日に学校一の美少女と噂される源ちずるに呼び出され、そこで熱い告白を受けると同時に彼女が妖狐であるという秘密を知ってしまう。その日から、妖怪と人間の熱いお付き合いが始まっていく。

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キャラクターの使い方を覚えよう

原作はライトノベルな本作品、放送当時は無料配信から有料配信にいきなり変わったり
色々と問題のあった作品です(有料になったのは子どもに見せないため)
当サイトでも開設当初にレビューしたのですが、再レビューとなります
基本的なストーリーはラブコメ。
田舎から引っ越してきた童顔主人公に何故かご終身なグラマラスな上級生、
実はその正体は狐だった!という感じ。
ただ、普通のラブコメと違うのは圧倒的なまでのセクシー要素。
シーン&放送局によっては規制も入ったり湯気で隠れたりとまぁ大変だったご様子ですが、
私はDVDで閲覧のため無修正、かなり書きこまれており単純にいえばエロい(苦笑)
肌の質感や体のライン、太ももの感じなどは非常に艶やかに細やかに描かれており
男性的には嬉しい感じですが、女性的にはいやらしいだけにしかならないかもしれない。
ただ、基本的にはラブコメ。
主人公一人に対し巨乳狐と貧乳狼の二匹が迫ってくるパターンで、
毎回多種多様な性的シーンの数々を描き、寸止めで終わる。という感じ。
裸は当たり前、ローションプレイや尾てい骨攻め、お風呂、スパンキング、パフパフetc
十人十エロのごとく、様々な要素が盛り込まれている。
ストーリーを楽しむ、というよりもシュチエーションを楽しむという感じの作品だろう。
また主要な声優さんは能登麻美子さんと川澄綾子、狼娘はあまり聞きなれない声優さんでしたが
演技には遠慮なくやられており、声優さんのファンなら嬉しい限りだ(笑)
しかしながら、決してストーリー的には褒める部分はない。
基本的に「毎回どうやってエロシュチエーションを盛り込むか!?」というのが芯となっており、
恋愛描写や心理描写、人間関係などによる話の面白さは物足りないと言えるだろう。
また、キツネや狼などの妖が出てる作品であるためか戦闘描写も盛り込まれている。
これは必要なのか?と考えると、別にいらないんじゃないのか?という結論に足るのが
本作品の悲しい性とも言えるかもしれない。
その証拠にシリアス要素や戦闘描写が増える10話のストーリーは
アクションシーンの迫力分速も重なりはっきりいって全然面白くない。
戦闘描写を入れずに、シンプルにエロハーレムを突き進み1クールで完結する恋愛なら
もう少し評価を高くできたのだが、完結しているとは言えない状態で
伏線を張ってた妹キャラも結局はきちんと絡まない。
同じような作品として「れでぃばと」があるが、
あちらは恋愛描写や人物描写がしっかりとしており、それを前提にセクシーシーンは楽しめた
しかし、かのこんは主人公とヒロインたちの関係性もある程度完成されており、
恋愛描写や関係性の変化を楽しむことはきつく、作品自体の面白さが不足してしまう。
ある種、最初の段階でこの作品の広げられる限界が決まってしまった。
もう少しバトル要素に面白みや、心理描写や人間関係に深みがあれば
作品自体のおもしろさがエロ意外でも出てくるだろうが
これではエロすらも評価の対象にするのが難しいところだ。
せめてラブコメ要素くらいはしっかりと出来なかったんだろうか?
また個人的にだが、あの貧乏姉妹のキャラクターは本当に必要だったのだろうか?
後半でようやく本筋に少しだけ絡んできたが、居なくてもあの妹だけでも
ストーリー的には進行できたはずだ。
本作品は基本的にキャラクターの使い方が悪いのかもしれない、
あの委員長キャラもうまく使えば面白くなるキャラだろうし、
貧乏姉妹も主人公ともっと絡めればストーリーに広がりが生まれそうだ
だが、根本にある主人公の魅力が一切わからない。
確かにショタ萌えな方には歓喜なキャラクターなのだろうが、
二人の妖怪にモテモテな理由がいまいち掴みきれず、ただの道化に見えた。
私が脚本するなら、この作品は寸止めでなくやっちまう(笑)
狐や狼という設定があるんだから、可愛い狐と主人公を示す動物か何かに置き換えて
じゃれあう様子で直接的な描写を濁し、
「交尾中♪」とかテロップでいれたほうがストーリー的には盛り上がる。
結局、完成されている人間関係と寸止めという前提が作品の自由を奪ってしまっている。
原作はまだ続いており、2期があるかどうかはわかりかねるが、キツイ作品だ。
せっかく川澄綾子さんが頑張ってるのに・・・ファンとしてはかなり限りです。
ちなみに今から見る人はDVDなどだとは思いますが、
特典映像はもの凄いことになってます(苦笑)

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