ICE

☆☆☆☆☆(0点)


ICE<劇場版> [DVD]” style=”border: none;” width=”200″ align=”left” height=”230″ /></a><br />
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<div style=制作/P・P・M
監督/小林誠
声優/皆川純子,石田彰,間宮くるみほか


あらすじ
近未来、全ての男性が死に絶え、わずか2万の女性が新宿に遺された世界。ゆっくりと、しかし確実に滅び行く世界において、女性のみで生殖を可能とする技術「ICE」をめぐり、少女達が闘いを繰り広げる。




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小学生の発表会じゃないんだぞ!!


本作品は秋元康×小林誠のコラボ作品
当時はブレイク前だったAKB48が声優をしており、
OVAののち一夜限りの劇場版にもなった

いきなりヒモTバック下着を履いた女性の寝起きシーンから始まり、
そこにAKB48の曲が流れる。
更にあらすじと世界観設定の説明のためにナレーションが入るのだが、
AKB48が声優をやっており「鼻声」な詰まった声で、
小学生が文章をただ読んでいるだけのような演技とも言えない演技

これがナレーションだけならまだいいが、キャラクターにもAKB48を起用している
ぎりぎり聞いていて不快じゃないレベルの演技をしている人もいるが、
ほとんどが「聞くに堪えない」レベルの演技で、
そんなキャラクターがメイン(苦笑)
石田彰、折笠富美子などのベテランが出ているだけに余計に素人演技が目立つ

キャラクターの外見と声があっているならまだ許せる、
だが明らかに「お前そんな声じゃないだろう」ってキャラクターの声で
合っている合っていないというレベルじゃない。
AKB48の中であみだくじで誰がどのキャラをやるか決めたのだろうか?というレベルだ

彼女たちが喋る度に「イライラ」が募る。
ムダに長いセリフが多いため、余計にフラストレーションがたまり
キャラクターが喋る度にキャラクターを殴るたくなる衝動に駆られるが、
最終的には聞いているだけで笑えてくるほどの演技だ。
恐らくこのアニメはシュールギャグアニメなのだろうという
考えにならなければ、この作品を1話以上見ることは苦痛だ

更に作画のレベルもびっくりするほど低い。
濃い色合いのキャラクターデザインは「古臭い」印象で、
とてもじゃないが2007年に作られた作品といえるレベルじゃない
90年台の作品と言われれば納得できるが、2007年にこんな作品があることが驚きだ

その作画レベルの割りには残虐描写が多い。
敵の光線が当たると破裂、腕が落ちる、敵の攻撃が突き刺さり血が吹き出す
赤ん坊を殺すなど、作画のレベルが低いことが残虐描写を変に残酷に見せており
その残虐描写の必要性をいまいち感じない。

更にエロ描写。
OVAだから許されるのかもしれないが、妙なエロ描写が多く
乳首などの描写もあるが、かなり違和感がある
エロ目的で見る人も「?」となってしまうシーンだろう

ストーリー的にはSF.
男性が謎の病気(ウィルス?)で死に、女性だけの世界になった。
そんな世界の中で新宿で女性たちは独自の世界を気づき生きていた
そんな中、バイオテロが起こり処理するものたちがいた
しかし、そのバイオテロは実は男性を生むためのもので・・・という感じだろうか

ただ声優の演技も相まってストーリーはいまいち頭に入らない。
人物の描写もかなり甘く、ストーリーのテンポも悪い。
流れでストーリーを理解することは出来るんだが、何がしたいのかよくわからない。

女性だけの世界で「百合」な恋愛も展開したかったのかもしれないが、
人物描写が甘すぎるため「あれ・・・いつ恋愛な感じになってた?」と
ちょっとついていけない。
SFの描写も「設定の甘さ」が随所に感じられ、
かなり強引にストーリー展開してしまった印象が拭えなかった

全体的に見て何がしたかったのだろうか。
女性だけの世界で百合なストーリーならば人物描写が甘く心理描写も唐突、
SFな世界を描きたいにしても人物描写の甘さやストーリーのテンポの悪さ、
設定の説明不足も相まって意味不明なシーンも多い。

見所・・・というのが本当に無い。
ロボットデザインを褒めている感想も見受けられたが、
私個人としては人物の作画との違和感があり、デザイン自体も普通だった印象だ

AKB48が絡まなかったらもっとましな作品になったのだろうか?
いや、それを除いてもストーリーや作画の酷さは看過できるものではなく、
逆にAKB48が演じているからこそ「独特な世界観」が生まれていた・・
というのは言いすぎかもしれないが、プロの声優さんだらけでも
この作品を「面白い」と感じることはなかっただろう。