ひだまりスケッチ×ハニカム

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評価/★★★★★(85点)


ひだまりスケッチ×ハニカム 6(完全生産限定版) [Blu-ray]

制作/シャフト
監督/新房昭之
声優/阿澄佳奈,水橋かおり,後藤邑子ほか


あらすじ
憧れの私立やまぶき高校美術科に入学したゆの。
親元を離れ、学校のまん前にある小さなアパート『ひだまり荘』で一人暮らしをはじめたゆのは、そこで同級生の宮子、先輩の沙英とヒロの三人に出会う。
美術家の変わり者が集う事で有名なひだまり荘では、毎日がてんやわんやな出来事ばかり。




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あ・・・あ・・・ひだまりスケッチ終わってしまう・・・


本作品はひだまりスケッチの4期目。
原作は漫画作品。

本作品のレビューを前に書きたい事がある。
作品そのものの評価に関係ないことではあるが、
この作品で「ヒロさん」を演じている後藤邑子さんが
ひだまりスケッチ4期決定のあとに入院された。
一時期は降板で別の人が代役という噂もあった。

しかし、後藤邑子さんはマネージャーが二人がかりに運ばれ
きちんと「ヒロさん」を演じています。
1話は声に張りがない感じは出てしまっているものの
プロとしてきちんとキャラクターを演じ、
「ヒロさんは後藤邑子さんじゃなければダメだ!」というファンの声に答えてくれた
後藤邑子さんに素直に感嘆致しました。
↓詳細は後藤邑子さんのブログから。
http://ameblo.jp/goto-yuko/entry-11371554451.html

4期ということで全体的に「洗練」されているのを感じた。
ストーリー的にも1つ1つの話の「笑い」のレベルも上がっており
毎回思わず笑ってしまうネタがふんだんに織り込まれているのは印象的だ
今までのひだまりスケッチでも確かにクスッと来る部分はあったが、
4期では思わず声を上げて笑ってしまうネタも多い。

これはこれまで築き上げてきたキャラクターの描写の積み重ねによる
感情移入の強さもあるだろう。
最初のアニメが放映された2007年から5年という月日が立ち、
4回もアニメ化された本作品の愛すべきキャラクターたちは、
より見ている側の感情移入を強め、一緒に笑い一緒に泣く。
そんな同調感の強さをひしひしと感じることができる。

本当に会話が自然なのだ。
特になんてことない日常の何気ない会話が、まるでそこにキャラクターが生きている如く
活き活きと自然にそのキャラクターらしい言葉選びで会話をしている。
その会話が心地よく、ひしひしと面白いと思える

更に4期からはそれまであった「時系列のシャッフル」がなくなった。
ゆのが2年制の夏休みから物語が始まり、翌年の1月1日まで描いている。
時系列シャッフルがなくなったことでストレートに彼女たちの日常に浸ることができ
より一層「ひだまりスケッチ」の世界観に入り込むことができる。

同時に、時系列のシャッフルがなくなったことで
確実に「時間の経過」を感じることができる演出になっている。
そう、もうすぐ3年制が卒業を迎える。
卒業までの時間を毎話、しっかりと感じてしまい寂しさを感じてしまう。

特にそれを感じてしまうのは「6話」だろう。
3年制であるヒロと沙英が「進路表」の提出を迫られ今後を悩む。
特にヒロは自分の「将来」のイメージがつきにくく、
どうしても「やまぶき高校」に居る自分をイメージしてしまう。

そんなヒロに対し、吉野屋先生が先生らしい一言を言う。
彼女の言葉の1つ1つは、それまでの彼女のキャラクターでは考えられないほど真面目で
でも、彼女だからこそ言える言葉。そんな言葉に思わず涙腺を刺激される。
そんな言葉にヒロは「卒業したくない」と思わずこぼす。
確実にひだまり荘の「別れ」が近づいてきていることを見ている人にも実感してしまう

そして「ヒロ」も「沙英」も決断する。自分の決めた未来に向けて一歩前進する。
「やまぶき高校」で過ごした3年間で彼女たちが成長して、
そんな彼女たちがいなくなってしまうことを実感する後輩たち。
ユノが思わず彼女たちが「あと3ヶ月」でいなくなってしまうと言う事を口にした瞬間、
視聴者にも「あぁ、本当に彼女たちは卒業してしまうんだ」という
ひろと沙英が「ひだまり荘」からいなくなってしまう喪失感を
物語の登場人物と同様に寂しく感じてしまう。

作品そのものが終わるかどうかは分からないが、
喪失感にも似た寂しさをまだ終わっても居ないのに感じてしまうのは
この作品がそれだけ「素敵」な作品だということだろう。
ずっと「サザエさん」のように続くかと思っていた作品だが、
1期から確実に時間は流れており、4期でその時間の流れを強く実感させる。
4期まで続いた作品だからこそできる味な時間の演出だ。

全体的にみて本当に洗練された4期だった。
キャラクターの描写、ストーリー展開、演出、音楽。
全てがこれまでのひだまりスケッチの集大成ともいうべき作品になっており、
完成度の高さを感じると同時に物語が終わってしまう、
ヒロと沙英がいなくなってしまう喪失感を同時に感じてしまう作品になっていた。

彼女たちの日常のほんわかした部分や何気ない部分、思わず笑ってしまう部分、
日常アニメの良さがコレまで以上にぎっしりと詰まっている。
本当に「ひだまりスケッチ」という作品は面白いと素直に感じることができる4期だ。

そして 先日、 沙英ヒロ卒業編の制作決定された。
本当に彼女たちはいなくなってしまう・・・。
これだけキャラクターの卒業に寂しさを感じてしまう作品はめったにない。

この「ひだまりスケッチ」という作品を見たことがない方はぜひ1期から。
もう見たよ!という人はもう1度、1期から4期まで見なおして
沙英ヒロ卒業編に備えよう。
彼女たちの卒業には心の準備が必要だ・・・(苦笑)
沙英ヒロ卒業編、期待してます。

コメント

  1. わお より:

    SECRET: 0
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    3期迄の積み重ねがあって4期が一番高評価になる訳ですね。
    流石に飽きてきたという人との分かれ目は何処にあるんでしょうか?

  2. ひろリン より:

    SECRET: 0
    PASS: e25d3e02b559e51c66e14cdf539bd496
    いつも楽しく読ませて頂いています
    ひだまりはいままでは笑顔 笑顔で最終回を見終わって、次回作の発表を疑わずに楽しみにしていましたが終わりの予感が・・・
    サザエさんやちびまる子ちゃんみたいに永遠にループしてくれる事を願っていましたが残念ながらひだまりの過ぎ行く時間は戻らないようです
    涙 涙です
    僕は日常系のアニメが大好きですが、ひだまり以上の作品は僕にとってはないので残念です
    ゆのの卒業まで描いたとしても、ヒロ さえが卒業すると言う事はひだまりのなかでは大きな出来事です
    個人的には卒業編のあとに特別編なりOVAなりでさえヒロの入学からゆのたちとの出会い直前までを描いた作品もみてみたいです
    これからも作品の感想楽しみにしています