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薄味リメイク「キャッツ♥アイ」レビュー

キャッツアイ アクションアニメ一覧
画像引用元:画像引用元:©北条司/コアミックス
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評価 ★★☆☆☆(37点) 全12話

『キャッツ♥アイ』|ティザー予告編|北条司の伝説的作品を完全新作アニメ化!2025年秋、怪盗三姉妹があなたの心を盗みに上がります|Disney+ (ディズニープラス)

あらすじ 美人三姉妹の瞳、泪、愛は、ある時は喫茶キャッツアイのオーナー、ある時は怪盗キャッツアイとして、クールに夜を駆け世間を騒がす。 引用- Wikipedia

薄味リメイク

原作は漫画な本作品。
監督は末田宜史 、製作はライデンフィルム

昭和

御存知の通り、この作品の原作は
1981年に始まった漫画であり、昭和の作品だ。
当然TVアニメ化もされており、本作品はリメイクという形になる。

アニメ業界はリメイクアニメブームであり、様々なアニメがリメイクされている。
ただキャッツアイはその中でも少し異例であり、
「ルパン三世」とのコラボアニメが制作されていたり、
シティーハンターの映画にゲスト出演していたりと、
昭和、平成、令和と時代をこえてちょこちょこと出ている。

今作ではキャストも一新されており、昭和のアニメだった
キャッツアイを今、蘇らせて今の人達に見てもらいたいという思いはあるのだろう。
しかし、それなのに「ディズニープラス」限定配信になってしまったおかげで、
ほぼ話題にならずに終わってしまっている。

三姉妹

1話冒頭から華麗な怪盗シーンが描かれている。
とある事情で怪盗をやっている美人三姉妹、
それぞれがそれぞれの得意なことを活かし、お宝を盗み出す。
彼女たちの幼馴染は「警察」をやっており、キャッツアイを追っている。
三姉妹の正体も知らないまま彼はキャッツアイを追い続けている。

一歩間違えば正体がバレてしまうかもしれない。
そんな緊張感の中での「ラッキースケベ」など
昭和的なノリもしっかりと有る作品だ。

シンプルではあるものの、そのシンプルなストーリーと人間関係の
描き方は「キャッツアイ」という作品がなぜ
今も多くの人に支持され、人気な作品だったのかを感じさせてくれる。
序盤できちんと彼女たちがなぜ怪盗をしているのかという
動機も明らかになり、わかりやすいストーリーを見せてくれる。

キャラクターデザインも「北条司」先生の絵を意識したものになっており、
最近の日本のアニメでは見かけないような、きちんと等身が高い
大人なキャラクターデザインはキャッツアイらしさをしっかりと感じさせてくれる。

前作、旧版を見ていると声優の変更や、
現代的なデジタル作画感全開の塗りなど気になる部分はあると思うが、
作画自体は安定している、やたらアップが多くカットも頻繁なのは気になる所だが、
北条司先生のテイストは残しつつもアニメとしては及第点な作画だ。
CG全開だった「ルパン三世VSキャッツ・アイ」よりはマシだ(苦笑)

終盤はやたらカーアクションが多いのは気になり、
CG感全開のカーアクションは違和感が強い。

現代

本作の舞台は昭和ではなく現代になっている。
スマホも当たり前のようにあり、各種技術も進歩している。
だからこそ怪盗としての技も、捜査するがわの技術もかわり、
現代にしたからこその攻防戦が生まれている。

そんな現代を舞台にしつつテンポよく物語が進む。
新キャラがどんどん出てきて、その新キャラを軸に物語を組み立てつつ、
ストーリーを描いている。
中盤までにメインキャラを出し切り、そこからは複雑な人間関係が
より複雑になっていく。

瞳と俊夫の関係性、そんな俊夫の部下の刑事、怪盗のねずみなど、
3姉妹とメインキャラが絡みつつのドタバタコメディと
恋愛混じりの関係性というキャッツアイらしさをしっかりと感じる。

ただ言語化は難しいが、どうにも1話1話がさっくりとしている感じはある。
これは旧版との尺の違いも有るのだろう。
テンポ感が現代的になったがゆえの見やすさは有るものの、
同時にさっくりと軽い感じになっている感は否めない。

終盤

そのテンポの良さ故に1クールの終盤には
父の手がかりが見つかり、父が行方不明になった原因の組織も明らかになる。
終盤はそんな組織に潜入し…という1クールの終盤らしい展開になる。
ただ、1クールで話が完結することはなく、
私たちの戦いはこれからだで終わる。

今のところ、2期の情報はなく、配信が始まったときも
空気だったがゆえに話題にすらならなかった。
リメイクが決定した時以上の盛り上がりが生まれず、
ひっそりと終わってしまった印象だ。

総評:昭和の名作を令和にリメイクする意味

全体的に見て作品自体は悪くなかったものの、
悪くない止まりで印象はかなり薄い作品だ。
昭和のノリはきちんとそのままに現代的な作画とキャラデザ、
そしてストーリーのテンポ感があるものの、
それゆえにさっくりと軽い印象が生まれてしまっている。

1クールという短さも現代的では有る。
だが、本来はここからキャラの魅力や関係性も深まり、
ストーリー的な面白さも強まるはずだ。
1クールという短い尺でさっくりとキャッツアイを描いてしまっており、
一言で言えば薄味になってしまった作品だ。

昭和や平成初期などの古い作品をわざわざ令和にリメイクする。
今、キャッツアイというものを見たことがない、知らない若い人たちに
向けたものであり、古い作画、古い作品だからと見ない人にも
新しい作画でやれば見てくれる人もわずかながらに居るだろう。

ただ、独占配信で配信限定ゆえにその間口も狭くなってしまっており、
SNSを軽く検索しても「旧作のファン」がメインに見ており、
始めてキャッツアイを見たという人はあまり見かけなかった。

そういう意味でも本来は地上波で1期、2期、3期、4期と
しっかりと腰を据えてやるべき作品だっただけに、
ディズニープラスの中だけでやってしまったのは
少しもったいないところだった。

個人的な感想:打ち切り?

旧アニメはアニオリも多く、原作も完結というには
やや中途半端な所で終わっている。
原作通りにやるならば4クールかけて描かれる作品だが、
4クール描いても中途半端感が残るがゆえに
1クールのアニメ化だったのかもしれない。

キャッツアイという多くの人が知る作品を令和に蘇らせる
意義は合ったかと思うが、印象も内容も中途半端で
終わってしまっている作品だったのは残念なところだ

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