賭博黙示録カイジ

賭博黙示録カイジ感想

評価/★★★★☆(68点)

賭博黙示録カイジ感想

制作/マッドハウス
監督/佐藤雄三
声優/萩原聖人,白竜,内田直哉,松本保典ほか
全26話


あらすじ

上京後、自堕落な日々を過ごしていた伊藤開司(カイジ)は、ある日金融業者の遠藤により、かつて自分が保証人になっていた借金を押し付けられ、法外な利息により385万円にまで膨らんでいることを知らされる。遠藤に誘われるままカイジは、負債者に借金一括返済のチャンスを与えるというギャンブル船「エスポワール」(フランス語で「希望」の意味)に乗り込む。

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ザワザワザワザザワワザザワザワザワ

ザワザワと独特の絵柄で一度見たら忘れられない本作品。
特徴的な雰囲気と緊迫したムードは好きな人にはたまらなく、
苦手な人には受け入れ切れないせい会館がある。
本作品は人を選ぶといえるだろう。
基本的なストーリーは多額の借金を背負ってしまった主人公が
裏社会の賭け事で借金を返そうとする。
その賭け事が非常に独特で、よく思いつくなと思えるほど独創的。
序盤のゲームは限定ジャンケン。
グー、チョキ、パーの3種類12枚のカードを一人一人が持ち戦っていく。
ルールは分かりやすく単純。
しかしゲームの本来のルールを裏に取った攻略方法を見つけながら
一人、また一人と抜けていく。
裏切りや友情などの描写がかなりリアルに描かれている。
「え・・・そこでお前裏切るの!?」というような展開が多く、
人を信じやすい?主人公に同情するが、
その状況を裏返すように逆転していく様は素直に面白いと感じた点だ。
この作品の面白さは、その生命を綱渡りしたかのような緊迫感と
先が気になる展開の数々。
人がギリギリの状況でどういう行動を取るかというのを
まるで見てきたかのような真に迫った描写が独特の世界観に引き込まれるポイントだった
しかし、若干間延びしているところが幾つかあった。
結果を先延ばしにしているかのような長い心理描写は、
作品の世界感にのめり込んでいるときには感じないのだが、
冷静になってみると雰囲気にごまかされていた感はあった
ただ、中盤からの展開は逆に緊迫感がありすぎる(苦笑)
高さ8mの場所から鉄骨を渡ったり、焼いた鉄板の上で土下座だったり
最終話に至っては主人公の指4本切断・・・(苦笑)
そういう事を覚悟して見ないと、「う、うわ・・・」となってしまいますw
その手のシーンに耐性があれば平気だとは思いますが・・・
その緊迫感と雰囲気に飲まれると、主人公に対し感情移入してしまい
あっという間に全26話見てしまう。
全体的に素直に面白い。
グロいシーンとキャラクターデザインに慣れさえすれば、
心理描写と緊迫感にまみれた世界観にぐいっ!と引き込まれます。
しかし、話が上記のように主人公の指があれな状態で終わってしまっていて
今のところ2期の情報はない。
2期があるとしたら期待したいが・・・
ただ、この世界感は他のアニメ作品にはない独創的なものだ。
緊張感を味わいたい方は是非、この「ザワザワ」した作品を味わってください。