こどものじかん 2学期

こどものじかん 2学期感想

評価/★★★★☆(63点)

こどものじかん 2学期感想

制作/ディオメディア
監督/菅沼栄治
声優/間島淳司,喜多村英梨,真堂圭,門脇舞以ほか
全3話


あらすじ

新米の青年教師「青木 大介」は、年度途中でとある小学校に赴任した。着任してすぐに3年1組の担任を受け持つが、前任の退職理由が「生徒達によるいじめ」を苦にしたものであった。大介は、この問題を解消し、「九重りん」・「鏡 黒」・「宇佐 美々」と分かち合うことになる。やがて、色々な問題に直面し、りん達と奮闘しながらも、生徒達と共に自身も成長していく。

シリアスな部分が適度になった!そして更にエロくなった!

本作品はこどものじかんのOVAであり、ストーリー的には2期的な位置にある作品。
基本的な設定や登場人物などはかわりなく、ただ進級だけはしており 4年生編となっている。
OVAということでTV版では酷すぎた規制は一切なく、見やすくなっている上に過激だ。
下着はもちろん、下ネタ的表現やぎりぎりな裸、絆創膏などなど
TV版に比べるとかなりパワーアップしており、
本作品の土壌としてはOVAという形態は適していると言えるだろう
ストーリーのほうだが、全3話と若干短いながらもTV版に比べると見やすい。
OVAではシリアスな場面が重くなりすぎず、適度な表現になっており
間のとり方や演出がキャラクターの心理描写を繊細に伝わる描かれ方になり
TV版に比べると、演出やキャラクターの使い方が抜群に上手かった
恐らくはアニメーション制作がディオメディアに変わったことによる事か、
もしくはTV版で反省した監督や脚本家が作品をよく理解した上で
制作したということが大きな要因かもしれない。
TV版もこれくらいの適度な演出であれば随分と印象も変わり、
純粋に「現代の小学校の教育」を扱っている、ちょっとエロいアニメとして
もっと多くの人に受けいれられたかも知れない。
それだけに、TV版の演出が残念で仕方が無い
全3話という構成も上手く活かしており、キャラクターの心の変化も垣間見ることが出来る、
一話から三話までのストーリーは本当に自然に登場人物の心の傷や抱えている問題、
現代の小学校の教育問題とかね合わせつつ、暗くなりすぎないうえにエロい(笑)
特にTV版ではサブキャラ的位置だった白井先生の変化は興味深かった。
彼女は30歳で独身の厳しいクールな女先生だが、
登場人物の一人である鏡黒になつかれるようになってから
自分の厳しすぎる考え方や自分の生き方の変化は素晴らしかった
本作品は完成度が高い。
それだけに、TV版の印象や三話だけの短い尺は物足りなさを感じてしまうのは残念なところです。
ただ、今後「こどものじかん」という作品は是非OVAで展開していって欲しい作品ではあります。
今後の展開に期待している作品の1つです。
ただ、個人的には原作者である私屋カヲルさんの作品である
「だめよめにっき」をアニメ化して欲しい気持ちもあるんですが・・・・w