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【全米でも大爆死】果てしなきスカーレット、大爆死の原因はSNSのせいなのか?【アニメコラム】

果てしなきスカーレット アニメコラム
果てしなきスカーレット
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どうもみなさん、みなさんは果てしなきスカーレットという映画を
ご覧になったでしょうか?
去年は悪い意味で話題沸騰だった本作品ですが、
日本ではほぼ全国の映画館で上映終了となりました。

果てしなきスカーレットに関しては、動画ではメインチャンネル、
サブチャンネルで何本も出しており、流石にもう
取り扱うことはないと思っていたのですが、
そんな決意をした2ヶ月後に山のように書きたいことが湧いてくる事態となりました(苦笑)

大不振で終了

先日、日テレの取締役の会見があり、その中の会見で
果てしなきスカーレットについて「大不振で終了しました 」と
発言したことが話題になりました。

それに関しては紛れもない事実で国内の興行収入は
6.4億円と、前作の竜とそばかすの姫が66億円だったのに対して
90%減少した形になります。
ちょうど10分の1くらいの数字になったのは
上映が始まった当初の予想通りではありました。

しかし、この結果について日テレの取締役いわく
「ネガティブキャンペーンの波にのみ込まれてしまった。
それによりライトユーザーを取り残してしまったなと思っております」
と語ったところが問題でした。

日テレは本作人の出資者でもあり、3割ほど製作費を出資しています。
1番の出資者であり、色々と言いたいことはあるのでしょうが、
このネガティブキャンペーンに巻き込まれたという意見は
素直に飲み込みにくいものがあります。

初日からガラガラだった

果てしなきスカーレットは初日からお客さんが入っていませんでした。
初週は映画館の座席に対しての着席率が5%以下で、
簡単に言えばガラガラです、お客さん一人で貸し切りで見ることも
できたくらいのガラガラさでした。

全国で300館以上の映画館で、1日に何回も上映しているのに
この空席率は異様としか言えません。
あの「細田守監督作品」なのに初日からここまで
お客さんが入らないのは異様な事態でした。

私自身も初日に見に行ったのですが、確か私含めて3人ほどだったと思います。
田舎の映画館ではなく横浜の映画館でこれでした。
なにか異様なことが起こっていることを肌で感じたのを覚えています。

私は細田守監督作品が好きではありませんが、
それでも世間は細田監督作品を求めており、
前作は66億円のヒットを飛ばした監督です、
腐っても鯛ではありませんが、無名監督のアニメ映画のような
光景が広がっていたのは異様としか言えませんでした。

初週で惨敗

映画というのは残酷なものです、多くのお客さんが入る映画は
1日の上映回数も増えることもあります。
しかしお客さんが入らない映画はどんどん上映数が減っていきます。
その減り方も果てしなきスカーレットは異様でした。

初週で2億1000万円、この結果は多くの人に衝撃を与えました。
大ヒット作ならいざしらず、このくらいの売上の作品なら
最終的な興行収入は初週の3倍ほどです。
実際果てしなきスカーレットも6億ちょっとと3倍の法則そのままの
最終結果になっています。

アニメ映画の興行収入は年々凄まじいものになっており、
世間的には100億で大ヒット、
30億から50億でヒットくらいの感覚でしょうか。
6億などヒットとも言えない数字です。

口コミで伸びるという作品も確かに存在します、
「国宝」などは初週からの伸びが凄まじく、
これはまさに口コミ効果によるものでしょう。

しかし、果てしなきスカーレットは
そんな口コミ効果が起きず、日テレの取締役に言わせれば
ネガティブキャンペーンで終わった作品です。

細田監督への失望

ただ、初週に関しては、そのネガティブキャンペーン、
口コミ効果の影響はそこまで大きくでません。
特に初日など誰も見ていない状態なわけですから、
初日に見に行く人はある程度、その作品や監督のファンや
興味がある人、予告編を見て気になった人が見に行きます。

しかし、果てしなきスカーレットの場合は
そんな口コミ、ネガティブキャンペーンが行われる前の初日の段階から
ガラガラだったわけです。
ネガティブキャンペーン云々の話ではありません。

この結果を製作に入っている日テレは受け止めきれていないのでしょう。
前作が66億円のヒットだったのに、どうしてなんだと。
しかし、前作を見た人ならば分かるのではないでしょうか?

細田守氏の限界

おそらく多くの人が前作で細田監督というのを見限った結果が
初日の結果なんだと思います。
前作の竜とそばかすの姫はサマーウォーズを焼き直し、
SNSの危険性、ネットの問題や児童虐待という要素を入れていました。

曲のインパクトや映像表現の豊かさも相まって
予告編の段階では期待値がかなり上がる作品であり、
コロナ禍という特殊な状況もあいまって娯楽を求めた多くの人が
足を運んだのかもしれません。

しかし、実際は竜とそばかすの姫はツッコミどころが凄まじく、
映像表現と音楽でゴリ押しし、物事の過程を飛ばすような
脚本はひどすぎました。
その結果、「細田監督」の作品に対する期待感が下がり、
初日に足を運ばない人が多かったのかもしれません。

予告編

この作品のキービジュアルや予告編の映像だけを見ると
非常に重苦しい雰囲気が漂っており、
更にキャラクターデザインや作品の雰囲気が
今までの細田守監督作品とはがらっと変わっています。

細田守監督作品と言われなければ細田守監督作品と
わからない人、気付かない人も多くいると思われます。
わかったとしても、あの予告編やキービジュアルを見ても
「面白そう」という純粋な期待値が湧きにくくなっています。

宣伝不足というわけではありません、
果てしなきスカーレットの公開前には鬼滅の刃や国宝など
大ヒット映画が上映しており、その映画の上映前に
果てしなきスカーレットの宣伝も流れていました。

地上波での宣伝も凄まじく、宣伝不足という言い訳は難しくなっています。
シンプルにあの予告編でお客さんを呼べなかったわけです。

口コミという名のネガティブキャンペーン?

日テレの取締役いわくネガティブキャンペーンに
本作品は飲まれてしまったから興行収入が伸びなかったらしいのですが、
本当にそうでしょうか?

確かに果てしなきスカーレットの口コミの悪さ、
SNSやYouTubeでは色々な角度から叩かれている作品でした。
いい口コミや1に対して、悪い口コミは9くらいあったような
そんな印象を受ける状況でした。

それほど多くの人が酷評、
ネガティブキャンペーンをしてしまうほどではありましたが、
それが興行収入が伸びなかった原因には繋がらないと私は思います。

この作品の初週の興行収入は2.1億円です。
ちなみに鬼滅の刃 無限城第一章は55億です。
鬼滅の刃の場合、現在、初週の7倍ほどの興行収入になっています。
鬼滅の刃でも初週の興行収入から10倍に伸びるという事はあり得ません。

仮に果てしなきスカーレットの口コミ、作品の評判が良くて
興行収入が伸びて10倍になった所で21億円の興行収入にしかなりません。
初週の興行収入がすべてとはいいませんが、
初週の興行収入は最終的な結果にも影響してきます。
それほど初週の興行収入は大事なものです。

本当に作品自体が面白ければネガティブキャンペーンなど
あっという間に吹き飛び、良い口コミで埋まっていたはずです。
しかし、果てしなきスカーレットはそうではなかった。

作品自体の良し悪しが予告編の良し悪しにもつながり、
前作を見た人たちや予告編を見た人たちが足を運ばず
口コミを見ても足を運ばなかった。それが本作品の結果です。

他責思考とまではいいませんが、
日テレの取締役は本作品、そして細田監督に対する
評価を見誤っている印象です。

海外

日テレの取締役いわく

「世界においてはネガティブキャンペーンは起きていない。
第53回アニー賞にもノミネートされました。
世界公開に関しては期待を持って現在、様子をみている段階でございます」

とおっしゃっているようですが、これも見誤っています。
そもそも細田監督は海外で大ヒットしているアニメ監督ではありません。
前作の「竜とそばかすの姫」も全米で公開されましたが、
興行収入は400万ドル、6億円ほどです。

海外での知名度はそこまで高くなく、
宮崎駿監督や新海誠監督作品と比べて、
海外での興行収入は全く持って伸びません。

全米公開

ちょうど2月13日から全米での公開も始まりました。
本作品の良い口コミの中には
「ハムレットという日本人には馴染みがない作品を原案にしてるから、
海外ではヒットするはずだ」という人も何人か居ました。

そんなハムレットに馴染みのある全米で公開されれば
80億円くらいの興行収入を稼ぐはずだ!というような人も居たのですが、
実際、蓋を開けてみれば大爆死です。

初週$212,665、約3,260万円。

日本で言えばアニメ映画6000人族がギリギリ見に行った映画クラス。大爆死です。
初週21位にランクインという結果はかなり厳しく、
今後、大きく伸びる可能性は低いでしょう。
(https://www.boxofficemojo.com/date/2026-02-15/weekly/)

オリジナル映画の難しさ

アニメ映画バブルで様々な作品が興行収入100億円という壁を越えていますが、
その多くが「原作あり」の作品です。
最近では鬼滅の刃や呪術廻戦、チェンソーマンなど
TVアニメから地続きの作品も多く、その時点での「知名度」が
原作のある作品にはあります。

その一方で果てしなきスカーレットを始めとした
オリジナルアニメ映画の場合は、その知名度をどう獲得するのかが重要になっていきます。
スタジオジブリなど制作会社や、新海誠監督のような監督の知名度が
ある場合は宣伝をしなくとも映画館に訪れる人は多く、
「細田守監督」も本来はその宣伝要素の1つでした。

しかし、前作で細田守監督の信頼感、
細田守監督の作品というだけで足を運ぶだけの「理由」が
多くの人の中から無くなってしまったのでしょう。

宣伝のやり方

オリジナルアニメ映画というのは本来難しいものです。
そんなオリジナルアニメ映画でいかにお客を呼ぶのか。
多くのオリジナルアニメ映画が苦労しています。

日テレサイドとしてはこう思ってることでしょう。
あれだけTVでCMをやったのに、あれだけニュース番組などで宣伝したのに、
あれだけ金曜ロードショーで監督の過去作をやったのに。

しかし、それが効果的ではなかった。
予告編などから受ける印象の悪さもあったと思うのですが、
私個人としては「TV」という媒体そのものが力を失った結果だと思います。
これが10年、20年前なら結果は違ったかもしれません。

例えば最近では「超かぐや姫」という作品が大人気になっています。
今作も果てしなきスカーレットと同様に古典をベースとしていますが
オリジナルアニメ映画です。
そんなオリジナルアニメ映画がここまで大人気になったのは
「ボカロ」というものを利用した宣伝が効果的に作用したことです。

今のネット、インターネットの文化というものをきちんと理解し宣伝した
「超かぐや姫」と古典的なTVによる宣伝を行った「果てしなきスカーレット」、
この両者の違いは同じ古典をベースにしつつも大きく出ることになりました。

宣伝のやり方というのも今後変わっていかないといけないのかもしれません。

歴史に残る大赤字

本作品は間違いなく歴史に残る大赤字です。
制作費や宣伝費など詳しい数字が出ているわけではありませんが、
あくまで私の予想として制作費は20億円ほどだと考えています。

映像のクオリティ自体は高く、前作の66億という興行収入の
3分の1くらいは制作費として捻出されていてもおかしくなく、
前作と同じかそれ以上なら制作費で赤字になることはありません。

通常、映画の興行収入は折半であり、興行収入の半分が売上になります。
例えば60億の興行収入があれば30億が売上になり、
そこから20億の制作費を引いて10億の利益が残ります。

ただ、ここにさらに宣伝費なども乗っかってきます。
最近出た記事だとオスカープロモーションや宣伝費で
70億くらいかかってるという意味不明な計算の記事もあったのですが、
私個人としては宣伝費は5億から10億ほどだと考えています。
でないと赤字ですからね(苦笑)

ただ製作側が色々と見誤って、本作品の興行収入の試算を
国内100億、海外50億くらいで考えていた可能性はあります。
それを考えると総興行収入の半分である75億、60億くらいは
製作費として計算されていたかもしれません。

もしそうであれば現状、全世界で10億も稼げいない本作品の
赤字額は目眩しそうなほど、やばくなっているわけですが….
果たして真相はいかに(苦笑)

最後までお読みいただきありがとうございました。

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