つよきす Cool×Sweet

つよきす Cool×Sweet感想

☆☆☆☆☆(6点)

つよきす Cool×Sweet感想

制作/トライネットエンタテインメント
監督/木村真一郎
声優/豊永利行,井ノ上奈々,藤田咲,水樹奈々ほか
全12話


あらすじ

生徒や先生、果ては学園長までもが個性派揃いの私立竜鳴館に転校してきた、主人公の近衛素奈緒。慣れない学園生活に戸惑いながらも、大好きな演劇をするために演劇部を作ろうと生徒会室に向かう。しかし、そこは生徒会長、霧夜エリカが取り仕切る女帝政治の場であった。さらに幼なじみの対馬レオと、最悪な再会をしてしまう……。

スポンサーリンク

原作ファンもそりゃ怒るよ

「ヒロイン全員ツンデレ」が宣伝文句作の本作品。
原作は人気のアダルトゲームだ、ちなみに管理人はもちろん未プレイ(苦笑)
しかし、放映当時はファンの怒りが爆発していた作品でした
基本的なストーリーはラブコメ青春モノ。
前半はヒロインの素奈緒が演劇部を立ち上げようと努力する。
この前半部分は古臭い展開が多いものの、ドタバタものとしてはそれなりに楽しめる
しかし、後半からのラブコメ展開がありきたりで面白味がない・・・。
情報によると、本作品は原作通りに作らずオリジナルストーリーで構成されている。
ゲームのPS2版の追加ヒロインである近衛素奈緒をメインのストーリーに変更してまで
オリジナルストーリーを展開しているのだが、
「意味があったの?」と製作陣に問い詰めたいくらいに特徴や面白味がない。
手紙がおもちゃの切手で素奈緒のラブレターが主人公に届かなかった、
近衛素奈緒に対し主人公が「大根」と言い続けていたのは主人公が「大根」を
褒め言葉と勘違いしていた・・・など、
ストーリーの練りこみが甘すぎる上、面白くない。
そして最後の演劇落ち(苦笑)
この物語の全てがキャラクター達による演劇だったのか、最後のシーンだけが演劇だったのかが
「想像にお任せ」的であり、製作陣がこの作品を「無かったこと」にしたかったのか?
確かにそれまでのストーリーは高く評価できるものではないが、
古臭いラブコメも楽しめないことはなかった。
しかし、「演劇落ち」はその最低限の評価すら無くすやり方でした。
全12話がなかった事にされたような気分を味わいました・・・
更に、ここでアイキャッチが入るの?と思うほど、
無意味なポイントでアイキャッチが頻繁に入る。
序盤はキャラクター紹介を兼ねているのかな?と思い受け入れられたが、
後半のアイキャッチの入れ方は無意味な時間稼ぎでしか無い。
ただ、本作の最大の難点は「ツンデレ」居ないじゃん。ということじゃないだろうか?(苦笑)
どういった定義で「ツンデレ」なのかは定かではありませんが、
私が見る限り、本作品にツンデレは居ない。
原作は知らないですが、一応テーマとして「ツンデレ」が基本なはずなのに
それが居ないというのはどういうことでしょうか(苦笑)
原因は簡単だ、男性キャラクターとの絡みが少ない。
前半は「演劇部」を立ち上げるために奮闘しており、恋愛要素がなくツンデするところはない
後半からはラブコメになるものの、ツンデレしているのはヒロインの素奈緒だけで
そのツンデレ自体も取ってつけたような・・・ツンデレと言えるか微妙なところ(苦笑)
全体的に制作が「ツンデレ」を理解できず、古臭いラブコメが出来上がっている
原因は製作陣のセンスが全体的に「時代遅れ」なのも原因だと思われる
結果として、ツンデレを理解していない人達が作ったツンデレ作品になってしまっている。
ほんと、いちいち古臭ささを感じるのはクリエイティブな仕事をしている人間として
どうなんだろうか?
原作を知っている人はオリジナル展開も演劇オチも裏切りになり、
原作を知らない人は演劇落ちで全て台無しになる。
何のために原作を無視した展開にしたのか?何のために演劇落ちにしたのか?
制作の原作に対する「敬う心」が足りな気がする、
「所詮はエロゲーだろ?w人気あるしアニメ化してやるよw」とでもいわんばかりだ。
監督自体がゲームを未プレイだという情報もありますし、
ほんっと・・・商業主義的なアニメです、原作ファンが怒るのも納得です。
ただ、制作の「トライネットエンタテインメント」がこの作品制作以降から
アニメ制作がほとんど無くなっている事実には思わず納得してしまいました(苦笑)
ただ、これだけ評価が低くなると、原作どおりにリメイクした作品を見てみたい気もします。
原作ゲームもやってみようと思います。
本作品の評価が更に下がるだけかもしれませんが・・・w

スポンサーリンク