タクティカルロア

タクティカルロア感想

評価/★★☆☆☆(35点)

タクティカルロア感想

制作/アクタス
監督/ふじもとよしたか
声優/中原麻衣,三宅華也,高橋美佳子,植田佳奈ほか
全13話


あらすじ

西太平洋に巨大な停滞性台風が発生した。その名は「グランドロア」。その台風はアジア各国に甚大な被害をもたらし、様々な影響を与えた。その自然災害を「ケースオメガ」と呼ぶようになったのだ。
それから約半世紀近くのこと。復興を成し遂げて、海洋航路の重要性が再認識されるようになった。しかし海洋時代に暗躍するかの如く、テロリストグループ・所謂海賊が目立つようになった。それに対応するため、民間自衛機関を組織することになったのだ。本作はそれら民間自衛機関の1つであるharu-nico警備保障に所属する、女性のみをクルーとした護衛艦「パスカルメイジ」、そしてそのクルー達の日々の戦いの物語である。

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謎の少女は謎のまま

本作品は海上自衛隊全面協力により、
事前に乗艦取材を敢行した事で若干知名度がある作品。
まあ・・・取材すれば良いアニメが作れるなら、みんな取材してますけどね(苦笑)
基本的なストーリーは海洋もの。
近未来で巨大な台風のせいで海洋航路が重要視され、海賊も横行している世界で
主人公たちは民間の海洋警備組織に所属している。
基本には戦艦内でのシーンや戦艦同士の戦闘がメインとなっている。
ただ、序盤から物凄いセクシーシーンの連発だ。
水着、裸、下着、百合要素、アイスペロペロなどなどもりだくさんです、
しかしながら、セクシーシーンは定番ベタのオンパレードなので新鮮味はない。
同年代に放映されたアニメに比べると、キャラクターデザインが平坦で魅力がなく
せっかくセクシー要素満載なのに、何と言うか肌の張りや艶っぽさががない(苦笑)
色っぽいシーンなのに色っぽく感じない、逆にあざとさすら感じてしまう。
もう少し作画のレベルが高く、キャラクターの描写が細ければ
セクシー要素も売りに出来る作品になっただけに、若干惜しまれる。
その反面、戦闘シーンは非常にいい出来栄えになっている。
序盤こそわかりにくかったが、6話あたりからその才を見せ始め
海洋というフィールドでの艦隊同士の戦いは緊迫感を漂わせ、
息を呑む展開と見逃せない流れは素晴らしかった。
ロボット同士の戦闘や剣や拳での戦闘では味わえない魅力を味わえると言っても過言ではない。
しかし、その2つの要素が反発してしまっていた。
緊迫感のあるシーンの緩和としてのセクシー要素や萌え要素は悪くはない、
だが、序盤は緊迫と緩和のバランスが上手く取れておらず
中盤からは三角関係ばかりに気が行ってしまい緩和は無かった。
特に、その三角関係に至っては中心にいる男が謎。
ヒロイン二人は艦長とパイロットで戦闘シーンでも活躍する二人だ、
しかし、男は・・・ただ乗っているだけの人(苦笑)
お前が乗らなければ、いざこざなんて起こらずに済んだのに!という感じだ
彼の立ち位置がもっとしっかりしていれば、三角関係ももっと集中して見れたが
特に艦隊には必要のない人物が中心というのは微妙に飲み込めない設定だった。
更にシリアス&謎要素が複雑すぎる。
見ていない人にわかりやすくいえば、エヴァの設定の分かりにくさ以上に分かりにくい上に
エヴァを上に行く圧倒的なまでの説明不足と伏線残し。
ストーリーを全13話やってきて、序盤から出ていた敵の目的や恨む理由などが謎のまま、
ほとんどの話で出ていた何も喋らない謎の少女は謎のまま、
敵の女性の過去など、ほとんどが謎で終わってしまっている。
恐らくはこの作品が売れたら続編を作り、説明不足な部分や残した伏線を生かした
ストーリー展開にするはずだったのかもしれない。
だが、放映されて4年経った今でも続編の情報がないことを考えると
2期の可能性は薄いだろう・・・
物語として半分しか見ていないような感覚で終わってしまうのは残念でならない。
全体的に戦闘シーンは評価が出来た。
しかし、中途半端な萌え要素やセクシー要素、
残しまくりの伏線とマイナス評価が足を引っ張る結果になった
個人的な意見になるが、三角関係はいらなかったのでは?と思う。
確かに綿摘 翼のツンデレ?っぷりはよく、デレた時は健気で可愛かったが
本格的な恋愛要素にせず、ハーレム的に濁しで描いたほうが
セクシー要素や萌え要素も上手く働いたはずだ。
だが、結局は戦闘では一切活躍しない男が恋愛の中心では何とも言えないが・・・w
2期が制作されるなら評価が上がるかもしれないが、望み薄なので残念なことです。
2期があるなら・・・期待したいです(苦笑)

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