舞-乙HiME

舞-乙HiME感想

評価/★★★★☆(70点)

舞-乙HiME感想

制作/サンライズ・バンダイビジュアル
監督/小原正和
声優/菊地美香,小清水亜美,栗林みな実,田中理恵ほか
全26話


あらすじ

ある夜、ヴィントブルーム王国の風華宮に賊が侵入。国王と王妃が殺害され、
国王に仕えていた元乙HiME(オトメ)も行方不明となる事件が起こる。
それから14年…。
徒歩で砂漠を越える少女アリカ・ユメミヤ。
ヴィントブルーム王国へやって来たのだった。




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ばっちゃがいってた!ストーリー構成がうまいって!

サンライズの舞-HiMEプロジェクトの第2弾。
前作の舞-HiMEと同じキャラデザ&声優の人がいるものの、
基本的に舞-HiMEとの関連はないので、舞-HiMEを見ていなくても問題ない。
ただ、舞-HiMEを見てるとニヤリと出来る展開があるのもの特徴的です。
基本的なストーリーはファンタジー的なアクション。
乙女という力を持つ女性たちを中心としたストーリーで、
前半は乙女養成的な学校の話、後半からは紛争や乙女の宿命を中心に描いていく。
序盤は学園モノらしく明るく描かれている、伏線も前半にかなりまきつつ進めている。
主人公の女の子はなにやら出身が凄そうな感じを匂わせつつ、
乙女の学校に入ったことによる戸惑いや、成長を描きつつ同時に
ワガママな王女や同級生についても描いている。
主人公はかなりまっすぐな性格かつ、ストーレートなキャラだ。
出身自体は裏がありそうに描いているが、キャラ的には毒がなく受け入れやすいだろう。
周りに位置する主人公のライバル的な存在や、同級生は
後半になってから裏切りや敵対関係になるなどして変貌するため、ある意味、
そのための前準備とも言える段階だ。
キャラに感情移入してしまうと後半の怒涛の展開の驚きも増すことだろう。
中盤からは一気にストーリーが変貌する、国に攻めいいる敵、
同時に裏切ったり敵になったりと、今まで仲良くしていたキャラたちによる戦いは
「どうなるんだ!?」と思わせるだけのストーリーの力強さがあり、
ストーリー展開に面白みがある、思わず続きが気になる展開だ。
確かにキャラは非常に多く、名前を覚えきるのが難しそうな感じではあるが
中心となるキャラを3人~5人に絞っており、ストーリーを見守りやすく
それを補佐するように多くのキャラが居るという感じで、分散しすぎない印象を受けた。
キャラクターの使い方が上手い、といえばわかりやすいだろう。
キャラクターの心情の変化や内情にも同情できることが多く、
「戦わないといけない」という切なさや苦しさがキャラの立ち位置がしっかりしてることにより
見ている側の感情移入を強めることが出来る。
終盤の内容もすっきりとまとまっており、非常に気持のいいラストだ。
ラストのシーンで思わず、グッとくる内容は2クールの締めを飾るには後味が良かった
しかし、全体的に見て戦闘シーンが短い。
短い戦闘シーンは迫力があり楽しめるのだが、どうも消化不良気味になることも多く
がっつりとした戦闘をもう少し見てみたいと思ってしまった
しかしながら、ストーリーが濃厚なだけに尺の都合上仕方なかったのかもしれない
ただ、この作品で最大の疑問は主人公の声優。
正直、なぜサンライズは2クールのアニメの主人公をなぜ新人にやらせたんでしょうか?
大切な主人公キャラクターの大事な声優さんです、序盤は経験不足のせいか
感情表現が乏しくキンキンとしゃべる感じで、慣れるまでに時間がかかった。
中盤からは経験も積んできて違和感は少なくなったが、
脇役ならともかく、主役にいきなり新人をもってくるのはやめてほしい(苦笑)
全体的に起承転結がしっかりした内容だ。
ダレさせず、きっちりとストーリーの世界観を作り上げ、感情移入をさせ
物語の展開でドキドキさせて、最後はきっちりと閉める。
2クールという尺を非常にうまく使っている作品と言えるだろう

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