レベルE


レベルE感想

評価/★★★★☆(60点)


レベルE感想

制作/Studioぴえろ×david production
監督/加藤敏幸
声優/浪川大輔.子安武人,高塚正也,朝比奈拓見ほか
全13話


あらすじ

高校進学に伴って山形で一人暮らしを始めることになった筒井雪隆は、
引っ越したその日に自分より先に自分の部屋で勝手に生活している記憶喪失の
宇宙人を自称する男に出会う。追い出そうとする雪隆だが、男に言いくるめられ、
結局男を同居させた上、宇宙人である事も認めざるを得なくなってしまう。




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バカが宇宙船でやってきた

原作はHUNTERXHUNTERでおなじみの富樫さんの作品。
ただだいぶ前に完結した漫画で、ネット上では
「なぜいまさらアニメ化?」と疑問視する声も大きかったようです。
アニメ業界も色々な原作をもとめてさまよっているんでしょうか・・・w
基本的なストーリーはSF
野球留学で引っ越してきた少年、だがその部屋に戻ると金髪の男がいた
その男は自らを「宇宙人」といい、この部屋においてくれと懇願する・・・
こんな感じだろうか。
流石にだいぶ前の漫画作品が原作のせいかキャラデザが若干古臭い感じもするが
極端に古臭いわけではなく、作画や背景などは崩れず安定しているので
まるでリメイク作品のような雰囲気すらある。
ストーリーの方は序盤から引き込まれる、
破天荒すぎる宇宙人とそれに巻き込まれる男というカンジだ
記憶を失った宇宙人はかなり自由で、勝手に主人公の部屋に居座るわ
モノは勝手に食べるはと自由なキャラクターだ。
その強烈なキャラ性が、更に強烈だと実感するのが第三話。
第一話からネタバレである三話までのストーリーの中身が
すべて宇宙人の「策略&悪ふざけ」という凄いストーリー展開だw
ライトノベルなら約一冊分のストーリーのオチを
「ドッキリでした♪てへ♪」で済ませてしまうようなものだ(笑)
この宇宙人、本当にやらかしてくれると思わず笑ってしまう。
そして、この強烈な王子のキャラクター性ことがこの作品の本質なのだろう
この一筋縄ではいかないストーリー展開は、さすが富樫と思わず納得してまう
4話にいたってはえらい真面目に宇宙人の怖さを語るかと思えば、
王子が考えた「おはなし」という落ち(笑)
真剣に見てるこっちが最終的にはバカバカしくなってしまうという、
壮大な騙しストーリーは騙された悔しさと表現の旨さがあいまっている。
その後も宇宙人ことバカ王子の悪ふざけに地球人が巻き込まれていく(苦笑)
だが、中盤以降のストーリーはやや刺激に欠ける。
更にはテンポが早く、ストーリーによっては理解しづらいものもある
序盤のドッキリでしたネタの衝撃が強すぎたかもしれないが、
序盤のストーリーに比べると地味な部分が多かった。
ただ刺激に欠けるとは言ってもストーリー自体は面白い。
様々な宇宙人、王子の悪乗り、それに巻き込まれる面々(笑)
地味にじわじわとシュールな笑いを誘ってくる。
終盤のストーリー展開は見事と言いたい。
物語の伏線を綺麗に回収していくが・・・wいやぁ、やられた。
まさか最終話にも王子の馬鹿さに見ているこっちも振り回されることになるとは、
まるで最初から最後までドッキリでも見せられているような
本当に予想の斜め上をいくストーリー展開だった。
全体的に素直に面白い、原作のほうが面白いという意見もいくつかあったので
原作のほうも見てみたいと思っているが、
おそらくは原作を見たら評価が下がってしまう懸念がある。
それは全体的に無難に原作のある作品をアニメ化しており、
アニメ本来の動きや声優の演技、面白い演出などは無い。
淡々と原作通りにアニメ化したんだろうな~という印象が非常に強い作品だ。
もう少しアニメならではの面白みを感じられる部分が強ければ高い評価ができたのだが
ものすごい面白いというわけではなく、一回見ればアニメはもういいやとなってしまう
むしろアニメ最終話まで見て原作を読みたくなってしまうのは
「富樫」というネームバリューがなせる技なのか、それともアニメが
原作の販売促進として作られたからなのかは謎なところだが・・・w
ただ一度見る分には十分楽しめるアニメだ。
序盤のドッキリ展開、王子悪乗りなカラーレンジャー回、終盤の婚約騒動とオチ、
この3つのストーリーは是非見て欲しいと思うが、
その反面、その間に挟まれた話が面白みがいまいち伝わりづらかったのは残念だ。
個人的にはさっき原作を注文したので、早く見たいという気持ちで一杯になってしまった。
ただ、これで原作が売れると富樫さんにより金が入ってしまい
また「HUNTERXHUNTER」が休載になってしまうのは本来は避けたいところだ(苦笑)

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