バカとテストと召喚獣にっ!


バカとテストと召喚獣にっ!感想

評価/★★☆☆☆(37点)


バカとテストと召喚獣にっ!感想

制作/SILVER LINK.
監督/大沼心
声優/下野紘,原田ひとみ,水橋かおり,鈴木達央 ほか
全12話


あらすじ

科学とオカルトと偶然によって開発された「試験召喚システム」を試験的に採用し、
学力低下が嘆かれる昨今に新風を巻き起こした文月学園。
振り分け試験の成績で厳しくクラス分けされるこの学園で自信満々にテストの結果を
受け取った男子高校生・吉井明久を待っていたのは、最低クラスであるFクラスの、
学び舎とは思えない最低の教室だった。




バカとテストとシャフト

本作品はバカとテストと召喚獣の二期、
この二期を見だしてから気づいたのだが、
監督の大沼心さんはひだまりスケッチで演出やOPを担当していた方でした。
どうりでいろいろな部分がひだまりスケッチで見たことある演出だと・・・(苦笑)
ある意味、ワンパター(以下略)
特に二期になってから、演出の方法がますますシャフトっぽくなってしまっており、
それが効果的かつ面白いならばいいのだが、
「ひだまりスケッチ」の印象が強いあの演出の数々は、
監督さん的にやりやすいのかもしれないが、あれはシャフトの演出なので個人的には
パクりのような印象を生んでしまい、強い違和感を覚えた。
水橋かおりさんがいることで、よりその印象に後押しはしているが・・・(苦笑)
基本的なストーリーは二期の続きから、
しかしながら、一話目から召喚獣が出ないあたり
段々とこの作品の本質である「召喚獣」がこの作品を邪魔しだした。
2期からはキャラクターへの感情移入を強めるためのストーリーが多い。
例えば序盤は海に行く話で2話消費し、修学旅行では3話も消費する。
明らかにストーリー構成が悪い
修学旅行の話は「お風呂をのぞく」という話を3話、
修学旅行での色々な話なら3話使っても文句はないが
お風呂を覗くというそれだけの話しに3話・・・何とも言いがたいものがある。
更に後半ではキャラの過去のストーリーが多く、各ストーリーの進みも遅い。
更にはラブコメを展開させようとして若干、ドロッとした部分もあり
全体的にラブコメ的要素の強い作品になってしまっていた
またコメディ部分の面白みも一期と同じ要素が多い。
秀吉の男の娘ネタ、各キャラの女装、ヒロインの料理、暴力ネタ、BL要素など
一期でもやりつくした感のあるネタをさらにやり続けるので
シーンによっては「またか・・・」と若干萎えてしまう部分もかなりあった
パターンはやり方によっては面白いのだが、やればやるほど、飽きてしまう
更に話が進んでもなかなか召喚獣の話は出てこない。
4話後半になってようやく召喚獣中心の話になるかと思ったら、
単なる本音暴露大会の要素でしか無く、その後もちょっと出てきて終わり。
試験召喚戦争もラブコメの中の要素でしかなくなってしまい、
終盤でようやく戦争になるか!とおもいきや肝試し・・・。
明らかに召喚戦争の要素を持て余している。
このストーリーはキャラクターが好きならば問題ないが、
あくまでもキャラ萌えを補うストーリーでしか無く新鮮味や面白みは薄い。
一期はこの作品ならではの面白みと召喚獣の設定で面白さがあったが、
2期になってからはキャラ萌えストーリーが先行しすぎており、
ストーリーが進んだのか進んでないのか微妙なところだ
全体的に見て一期よりも本当にこの作品のキャラが好きじゃないと楽しめない。
かなり世界観に閉じこもった作品になってしまった印象を受けた
クォリティ面に関しても2期になってからシャフト臭い演出が増え違和感が強い。
作画や声優さんには問題ないのだが、何とも残念だ。
中途半端に召喚戦争をやるならば、いっそ無いほうがいい。
そう感じるほど、召喚の要素が作品を邪魔している
もともと普通のラブコメに変わったキャラクターというラノベらしい要素に
試験召喚戦争という独特の設定が加わったのがこの作品の魅力だったが、
比重が完璧にラブコメに傾いてしまっては、普通のラノベラブコメ以下になってしまう。
キャラクターはかなりい、今回プッシュ?されていた島田美波関連の話はいい出来栄えで
ラブコメ要素もよく描けていたのだが、修学旅行ののぞきイベントや序盤の海、
終盤の肝試しなど、足引っ張っている話しが多すぎて
せっかっくのいい話の評価を帳消しにしてしまっていた。
3期があるかどうか分からないが、このままラブコメを貫くのか
試験召喚戦争をもっと本格的にやるのか・・・
方向性が気になるところです。