うぽって!!

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評価/★☆☆☆☆(17点)



制作/XEBEC
監督/加戸誉夫
声優/野水伊織,富樫美鈴,佐土原かおりほか


あらすじ
青錆学園に赴任してきた、新米教師はいきなり病院送りに…。それもそのはず、彼の生徒達は突撃小銃だったのです!?個性豊かなてっぽう少女が大暴れする、学園美少女”てっぽう”コメディ♪



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銃解説アニメ

原作は漫画作品は本作品
恐らくアニメ業界としては初の「銃の擬人化」作品

まず、レビューを見る前にこの作品のあらすじを見て欲しい(↑)
この文章を読んで、「なるほど」と理解できた人はすごい(笑)
「それもそのはず、彼の生徒たちは突撃小銃(アサルトライフル)だったのです!?」
という一文がわけわからなさを助長しているw

序盤から若干ながら突き放す。
基本的な設定である「銃の擬人化」という設定を説明せずに
少女たちがイギリスだのアメリカだのの国名を出しながら、会話をするが
設定を理解していない状態では「?」と理解できない

更には設定を説明しだしたかと思えば堂々と
「私たち銃なんです」発言・・・。
かなり飲み込みがたい設定の中、日常アニメ風のものが展開していく

一応ギャグの要素もあるが、銃関連のネタも多い。
この作品を見ていない方で、どんな作品かわからないが楽しめるかどうか知るために
最適なネタがあるので敢えて記述する

主人公の少女はベルギー製FNCの擬人化で、Tバックを履いている
そのTバックを履いている理由が

「スケルトンストックなんだから、しょうがないじゃん」

というセリフ。コレは一応作品中でネタとして描写されている。
このセリフを見て「なるほどね~」と思う方はこの作品を見ても問題無いだろう
だが、私のように「ナンのこと?」と疑問感じ、Googleでわざわざ検索して
ようやく理解できる人には厳しい作品だ。

一応解説はある、登場人物の教師が視聴者とほぼ同じ立場な為
「ストック、臀部に相当する」など、擬人化についても説明してくれているが
そもそもの何故擬人化しているのかといような説明は一切無いため
いろいろな設定を飲み込むことがまず必要だ。

この作品はかなり人を選ぶ。
ギャグの内容も銃の知識に関連したものも多く、
普通のストーリーの中に銃のうんちくも混ぜてくるため
「銃に興味のない人間」にとってはかなり厳しい作品だ

話が進めば「銃の擬人化」という設定には慣れる、
だが銃のうんちくは話が進めば進むほど多くなり
アニメを見てるのか銃の解説本を見てるのかわからなくなる。
多すぎるうんちくは好きな人にとってはたまらないのかもしれないが
興味のない人にとっては楽しみにくいポイントだ

たしかにこの作品において「銃の知識」は必要だ。
だが、解説するにしてもキャラクターたちにさり気なくさせるならまだしも
解説シーンでがっつりと解説してくるためテンポも崩れる
簡単に言ってしまえば、銃オタクの人が必死に銃について解説してくるのだが
こっちのテンションはだだ下がり・・・というような感じだ
解説シーンの多さは欠点でしか無い

そもそも彼女たちが擬人化している理由も不明で、
彼女たちが銃を練習している理由も不明だ。
登場人物である教師が「卒業したらどうするんだ」というセリフを言っていたが
本当にどうするんだろうか。
銃の知識は深いのかもしれないが、設定の浅さはかなり厳しい

アニメを見たいんであって銃のうんちくを知りたいわけではない
この作品のそもそもの根幹として
「銃の擬人化」というのがあるはずなのだが、
別に「サバイバル部」の生徒でも問題なかった気がするのは私だけだろうか
そっちのほうが話に広がりがありそうな感じもある

全体的に方向性がよくわからないアニメだった
確かにキャラデザやキャラクターは可愛らしいのだが、
はさまれる銃の知識講座がその可愛さを素直に感じさせず
ストーリー的にも方向性が見えない。

アサルトライフル達の日常はまだ百歩譲って楽しめるのだが、
戦闘シーンにまつわるストーリー展開が微妙だ
特に終盤のストーリー展開は終わらせるためだけの盛り上がりで
せっかくこの作品の面白みを感じてきたところで肩透かしを食らってしまった

本作品はかなり人を選ぶ作品だ。
萌えアニメという点で人を選ぶのに、銃の知識まみれということで更に人を選ぶ
評価できる点では「銃の擬人化」という新しさと銃ネタの新鮮さだろう
キャラクターがある程度立っているのは救いだが、
反面、キャラクターもかなり多い。

惜しい部分もかなりある。
特に邪魔に感じた銃知識解説シーンも、キャラクターたちにさり気なく
会話の中で説明させればだいぶ印象も違ったはずだ。
解説シーンまみれのアニメは見ていてかなり辛い。
戦闘シーンは実際の銃の音を使っているらしく迫力もあり面白さもある。

恐らく好きな人にとってはたまらない作品だろう
かなり、コアでマニアックな作品という印象が最初から最後まで抜けきれなかった
「ミリタリー&銃好き」というターゲットのみに的を絞った作品だ
だが、その割には解説シーンの多さが絞った的にとってもあだになってしまっていた

個人的には後半の日常シーンは楽しめたが、
前半の設定の飲み込め無さや、
解説シーンの多さがどんどんと評価を下げてしまった原因になっていた

そもそも、この作品の世界観と設定がよくわからない。
彼女たちが通っている銃の学校が何のためにあるのかとか、
銃なのに彼女たちは何故、人の姿をしているのかとか、
いろいろな矛盾がもう少し解決されていればすっきり楽しめるのだろうが
「別に気にするな」と言わんばかりに進め方でいまいち飲み込みきれなかった

銃の擬人化というインパクトを最大限に生かしきれなかった
そんな印象の作品です。
2期はあるのだろうか?面白くなる可能性もある作品なだけに気になるが
果たして・・・・

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