神様はじめました

2013年1月28日

評価/★☆☆☆☆(15点)


神様はじめました (1) (豪華10大特典つき初回限定仕様)(スペシャルイベント優先購入申し込み券封入) [DVD]

制作/トムス・エンタテインメント
監督/大地丙太郎
声優/三森すずこ,立花慎之介,岸尾だいすけほか


あらすじ
ギャンブル好きの父親が蒸発し、借金取りに家を追い出され、桃園奈々生は途方に暮れていた。そんなとき、犬に追われている優男ミカゲを助ける。互いに打ち解け、身の上を話すと、ミカゲは「家を譲る」と言い残し立ち去る。半信半疑のまま教えられた場所に行くと、そこは廃神社が存在し、神使の巴衛、鬼火童子の鬼切・虎徹が住んでいた。

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もう1話でキスする展開は飽きた


原作は少女漫画な本作品。
同時期に「となりの怪物くん」「好きっていいなよ。」などの
少女漫画原作の作品が放映されていた。

基本的なストーリーはファンタジーラブコメ。
父親が突如疾走し、ホームレスになってしまったヒロイン
そんなヒロインが公園で路頭に迷っていると犬に追われている男がいた
彼を助けるとヒロインはその男に「家を譲る」と言われた
その家は寂れた神社で、ヒロインはいつの間にか神様になっていた
というところからストーリーは始まる

見だして感じるのは「ああ、いかにも少女漫画原作だな」と感じるキャラデザ、
目の大きさや男性キャラの顔の形など、言われなくても少女漫画と分かる
キャラクターデザインは好みが分かれるところだろう。
更に「少女漫画」らしさはキャラクターデザインだけではなくストーリーもだ

基本的に展開は神様になってしまった菜々生の前に妖怪が現れる、
トラブルに巻き込まれるが「巴衛」と一緒に乗り越え、
その妖怪がイケメン妖怪の場合は菜々生の優しさに触れ惚れるという展開。

しかしながら、そこにオリジナル要素がない。
多くある「妖怪もの」「神様もの」「化け物もの」で見たような内容ばかりで
新鮮味が一切無く、この作品で描きたいことやこの作品ならではの要素が薄く
ストーリーも淡々と描写してしまっており、簡単にいえばスパイスが効いていない。

淡々としたストーリーの中でギャグ要素もあり、
主人公が「ツッコム」展開も多いのだが勢い不足と声優さんの声質もあるのだが
ボケに対しての突っ込みが弱くギャグが流されてしまうパターンも多い。
他の声優さんならもっとキレのあるギャグシーンになったはずなのだが、
いまいちパワー不足になってしまっていたのは残念だ。

肝心のキャラクターに関してもヒロインも男性陣も可愛さやかっこ良さが足りない。
少女漫画特有の男性キャラの「キメシーン」もあるのだが、
キャラデザのせいもあると思うがかっこよさを全く感じず、ヒロインも可愛さが足りない。
いまいちパワー不足な点がかなり多い。

ストーリーに関しても序盤こそ「神様はじめました」らしく神様業をしているのだが
中盤以降はほとんどヒロインの恋愛模様が描かれてしまい
神様としての仕事が殆ど描かれずじまいになっているのはなんともいえない。
そうかと思えば急に終盤で思い出しかのように神様業が描かれていたりと
バランスよく神様業と恋愛模様が描かれていればもっと面白い作品になったかもしれないが
神様業と恋愛描写のメリハリがついていなかった。

全体的に見てこの作品ならではの要素を感じなかった。
他の作品の寄せ集めでしかなく、それでもテンポの良さがあり見れるのだが
ただ、テンポがいいだけに余計に「ありきたり」な感じが目立ってしまっており、
キャラクターに関しても可愛いやかっこいいと感じる部分は少なく、
他の作品で見たようなシーンも多い。

ストーリーに関しても見やすくはあるのだが、テンポがいいだけに
「掘り下げて欲しい部分」を掘り下げずに状況が変わってしまい
あからさまな伏線をほうって置きっぱなしになってストーリーが進んでしまう場合が多く
テンポの良さが物語の深みを浅くしてしまっている感じが強く出ていた

アニメ本編とは関係ないがこの作品のCMが最悪だ。
原作漫画のCmではあるのだが、まだアニメでやっていないストーリーを
ネタバレのごとく歌い上げており、かなりがっくりした。
あのCMは誰得なのだろうか?
本当に毎回毎回、ネタバレをかましてきて萎えてしまう。

1巻の売り上げは特典が豪華なおかげもありかなり売れているようだが
2期はあるのだろうか???
逆に2期からは伏線の回収なども入り面白みが増すかもしれないが・・・
2期があれば期待したいと思います。