シャイニング・ティアーズ・クロス・ウィンド

2010年7月18日

シャイニング・ティアーズ・クロス・ウィンド感想


シャイニング・ティアーズ・クロス・ウィンド感想
シャイニング・ティアーズ・クロス・ウィンド
☆☆☆☆☆
聖ルミナス学園の高等部生徒会副会長の秋月蒼真は、
町で相次ぐ『神隠し事件』が校内でも起こり、同じ生徒会メンバーの西園寺と蛭田も
行方不明となったことで、呉羽、霧谷、椎名と事件について調べていた。
事件解明のため休日に集まる予定だったが霧谷と椎名が遅刻し、
蒼真と呉羽の2人だけで学校にいたその時、学校に突如、狼男と謎の少女マオが現れる。
2体の戦いに巻き込まれた蒼真と呉羽は、やがて謎の場所に飛ばされてしまう。
そこは獣人やモンスターが住む異世界「夢幻大陸エンディアス」だった……。

抜きまくりアニメ
私はアニメを見る前に軽くwikipediaを見ます。
大体のあらすじや登場人物の声優や紹介などを見て、少し予習した上で見ます。
しかし、この作品はwikipediaに記載されている情報からおかしかった。
wikipediaを見てもらえばわかりますが、裏ヒロインというキーワードは初めて見ましたw
しかし、問題なのはそこではなかった。
この作品全体から「何考えてるんだ?」という疑問がにじみ出ています。
ストーリーの方は典型的な異世界召喚型アニメ。
普通の学生だった人達が異世界に行き、世界を救う的な話です。
これ以上でもコレ以下でもない、掘り下げるすべはありません。
だけど、この単純である話の流れが意味不明なものに仕上がっています。
当初主人公であるソウマはクレハという少女に片思いしている。
異世界に行き、その思いが成就してラスト迎えるのかな?と思ったら
最後は裏ヒロインとのENDパターン・・・
しかも本筋のストーリーも非常に支離滅裂、脚本書いた奴は何考えてるんだ?と問いたい。
いきなり異世界に来た主人公たちの適応力は凄まじく、
深い信頼関係がないと相手の心剣というものを取り出せないはずなのに、
出会ってから短時間で仲良くなり、心剣抜きまくり(苦笑)
キャラクターの心理描写が雑すぎて感情移入する前に笑ってしまうかつっこんでしまいますw
他にももう、突っ込もうと思えば箇条書きにして
ノート1枚埋まってしまうくらいの作り込みの甘さは、
このアニメを真剣につくろうとしていない制作の心情が伝わってきます。
あくまでも原作のゲームを売るためのアニメと捉えているんでしょう。
全体的に作画の質は悪くはない、むしろいいほうだ。
しかし、肝心の戦闘シーンが動かないうえに単純な構成になっている。
迫力のない戦闘シーンばかりで、面白味の欠片もない。
この作品を楽しむポイントは2つしかない。
1つは豪華な声優陣、保志総一朗、斎藤千和、堀江由衣、石田彰、水樹奈々と
声優ファンならたまらない出演陣たちだろう。
もう1つはサービスシーン。
服がちょっと脱げてたり、心剣を抜くシーンは顔を赤くさせたりと、
本筋のストーリーがしっかりしていれば邪魔なポイントなのですが、
本筋がダメだからこそ逆に楽しめました。
ゲームの作品をアニメ化するのは、やはりそれなりの実力のある制作じゃないと
無理だということがひしひしと伝わった作品です。
突っ込みどころ満載な作品をお探しの方にはおすすめです(笑)