ジェネレイターガウル

2010年8月2日

ジェネレイターガウル感想

評価/★★★☆☆(57点)

ジェネレイターガウル感想

制作/タツノコプロ
監督/水島精二
声優/林延年,三木眞一郎,柏倉つとむ,雪乃五月ほか


研究学園都市・皇樹学園に3人の少年がやってきた。
22世紀の未来から来たガウル、コウジ、リョウ、その3人の目的は、
未来世界を支配する圧制の超国家「クヴェレ」の打倒であり、
クヴェレ発足の引き鉄となる第三次世界大戦の阻止、そしてその遠因となる超技術
「インクルード・セル」の研究開発の妨害だった。
だが、彼等を追って未来から送り込まれた刺客・生物兵器「ジェネレイター」の襲撃、
学園を支配するクヴェレの尖兵・斉藤リュウコの策謀により、
ガウル達の使命の達成は困難に追い込まれるのだった。

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未来から変身ターミネーター3人がやってきた

男3人が主人公という設定から見て、腐女子向けであることは明らかな本作品。
当時の状況がどうだったかわかりませんが、
もし現在放送されていればBL同人誌がいっぱいだったろうな・・・と感じます。
基本的な設定はSF変身ヒーロー物。
22世紀から3人の男がやってくる、彼らは未来で起こる三次世界大戦と
人体を無敵の兵器へと変化させる細胞インクルードセルの開発阻止。
というもの。
内容は悪くはないのだが、1998年放映作品なのに1クールという短さは驚きました。
この時代って2クール放映が基本というイメージがありました。
肝心のストーリーですが、1話の時点から盛りあがりに欠けます(苦笑)
学園ドラマを絡めながら、未来から来るジェネレイターと闘いつつ研究阻止を目指す。
根本的に話が大きいんだか小さいんだかわからない。
また、前半と後半のギャップも激しい。
前半部分は変身ヒーロー物的な感じでSF要素もあるものの、
自らも怪人になり怪人と戦い倒していく。
この前半部分は制作タツノコプロらしい変身ヒーロー物の王道で
戦闘シーンや変身シーンも見ごたえがあった。
ただ、せっかくの戦闘シーンなのに5分も戦わないので終わることが多く
「あれ?もう終り?」というあっさりな感じがありました。
戦ってる時の雰囲気は暗めの色合いで思い空気なんですが、簡単にいえばウルトラマン的です。
戦うのは3分だけで、あとは人間ドラマみたいな。
全体的に戦闘というよりも人間を描くほうに重きを置いているように感じました。
中盤部分からは非常に作品が重くなる。
様々な伏線や未来現在過去、タイムパラドックスというものを活かしながら進んでいく。
前半の説明不足な点も若干強引ながらも説明があり、
前半のなかなか話が先に進まない感じが一気に無くなり、
状況もめまぐるしく変化していきます。
ただ、明らかに1クールでは捌き切れないストーリー。
様々な要素が中途半端にしか作用していないので、
話が大きい割には見終わったあとの印象が薄い印象を受ける。
知名度の低さも何となく実感してしまった。
ラストの展開も、あっさりしており釈然としない感じが残ってしまいました。
全体的に見れば、ストーリーの大きさの割には映像の地味さが目立つ。
暗めの戦闘シーンや短めの戦闘シーン、女性向けのキャラクターデザインと
もう少し演出方法を変えればストーリーは悪くないので
高い評価が出来たのでは?と思います。
硬派なSF変身ヒーロー物をお探しの方にはおすすめ。
結構マニアックですが・・・w

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