荒川ザアンダーザブリッジ

2010年7月17日

荒川ザアンダーザブリッジ感想


荒川ザアンダーザブリッジ感想
荒川ザアンダーザブリッジ
★★★☆☆
主人公・市ノ宮行は世界のトップ企業社長の御曹司。
幼い頃から父に「他人に借りを作るな」と教えられ、
その教え通りに借りを作らずに生きてきた。
しかし、ひょんなことから溺れかけた際、
荒川河川敷に住む自称金星人のニノに命を救われる。
「命の恩人」という余りに重すぎる借り。その恩返しとしてニノが行に要求したのは
「私に恋をさせてくれないか?」という事だった。

シュールホームレスアニメ
このアニメ何と言ったらいいんだろうw
シュールアニメといえばそれまでだが、それ以上に破壊された世界感と
独特のテイストを秘めた作品になっている。
舞台はまさかの荒川河川敷。
基本的にストーリーは荒川河川敷を中心に展開される。
そこに住む人間なのかすらわからない住人や、ワケがありそうな住人、
着ぐるみを着ている人間や意味不明な住人まで
非常に多彩なキャラクターがたくさん登場する。
このキャラクター達が織りなすシュールの応酬の日常が基本だ。
主人公は一応?一般人なのでシュールな住人たちにつっこみまくる、
ギャグに関しては好き嫌いがあるが、このテイストは万人受けはしないかもしれない。
ある種、ツボに入るとがっつりはまってしまう作品です。
ストーリーの方は序盤は続々と登場する摩訶不思議なキャラクターに頼り、
中盤から後半はシリアスや隠された設定や伏線を散りばめられている。
このシリアス要素に関しては賛否が分かれるポイントかも知れない。
シリアス要素に関してはありがりな親子対立だが基板はしっかりしている。
主人公は子供の頃(1歳)から他人に借りを作りな!という厳しい教育の元育ち、
そのせいでトラウマを抱えている。
人に借りを作る、人に何かをするという行為の意味というものを織りまぜている。
ギャグやコメディテイストの作品にこういった深みのある点があるのは興味深い。
残念なのは中盤の中だるみと、2期を想定してか回収されてない伏線が多い。
また、後半部分はキャラクターを出しきってしまいマンネリな部分もあり
盛り上がりにかけてしまったのは少し残念なところと言えます。
更に制作シャフト&監督新房昭之の演出は人を選ぶ、この組み合わせはさすがに飽きた。
見る人を選ぶ作品になっているが、
ハマれが非常にツボを付く笑いのセンスは非常に面白い。
こういったシュールなギャグアニメは個人的には好きだ。
2期も決定しているので、若干評価を低めにしました。
2期でこの作品をどういう風に料理するのか期待しています。