デュラララ!!

2017年6月18日

デュラララ!!感想


デュラララ!!感想
デュラララ!!
★★★★☆
舞台は東京・池袋。そこは様々な思惑を腹に抱えた若者たちが集う街。
“首なしライダー”、非日常に憧れる高校生、池袋一強い男、情報屋、闇医者、
ストーカー etcが、事件をおこしたり、巻き込まれたり……。
アクの強すぎる登場人物が織り成す、
予測不可能なハイテンション・サスペンスアクション!

首なし女に恋をして
渋谷の学生やカラーギャング、オタクや闇医者など
実際に居そうな奴らを中心に物語は展開していく。
上記の登場人物だけでは、安易に渋谷を過剰に妄想したアニメというふうになってしまうが
ここに「首なしライダー」「妖刀」というファンタジー要素を入れることで物語は加速していく。
序盤から中盤までは、首なしライダーことセルティの首を巡る事件を中心に展開される。
このセルティは、ファンタジー小説にたまに出る「デュラハン」だ。
彼女はなくした首を探して渋谷にいる。
このセルティ、首がないのでもちろん体だけだ。
ほとんどのシーンはヘルメットとライダースーツ姿で、
ヘルメットを外した首がない姿は外見的には怖いくらいだ。
しかし・・・なんだろう、非常に可愛らしい。
外見の可愛らしさではなく、内面の魅力が非常に出ているキャラクターだった。
首がないので喋れない彼女は携帯機器に文字を打ち込みそれを相手に魅せることで会話する。
アニメという表現方法が云え、文字の内容は声優が読み上げるが
これが非常に可愛らしい。
自分が化物と呼ばれるデュラハンなのに宇宙人を怖がったり、困惑したりする。
更には一緒に棲んでいる闇医者と恋愛模様まで魅せてくれる。
彼女は首がないだけで、精神的には普通の女性だ。
闇医者と首がない女性が抱き合うシーンは、非常に可愛らしかった。
顔がないキャラクターに萌えを実感したのは初めてかもしれない。
中盤からは切り裂き魔と呼ばれる事件が発生する。
妖刀と呼ばれるもの刀を巡る事件は、普通の少女の秘密と過去に迫る。
この中盤は若干魅力と勢いが落ちる、つまらにというわけではないが
前半部分と比べると、物語の魅力が落ちてしまうが・・・・
この中盤は後半のために生きてくる
後半からは過去にカラーギャングをまとめていた少年と
ダラーズと呼ばれる虚構だった組織を纏める少年と、
妖刀を身に宿す少女の思いが交錯する。
物語の様々な事件が綺麗につながり、結果が理由になり、理由が結果になる。
物語の所々の伏線が話の中で生きてくる構成は非常に見ていて面白かった。
しかし、これだけ伏線とスピード感のあるストーリー展開のせいで
多すぎる登場人物を捌き切れなかった。
一部のキャラクター意外にキャラは深みが足りないものが多く、
中盤以降たまにしか出ないキャラクターや、印象の薄いキャラもおり、
せっかく個性的でいいキャラクターなのにもったいないと思ってしまいました。
また、24話という少し長かった。
伏線の張り方や回収の仕方、時系列のシャッフルなど素晴らしかったが、
「首を巡る事件」が終わる12話当たりで若干の息切れをしてしまった。
12話で一期として、2期を来季の放送枠で放送!とかのほうが、
中盤以降のだれを感じさせなかったかもしれない。
時間をおいたほうが伏線がきになる視聴者や新規視聴者も獲得できたでしょうし・・・
面白い作品なだけに、この長さは少しだけ致命的です。
原作者が同じである「バッカーノ」に比べると、もう一回観たくなる魅力はなく
一度見るとお腹いっぱい。という感じになってしまう作品でもあります。
個人的には首なしライダーのセルティの魅力にやられてしまいました(笑)
「首無し萌え」という新たな萌えジャンルが誕生し、根づいていくことはないでしょうがw
あなたも首無しに萌えてみませんか?