祝福のカンパネラ

祝福のカンパネラ感想

評価/★☆☆☆☆(18点)

祝福のカンパネラ感想

制作/AIC
監督/ウシロシンジ
声優/今井麻美,岡本信彦,門脇舞以,こやまきみこほか
全12話


あらすじ

世界の宝物庫』と呼ばれる貿易都市『エルタリア』。今年は7年に1度の『エール』が
満ちる年。流星群が見られる年。収穫祭が近づいてきたこの街で、アイテム職人の
主人公は、大聖堂の塔の中で、1人の少女と出会う。その少女は、主人公のことを
パパと呼び、主人公や冒険仲間達とともに暮らすことになる。果たして主人公は、
どんな冒険に巡り会うのか……という、祝福の鐘鳴り響くAVG。

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ハーレムです。

今期、最も特徴のないアニメは?と聞かれたら間違いなく
本作品の名前を私は上げるだろう。
それくらいにこの作品は突出したものがない。
無難を絵に書いたようなアニメは久しぶりに見た
基本的なストーリーは、ファンタジーもの。
主人公たちは冒険者クラン(ギルド)を運営しており、
「クエスト」を受けながら物語は進行していく。という感じ。
ただ、第1話の時点で主人公を中心としたハーレムが形成されており、
「あ~エロゲー原作らしいな」と実感する。
私だけかもしれないが第1話の時点で「あれ?2話から見たかな?」と一瞬思った(苦笑)
何の説明もないまま主人公好き好きキャラクターがストーリーを進行させる展開は
面白味の欠片もなく、原作ファンなら喜ぶかもしれないが・・・
前半は複数ヒロインをメインとした話で構成されており、
各ヒロインと主人公の「萌えシーン」が展開されるが、
第1話の時点ですでに主人公ハーレムの関係性が形成されているので強い恋愛要素はない。
あくまで「イベント」を楽しむ前半だった。
後半からは世界規模の戦いになっていく。
戦闘シーンも過激になり、シリアスなシーンも増える。
作画のレベルの高さもあり、前半とは違った激しいアクションはそれなりに楽しめた。
ただ、最終話まで無難に仕上げたストーリーは、安定した面白さはあるものの
ドキドキ感や次の話楽しみだっ!というような期待感はなく、
ただただ安定したストーリーを提供するのみ。
これならば原作のゲームをやったほうが「選択技」という分岐がある分、
ストーリーを追う楽しみがあるだろう
また、作品の雰囲気に似つかわしいセクシー描写。
柔らかい作風なのに胸や尻などに接写したシーンがあり、
せっかくの作品の雰囲気を壊しているように感じた。
原作が18禁なだけに仕方ないのかもしれないが・・・・
全体的にキャラクターに一切毒がない。
いい人だらけと言っても過言ではないが、「双子」以外は影も毒も無く
キャラクターとしての深みが足りず、感情移入が出来ない。
本作を2行でまとめると・・・・
「完璧で優しい主人公とオタク受けしそうな女性キャラで無難なファンタジーストーリーを
それなりの作画と無難な声優さんを使ったキャラ萌えアニメ。」
これ以上でもこれ以下でもない。
出て来る女性キャラクターの誰かに愛着がわかなければ最後まで楽しむのは厳しい。
個人的には双子のおかげで何とか最後まで見ることが出来たが・・・
しかし、作画と声優さんだけはレベルが高い。
ただ今期のアニメは作画も声優さんもレベルが高いものが多いので
相対的に見るとやはり突出している点ではなく、評価できるポイントでもなかった。
PSPで9月30日に移植販売されることを考えると、
あくまでも販売促進アニメということですね。
厳しい評価になってしまいましたが、私がこういう雰囲気のアニメが嫌いなのかもしれない。
原作は時間があればやってみたいと思います。