あかほり外道アワーらぶげ

あかほり外道アワーらぶげ感想

評価/★★☆☆☆(36点)

あかほり外道アワーらぶげ感想

制作/RADIX
監督/まついひとゆき
声優/榎本温子,松岡由貴,清水愛,笹島かほるほか
全13話


あらすじ

「らぶふぇろもん」は鳴かず飛ばずのお笑いコンビ。知名度を上げるため「絶対正義ラブフェロモン」として「正義の為なら、何事も許される」を信条に悪人に対して鉄槌をくだすが、ついでに町も破壊していってしまう。
北華5人姉妹は、悪の組織の戦闘員の両親を早くに亡くし清貧な生活を送っていた。形見の壷から出てきた「アクマコ」に魔法の力があることを知らされた5姉妹は「外道乙女隊」に変身し両親の遺言である立派な悪を実現しようとするが、なぜか人助けをしていってしまう。

ドタバタゴチャ混ぜアニメ

このアニメは独特の放送形態を取っている。
30分のアニメ枠で同じ世界感で2つの作品を放送している
1つは「絶対正義ラブフェロモン」、もう1つは「それゆけ! 外道乙女隊」
世界感が同じで2つの作品の登場人物もすれ違ったりバイト先が同じだったりするが
終盤まではお互い深い絡みはないという、意味があるのか無いのかわからない作品だ
基本的なストーリーは、変身少女モノ。
「それゆけ! 外道乙女隊」は悪行を働こうとする魔法少女だが、
結果として善行になってしまう。
「絶対正義ラブフェロモン」は正義のためなら手段を選ばず、
結果として悪と世間に見られているという、やりようによっては面白い設定だ。
だが、基本的には良くも悪くも原作は「あかほりさとる」なのでドタバタ美少女コメディ物。
お色気要素を混ぜつつ、毎話のようにドタバタを繰り返し
裸やパンチラは当たり前のセクシー要素と時折パロディや声優ネタを混ぜつつ展開している。
典型的な美少女コメディなので、基本的なストーリーは面白くはない。
「絶対正義ラブフェロモン」は普段は漫才をしており、
悪を見つけると徹底的に正義の力を振りかざし街を破壊する。
この「絶対正義ラブフェロモン」のほうは特にストーリーがなく、本当に漫才のような内容だ
後半は悪に対してではなく、自分に対して悪口を言っただけで暴れており
何ともいえない感じだった。
「それゆけ! 外道乙女隊」は5人の姉妹で構成されており、
意外に深いストーリー展開をみせている。
なくなった両親は悪の組織で戦闘員をしており、
その意志を継ぎ悪をしようとするがうまくいかない。
このストーリー展開やキャラクターは愛着が持てるようなものだった。
全体的にこの作品は、見終わったあとに設定や簡単なあらすじ的なのものや
キャラクターの外見は記憶に残るが本筋のストーリーや
各話の詳しい内容は一切記憶に残らない作品だ(苦笑)
更に言えば終盤。
2つの話が交差し、宇宙から攻めて来た「アリ」に対し共同戦線になるが
完璧にとってつけたようなシリアス展開で、
それまでのノリと違い普通のアニメのような構成で正直に言うとツマラナイ。
せっかくのこの作品のオリジナル的要素を意図的に潰しているような終盤は
マイナス評価になってしまった。
2つの話を1つのアニメとして纏めたのに、それがあまり生きていないのも気になった。
やりようによっては、2つのアニメがリンクしつつ正義と悪に悩む美少女などの
シリアスなどの展開も出来ないことはなかったはずだが、
敢えてそれをせずに一発ギャグ的なノリで突き進んでいる作品です。
それぞれの素材や着目点は悪くはないはずなのに合わさった結果、駄作になってしまった。
もう少し考えれば面白くなりそうな作品なのに、
毎話毎話、その時に考えたようなストーリーで練りこみが足らず、
結果としてみたあとに記憶に残らない作品になってしまっている。
ただ、この作品をアニメとしてではなく、
一種のコメディ的作品やコントのような作品と捉えてみると
ドタバタめちゃくちゃ落ちの芸人風で面白く見えるかもしれない・・・w
人によってはもしかしたら、ツボに入りすごく面白い!と感じるかもしれませんが
7割の人は普通以下のと感じてしまう・・・
そんなコアなファン層を狙っている作品でした。