灼眼のシャナS

灼眼のシャナS感想

評価/★★★☆☆(55点)

灼眼のシャナS感想

制作/J.C.STAFF
監督/渡部高志
声優/釘宮理恵,江原正士,日野聡,川澄綾子ほか
全4話


あらすじ

御崎市で平凡な日常を過ごしていた高校生の坂井悠二は“燐子”(りんね)と呼ばれる怪物の出現と共に非日常の世界に巻き込まれ、名も無き少女と出逢った。その名も無き少女は、人知れず人を喰らう異世界人“紅世の徒”を探し討滅するフレイムヘイズの1人。彼女は、悠二が自覚のないまま死んでいることを告げ、訳あって“紅世の徒”から狙われるようになった悠二を護る様になる。そんな彼女に悠二は、彼女の刀『贄殿遮那(にえとののしゃな)』から「シャナ」という名前をつける。2人は反発しながらも、少しずつ惹かれ合っていく。

最高の2話と残念な2話

外伝的な話を中心とした灼眼のシャナOVA。
2期の評価は当サイトではかなり厳しかったのですが・・・・
第1話から非常に面白い(笑)
典型的な悠二とシャナの体が入れ替わるストーリーだが起承転結がすっきりとしており、
キャラクターの可愛さや愛くるしさが顕著に現れ、
素直に「面白い」&「可愛い」と思わせるキャラクターの使い回しは賞賛できる。
シャナの登場人物に少なからず好意を持ってる方にはたまらないストーリーだ。
こういう日常だけを中心とした明るく面白いストーリーは灼眼のシャナの中では
割ると珍しい部類に入るのでとても新鮮に感じた。
これが2期にあれば・・・w
しかし、3話からはシャナお得意のシリアス要素に入る。
時系列的にはシャナと悠二とが出会う前を基準としており、
本作品の設定の1つである「存在」というものを捉えたストーリー展開をみせている。
ただ、前後編と全4話のうち2話も消費した割にはパンチに欠ける。
これがTVシリーズ同様全24話構成ならば尺もあるということを考慮して
しっかりとした人物描写で描くという制作側の考えもわかるのですが
全4話のうちの半分も消費するだけの面白味がなかった。
4話ではOVA唯一の戦闘シーンがあるが・・・これが残念すぎる。
せっかく作画事態の質は悪くはないのに、アクションシーンは止め絵的で動きがなく
敵もしょぼい上に戦闘シーンは迫力が一切無い。
せっかくシリアス要素を入れてしんみりとしたストーリー構成なのに
戦闘シーンがこれでは評価はダダ下がりだ。
確かに消え行く存在というものを考えたストーリーは悪くはないのだが、
OVAでわざわざ買って見るほどの内容だったかと考えると微妙なところだ。
最初の1話、2話と共に本筋ではないがキャラクターに
愛着を強めることが出来るストーリーは好印象かつOVAとして十分な魅力があったが、
後半の3話、4話はTVシリーズならば評価できる話だっただけに残念。
全体的にファンならば買って申し分ない出来栄えになっている。
灼眼のシャナを全く知らない人にはきついが、1期を見ているか原作を読んでいれば
このOVAは非常に楽しめる内容になっている。
あくまでファン向けとしては評価できる作品であり、
作品走っているがそこまでファンでない人には1話と2話以外は微妙な出来栄えになっているのは
若干ながら残念なポイントと言える。
ネットでの情報によると、
TVシリーズの3期への布石としてのOVAか!?という意見もありましたが
3期あるんでしょうか???
これくらいのクォリティなら期待できるのですが・・・・