菜々子解体診書

菜々子解体診書感想

評価/★☆☆☆☆(11点)

菜々子解体診書感想

制作/RADIX
監督/ねぎしひろし
声優/山本麻里安,子安武人,八奈見乗児,西村ちなみほか
全6話


あらすじ

七千草菜々子は両親が作った莫大な借金のせいで天才外科医の拝狂児に肉体の108箇所を担保として取られてしまう(この設定は『どろろ』に因む)。菜々子は見習い看護師として毎日激しい訓練を課せられる。狂児は菜々子を鍛え上げ、自身が発明したロボット『ビーナス2000』に生体移植しようとしていたのだった。

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声優はアニメの要だよね

知名度があるのか無いのかわからない本作品。
世界観や基本的な人間関係の説明もないままストーリーが進み、
一話の時点では「なぜナナコがセンセイにいじめられているのか?」という理由説明も無いので
ただ不快な虐めのシーンにも見える。
ドラマCDで説明不足な点は補足してある様ですが、
本編で語られない時点でマイナス評価につながった。
更には間間に無駄シーンが多く、明らかに尺稼ぎの長いシーンがあった。
その結果、物語のテンポが悪くなってしまっている
本筋のストーリーが一話一話でゆっくりと伏線を張っているのはわかるが、
あまりにも本筋が進まず、ただのナナコがドタバタギャーギャーわめいている話が多く
キャラクターも引き立って居ない状態で話を進めるので笑える部分も笑えない。
更に脇役の使い捨て感もひどい。
掘り下げや紹介もほとんどなく、ぱっ!と出てぱっと消えていくキャラクターも多かった。
全体のストーリーを見てもシリアスなのかギャグなのか?とどっちつかずで、
その2つの要素が絡み合っていない。
水に油の状態で平行線をたどりながらストーリーを構成しつつ、
微妙な印象でで終わらせてしまっている。
更にシリアスな部分のストーリーもぶっ飛んでいる。
主人公のナナコはクローンで、菜々子をいじめている科学者はクローンの寿命を延ばしたいために
宇宙人のDNAを利用しようとしている。
だが、同時に宇宙人のDNAをヴァチカンは神を創造するため、米軍は兵器に利用するためと
三つ巴が展開されているストーリーになっている。
・・・おわかりいただけるだろうか(苦笑)
理解できそうでできない、意味がわかりそうでわからないストーリーなんですw
これがもう少し別の方向でうまく絡み合っていれば、面白みがでてくるのかもしれません
実際、5話~6話のストーリー展開は若干ながらわくわくしたものがあった。
ラストの2話の展開はテンポもよく、ストーリーも悪くは無い。
それだけにそこにいたるまでのストーリーの流れやテンポが悪すぎたのは
1つの作品として非常に残念。
ただ、本作品で一番の問題はヒロインの声優である「」さん。
キャラクターの表情に対して、声が低すぎたり力みすぎていたり
叫ぶシーンではかすれ声になったり、聞き苦しかったりと圧倒的なまでに経験不足を感じる。
脇役の声優に・・や・・を起用しているのに、メインであるナナコの声優が微妙すぎて
ナナコに対してあまり「可愛い」という感情をもてなかった。
更に、作中で隠語としてヴァチカンを「祈り屋」、米軍を「米屋」と呼称しているが
米軍やヴァチカンという言葉も出てくるので、隠語を使う意味があったのかはなぞです。
話がわかりづらくなるだけだったようにも感じる。
全体的に基本的なストーリーは悪くは無い、だが声優や作画やストーリー構成が
基本的なストーリーの面白さを感じにくくさせている。
もう少し細部を丁寧に描かれていればだいぶ印象が変わるだけに残念な作品です。
今、リメイクしたらいろんな意味で面白くなりそうな魅力は秘めているが・・・・
そのさいは主役の声優さんは変えたほうが良いと思う(苦笑)

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