アスタロッテのおもちゃ!


ロッテのおもちゃ!感想

評価/★★★☆☆(43点)


ロッテのおもちゃ!感想

制作/ディオメディア
監督/追崎史敏
声優/釘宮理恵,佐藤利奈,田村ゆかり,生天目仁美ほか
全12話


あらすじ

妖魔族の住む世界・妖魔界にあるユグヴァルランド王国の姫君ロッテは、
夢魔族なのに大の男嫌い。しかし夢魔族は生命維持のため、ある程度以上に育つと
「吸精」をしなければならない、近いうちに男達を置いておくための後宮を構える
必要があった。けれども全くその気のないロッテは、不可能だと高を括って
世界樹のねじれにより行けなくなった人間界(ミッドガルド)の男を連れてくることを
条件に、後宮を構えることを約束する。

ワンワンも、ニャンニャンも、クックドゥードゥルドゥーも。

原作は電撃マ王で連載中の漫画作品。
原作は「ロッテのおもちゃ」という名前なのだが、
あのロッテとかぶるのでアステロッテに変更されたらしい?
基本的なストーリーは典型的なラブコメ。
妖魔族の住む世界の男嫌いのサキュバスなお姫様、
その姫様のわがままで人間界の男がつれてこられ、その男の娘も妖魔界へやってきて・・
という感じだろうか。
始まって5分でお風呂シーンということで大体の内容は理解できると思う(苦笑)
メインヒロインの二人が10歳と13歳なので、
外見的にはかなりロリロリな感じだ。
ただ、セクシーさに関しては過度な期待ができるレベルではなく、
あくまで普通のセクシーシーン、そういった面ではあまり期待できない作品だ。
ストーリー的には設定がぶっ飛んでる部分がある。
主人公である直哉は23歳なのだが、10歳の娘がいる(笑)
この部分は彼が13歳の時にヒロインのロッテの母親とやっちまったためにできた子供、
この設定は他のアニメではなかなか無い設定といえるだろう。
実際、主人公の娘とヒロインのロッテの年齢はそこまで変わりはなく、
ロッテと主人公の恋愛要素もあるので、なんというか・・・背徳感がある。
だが、ストーリー的にはその設定と裏腹に軽いものが多い。
悪い意味で言うならばストーリー的な特徴や面白みが薄い
キャラの可愛さや設定でストーリー展開している部分が多く、
ストーリーを楽しむ・・・というのは本作品ではキツイところだ。
ありきたりかつ、予測できやすいストーリー展開が多い。
強烈なギャグやパロディ要素、エロ過ぎる要素などがないためパンチがない。
キャラの設定、キャラの可愛さが本作品の特徴であり、逆の意味ではそれしかない。
キャラに萌えられなければ本作品を楽しむことはできない。
キャラ的にも多種多様・・・というよりは、ロリキャラが多く
ありきたりなキャラクターが多いのも難点だ。
ただ個々に見ると欠点が見えてしまうが、アニメの出来栄えとしては悪くはない。
高いレベルの作画と可愛らしいキャラクターデザイン、
パステルカラーのような明るい色調と世界観の雰囲気は朝の女の子向けアニメのようだ
エロ要素を完璧に排除して、逆に完璧に子供向けにしたほうが、
本作品としてはよかったかもしれない。
子供向けと考えればストーリーやキャラデザなど受け入れやすかった。
今思えば、サキュバスなどの設定を除けばストーリーの内容も子供向けに近い。
家族愛や友情などしっかり描いている部分が多く、大人が見れば少々幼稚な話だが
子供向けと考えれば十分に丁寧に作られた内容だった。
この和やかかつ、ほわほわとしたストーリーは何とも言えない癒しがある
11話以降のストーリーはアニメオリジナルだったようだが、
これが非常によかった、主人公とヒロインの別れや家族の絆など
うまく描けており、高いレベルの作画でキャラの泣き顔は反則なレベルで描かれており、
最終話では若干ご都合主義はあったが、無難に綺麗に話をまとめていた。
序盤こそ「あぁ、テンプレートなラブコメだな~」と感じ易いのだが
話が進めば進むほど、この和やかなストーリーと可愛らしいキャラに魅了されていく
不思議な魅力を醸し出している作品といえばわかりやすいかもしれない。
全体的にアニメーションとしては面白いのだが、作品としては微妙だ。
私は原作を中古本で2巻まで手にいれたので見たのだが、原作は正直微妙だった。
アニメ制作スタッフの優秀さが伺える作品ではあったのだが、評価が分かれやすい作品だ。
キャラが好きになれる、キャラに萌えられる、ロリエロを受け入れられる
この3つの要素が好きな方には、気に入れる作品だろうが
1つでもだめなら本作品は微妙に感じてしまうだろう。
本作品はいろいろな部分で中途半端な要素が多い。
エロ要素にしても古臭いアニメにありがちなパンツやらなにやらに近く、
キャラクターの設定もありがち、ストーリーも家族愛や友情を押し出すにしては
エロ要素が邪魔をし、ファンタジー要素は少ない。
いろいろな部分が突き抜けておらず、中途半端に盛り込まれているため煮え切らない。
キャラクターも出たはいいが、登場回以降は出番が少なくなってしまい
主要なキャラ以外は掘り下げがほとんどないのは残念だ、
阿澄佳奈さんのキャラも本当に使い捨て感じが強く、
斎藤千和ささんが演じたキャラもちょこちょこっとした出番がない。
キャラを登場させるのはいいが、もう少しキャラ回しが全体で上手ければ
評価はもう少し違った、無駄に新キャラをだした印象しかなかった。
話の展開や内容から言って、2期の可能性は薄いだろうが
ある程度完結した感じにストーリーを閉め、高いレベルでアニメ化した
スタッフさんの能力は、今後期待したい。
ついでだが、これは個人的な意見になってしまうかもしれないが
流石に釘宮理恵のロリ貧乳ツンデレ料理ヘタキャラは流石に飽きた。
釘宮理恵さんは声優として実力もあり、ツンデレキャラは可愛く演じてくださるのだが
流石に、これだけツンデレロリキャラばかりだと・・・(苦笑)
個人的には一回見ればもう、2回目は見ない作品と感じた。
ただ一回見る分には丁寧に作られた内容を十分に楽しめる作品だ、
豪華な声優陣や可愛いキャラデザは十分おすすめできる。
アニメ制作スタッフの作品への愛情を感じる作品でした。