バカとテストと召喚獣

バカとテストと召喚獣感想

評価/★★★☆☆(59点)


バカとテストと召喚獣感想

制作/SILVER LINK.
監督/大沼心
声優/下野紘,原田ひとみ,水橋かおり,鈴木達央 ほか
全12話


あらすじ

科学とオカルトと偶然によって開発された「試験召喚システム」を試験的に採用し、
学力低下が嘆かれる昨今に新風を巻き起こした文月学園。
振り分け試験の成績で厳しくクラス分けされるこの学園で自信満々にテストの結果を
受け取った男子高校生・吉井明久を待っていたのは、最低クラスであるFクラスの、
学び舎とは思えない最低の教室だった。




設定が面白いっ!

原作はライトノベルな本作品
基本的なストーリーは学園ラブコメに
試験の点数を用いた召喚戦争という特殊な設定を取り込んだのが本作の特徴。
その名の通り、自分の試験の結果で力の変わる召喚獣を用いて
学校生活の改善を求めて上位クラスと戦う。という感じだ
この試験の結果による召喚戦争は独特なのだが非常に面白い、
本当にこんなシステムの学校があれば、
一度は通ってみたい&勉強する気も起きるのでは?
現在の日本の教育にぜひ問入れて欲しいシステムだ(笑)
単純に点数だけで自分の得意な科目で相手と戦ったり、苦手な科目で不利になったり
戦闘画面も「スーパーロボット大戦」のような感じで
小さな召喚獣達が、ちょこちょこと動き回る姿は可愛らしく、
ヘタに派手に戦闘するよりも「バカ」っぽさが出ており特徴的だ
また、序盤こそ単純に点数差による戦闘描写が多かったが、
後半からは戦闘も作戦を中心にしたものが多く
成績の違いすぎるクラス同士の戦いも、一工夫ある戦略で勝っていく、
勉強が全てではないと言わんばかりの、
ストーリー展開は観ていて心地良かくテンポよく進んでいく。
この召喚獣の要素を混ぜつつ、ベタなラブコメのような展開とコメディ要素を強く入れている
学園コメディ要素に関しては会話に掛け合いのレベルが高い。
キャラ同士の寝られた会話はラノベ的な要素はあるものの
序盤からキャラクターに感情移入しやすく、
アニメならではの凝った演出が会話の面白さを後押ししている
ただ、残念なのは中盤にラブコメ要素を入れすぎてダレまくった。
せっかくの本作品の魅力であるクラス対抗の召喚戦争が序盤で何回かやった後、
あとは終盤まで無いというのは致命的だ。
確かにそれなりにキャラの魅力もあり、声優さんに文句はないので
見れないというわけじゃないのだが、別に恋愛において凄い進展があるわけでもなく
あくまでも定番なラブコメイベントを展開しているのみで、
そこにこの作品ならではの魅力を感じることは出来なかった。
更にかなりしつこく、一人のキャラの「男の娘」要素を押し出していて
それがストーリーにおいて必要性をを一切感じない
更にはホモホモしいキャラもおり、男性向けというよりは
腐女子さん向けの要素もあったりする。
そういう要素を受け入れられない人には、かなりのシーン数があるのできついかもしれないが
そういう要素が好きな人には嬉しいシーンでもありますが・・・w
また、わかりにくいパロディ要素はどうなのだろうか・・・
ジョジョ4部ネタ、クリリンネタ、SEEEDネタなど、
知っている人が「一瞬」のシーンでわかるくらいで、入れる必要性があまり感じなかった
逆にわかりやすいパロディは死んでいた
特に第8話のエヴァパロディは観ていて、かなり不快でした。
いいキャラクターと、いい設定があるんだから
パロディ要素を入れる必用はないのに、入れてしまう。
すぐパロディ要素を入れるのは、最近のラノベやアニメでよく見られるが
パロディに特化した作品以外ではあまり面白さを見いだせていないように感じる
全体的にこの独創性ある設定は観ていてかなり評価出来たのに、
無駄なパロディ要素や、男の娘やBL要素要素を入れすぎたのは
結果として一部の視聴者離れを起こし、若干点数が下がる結果になってしまった
しかしながら、根幹にある設定とキャラクターは悪くはなく、
2期のストーリー展開がどうなるかわからないが、バランスのいい出来栄えは面白い。
しかしながら、ストーリー的に大きな伏線や軸となるストーリーが無く
今後の展開が楽しみであると同時に今後の展開に対する不安もある。
物語の始まりだけよく終わり頃にはどうでもよくなる作品は多々りますので・・・(苦笑)
気軽に楽しみたいアニメをお探しの方にはオススメです。