これはゾンビですか? オブ・ザ・デッド

評価/★★☆☆☆(28点)


制作/スタジオディーン
監督/金﨑貴臣
声優/野水伊織,月宮みどり,日笠陽子ほか


あらすじ
銀髪の不思議な少女・ユーと出会ったことで殺人事件に巻き込まれゾンビとして蘇った 主人公、相川歩の巻き込まれ型ゾンビ生活を描く。 第1巻にて主人公・歩の家にはネクロマンサーのユーのほか、 歩に魔力を吸い取られてしまった魔装少女・ハルナ、吸血忍者のセラが居座ることになり、 その後も異能の力を持った人物が次々と現れる。そうして繰り広げられるバトルや トラブルを解決していきながら、物語はラブコメディとして展開する。




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ただのハーレムラブコメ

本作品は「これはゾンビですか?」の2期、
一期の時点ですでに2期の制作が決定していたようで
実質、分割2クールのような印象だ

基本的なストーリーは一期の続き。
相変わらずの同居生活が続いている3人の少女と主人公、
ゾンビで魔装少女な主人公の日常は今日も続く・・・
という感じだろうか(苦笑)

序盤から濃密なネタでテンションを上げてくる。
一期からのお約束ネタから新キャラを混ぜつつ
1話からかなりのハイテンションで展開するストーリーは
「一期の終盤のシリアス」を忘れさせてくれるはじけっぷりだ

今期は全10話ということで一期では
不評だったシリアスストーリーは少ない。
いわば、ただのハーレムストーリーになっている。
逆に言えば一期の段階である程度キャラクターに感情移入し
多いキャラの中からお気に入りが居なければハーレムストーリーだけの
本作品はきついといえるだろう。

確かにギャグはそれなりに面白く、学園ハーレムストーリーとして
それなりの完成度にはなっている。
ただギャグに関して言えば、ネット上ではお約束なネタを用いたネタは
かなり好みが分かれる点だろう
ネタが分かる人でなおかつキャラクターが好きならば楽しめる、
一期があの出来栄えなのでかなり狭き門を通ったものだけが
2期を楽しめるという感じだろう

本作で評価できるのは妄想ユーの声優の豪華さぐらいだろう
前作もかなり豪華だったが、本作ではかなりコアな声優さんたちになっている
井上喜久子、南央美、こやまきみこ、國府田マリ子、小桜エツコ
横山智佐、飯塚雅弓、島本須美、堀江由衣、佐久間レイと
90年台のアニメが好きならばたまらないラインナップだろう(笑)
個人的にはユー本人が一周回って破壊力があったw

この地味に豪華な声優陣のお陰で本編よりも本編終了後のCパートミニ枠の
妄想ゆー劇場のほうが面白いという本末転倒な出来栄えになってしまっているw
ある意味、Cパートが本編という感じだ

ストーリーに関して言えば、シリアスパートが殆ど無いので
本筋の話がほとんど進んでいない。
そもそも原作未読の方にとっては一期の時点でも話がどう進んだかわかっていないので
「進んだか進んでいないか」の状況もわからない。
物語終盤になにやら重要な設定が今更ながら描写されたりしたが、
今後ストーリーはどう展開していくのだろうか

全体的に見てただのハーレムラブコメ、それ以上でもそれ以下でもない。
2期は本当にそれだけの作品だった。
一期から見ていればそれなりにキャラクターに愛着を持っており
楽しめないことはないが、本筋の話が進まないモヤモヤ感がうまれてしまった。
最終話でもギャグで終わったのはある意味正解なのかもしれないが、
本筋のストーリーはどこへいったという感じだ

ただ、変にシリアスストーリーを入れて
一期のように分けの分からない展開になるよりは良かったと感じる。
一期よりは面白いのだが、本筋の話は進まない。
キャラへ感情移入していなければただのハーレムラブコメでしかなく深みはない。

原作を読んでいるなら別だろうが、
一期を乗り越えて2期を見るという門の狭さや、
本筋の話が進まない、ハーレムラブコメということで
かなり好みの分かれる作品だ。
逆に本作品がTVアニメではなく、ファン向けのOVAという媒体なら
評価も少し上がったのだが、一期の続き物としてみると色々と厳しい。

3期があるならば、どういった方向になるのか気になるところではある。
一期のようにシリアス展開、それとも2期のハーレムラブコメ路線を突き進むのか
詰め込みすぎた設定をどう消化するのか・・・
期待したいが、3期はあるのだろうか・・・微妙なところだろう。