るろうに剣心 新京都編


☆☆☆☆☆(0点)



制作/スタジオディーン
監督/古橋一浩
声優/涼風真世,藤谷美紀,上田祐司 ほか


あらすじ
新たな逆刃刀を手に入れた剣心は、斎藤とともに志々雄の仕組んだ京都大火を阻止し、さらにその奥にある危険な企てを阻止すべく、大阪港へ向かう。再び対峙する志々雄と剣心。
幕末の動乱を満身創痍でくぐり抜けた、男たちの信念が激突する!



スポンサーリンク

最低作のリメイク作品


本作品はなぜか何年ぶりかに賑わっている「るろうに剣心」の
最新作OVA。2012年に発売された作品だ
何でここまでるろうに剣心が再燃してるのか謎だ(苦笑)

多くの人が気になるのは声優さんだろう。
ほとんどのキャストは以前のTVアニメ版から変更されていないので安心して欲しい
だが、わたし的にショックだったのが斎藤一のキャストは変更されている
先ほど調べて初めて知ったのだが、TVアニメ版では
鈴置洋孝さんが演じられていたのだが2006年に56歳という若さで亡くなられていた
ご冥福をお祈りします。

基本的なストーリーは京都編のみに絞っている。
大前提として「るろうに剣心」という作品を知っていないと
明らかについていけないような展開を初っ端から見せつけられる。
そう、この作品は意味不明だ
剣心はすでに京都へと1人で旅立っているという状況の中ストーリーは始まる。

冒頭から月日の経過を感じてしまう
特に剣心役の「涼風真世」さんの演技は第一声から違和感を感じてしまった
同じく本作で主要人物と鳴る志々雄真を演じている方の演技も
かなり違和感を感じる、ブランクという月日の経過は残念だった
だが、何年も経って作ればこうなることはわかっていたはずだ

またストーリー的にも端折りすぎて笑ってしまうくらいだ
端折って端折って端折って前後編1時間半にまとめている。
TVアニメ版では京都編は全30話ほど使っている
1話20分として600分、10時間の長さを1時間半にまとめるとどうなるか
馬鹿でもわかる、面白みや深みなんてものは一切ない

明らかにストーリーも改変しており、その改変が明らかに
「尺が足りないからカット」するための改変ばかりで呆れてしまう。
見てない方に簡単に説明するならば、
剣心は比古清十郎から奥義習得するなんてシーンはありません、
二重の極みはそもそも一切描写されません、
るろうに剣心の面白みの1つである「技」が描写されないのは残念だ

本来9年前のTVアニメをリメイクしたら多くの方が期待するのは
「作画」の向上だろう。
そして、るろうに剣心に求めるのは戦闘シーンの向上のはず。
それすら本作品はしない。

レベルの低い殺陣、レベルの低いアクション、レベルの低い演出
迫力なんて一切ない戦闘シーン
あまりのレベルの低さに本当に「えぇ・・?」っと呟いてしまうほど。
なにせ戦闘シーンは5分と続かない上に、あっさりと終わる
志々雄真と四乃森蒼紫に至っては剣心に小突かれて終わっている。

更に物語の最後のシーン、私は驚愕した。
剣心と四乃森蒼紫が仲良く帰ってきたと思ったら
蒼紫はペコリとお辞儀する・・・そんなキャラクターだっただろうか(苦笑)

追加されたシーンで印象に残るのは志々雄真と由美のセックスシーンだろうか(笑)
そんなシーンを「るろうに剣心」のファンが期待しているのだろうか?
そんな事すら制作スタッフはわかっていなかったらしい。

全体的に恐ろしい作品だった。
これは本当にプロが作った作品なのだろうか?
戦闘シーン・脚本、全てが致命的。
ただ、考えてみれば「1時間半」という尺に京都編をまとめるの不可能だ
最初から無茶と分かっている仕事だったので放棄してしまったのかもしれない。

だが最低限、「るろうに剣心」という作品を一度でも見た読んだ人ならば
京都編において大事な飛天御剣流奥義や二重の極みという要素を
一切描かないというのは意味がわからなかった。

もう言い出したらキリがない、全てがダメな作品だ。
るろうに剣心の魅力をすべて殺して作ったような、
わざとやってるんじゃないかと思うほどの駄作だった
この作品を見る方は「るろうに剣心」という作品が好きで見るはず、
そんな人達の気持ちを台無しに踏みにじるような作品だ。

実写映画の方は割と評判がいいようで、
恐らく本作品よりは面白いだろう、見ていないが断言できる(苦笑)
本当に理解不能な作品でした