Fate/kaleid liner プリズマイリヤ

評価/★★★☆☆(59点)

< title="Fate/kaleid liner プリズマイリヤ 感想">Fate/kaleid liner プリズマイリヤ 評価

全10話 + OAD
監督/大沼心
声優/門脇舞以,高野直子,名塚佳織,松来未祐,植田佳奈ほか

あらすじ
イリヤは穂群原学園に通うごく普通の女の子。ある日、飛来してきたカレイドステッキの人工天然精霊・マジカルルビーによって強制的に契約を結ばれ、魔法少女プリズマイリヤになる。本来のカレイドステッキの持ち主の魔術師・遠坂凛に命令され、冬木市に眠るというある危険なカードの回収の手伝いをすることになる。

スポンサーリンク

魔法少女、はじめました。

本作品はFateシリーズのスピンオフ作品。
本編とは違い様々な設定が少し違ったりする、
どちらかというと「明るい雰囲気」の作品といえるだろう
なお2期も決定している

序盤から非常に明るい(笑)
Fate本編なにそれと言わんばかりの「ぷにぷに」っとした可愛らしいキャラクターデザインや
CCさくらを彷彿とさせるような定番魔法少女なストーリー展開、
更にはお約束的なエロハプニングなど「Fate」のキャラクターが好きならば
十二分に「にやにや」っと出来る内容だ

特にヒロインである「イリヤ」の可愛さは素晴らしく、
お兄ちゃん(衛宮士郎)大好きな義理の妹で魔法少女に憧れる少女という設定で
性格の悪い魔法の杖の罠にはまり「魔法少女」になる(笑)
凝りに凝りまくった変身シーンはプリキュアもびっくりな可愛さだ
魔法の杖に騙されつつ、魔法少女を困惑しつつもやってしまったり、
魔法の杖にそそのかされつつ「可愛い」仕草をやってしまったりと、
毎話毎話、あざといまでの可愛さを発揮している。

更に魔法少女イリヤの仕事は「カード」を集めることだ、ますますCCさくらを彷彿とさせるが
そのカードはFateではお馴染みの英雄たちが宿っている、
ライダー、キャスター、バーサーカーなどお馴染みの英雄と魔法少女になったイリヤのバトルという
本編ではありえない対決は意外性もあり面白い。

更にそのバトルシーンも凝っている。
変身シーンの作画と同じように戦闘シーンの作画も凝っている
序盤こそ戦闘シーンは控えめだったのだが、
4話あたりから戦闘シーンの迫力は「魔法少女」ものの域を超えている。

特にセイバー戦、この戦闘シーンに限っては制作スタッフの気合が伝わるほど凄まじい。
自らに「アーチャー」をインストールしたイリヤとセイバーオルタとの戦いは
Fateを彷彿とさせるほど凝りまくった剣劇による戦闘と動き、
「Fate」を見たならば思わず「おぉ!」と唸りたくなるほどのネタを入れつつ
激しく展開するシーンの数々は画面から目が逸らせなくなるほど迫力のある戦闘シーンだ
エクスカリバー同士のぶつかり合いなど、この作品ならではだろう。

そしてコメディ要素。
若干うざい魔法の杖に翻弄されるイリヤや、マジメな美遊、凛やルヴィアなど
メインの4人が中心となっての掛け合いはバトルシーンとのいいギャップが出ており、
キャラクターの可愛らしさも出しつつ、しっかりと笑えるセリフの応酬は面白い。

それはきちんとキャラクターが立ち、可愛らしいからこその笑いだろう。
イリヤと美遊の二人の可愛らしさはキャラクターデザインや声優さんの演技のおかげもあり、可愛らしい。
内容的にシリアスになり過ぎない中でのコメディやバトル要素が二人の可愛さを後押しており、
キャラの絵を見て気に入ったならば、見て損はない内容になっている。
キャラクターの表情も豊かでコロコロと小動物のように変わる様は
純粋な「萌え」を味わうことが出来る。
個人的にキャラクターが「ぺたん」と座る様がツボだった・・・(笑)

ただ残念なことにストーリーのテンポが悪い。
1話の中で妙に間が長かったり、明らかに尺を稼いでいるシーンが目立つ話がある
調べた所、原作の1話をアニメでの1話として扱っている場合が多いらしく、
そのせいでテンポが悪い部分ができてしまっているのは残念だ
また終盤のシリアス要素など、明るい雰囲気が特徴の作品なだけに違和感を感じてしまった

全体的に見てスピンオフの魔法少女モノとして十二分に楽しめる作品だ。
本編のFateにはない明るさやコメディ要素、更には萌え要素など
可愛らしい魔法少女モノとして完成度が高く、
またFateのスピンオフ作品らしく戦闘シーンの迫力も素晴らしい。

しかしながら、スピンオフ作品であるがゆえに細かい設定の説明不足が目立つ。
この作品のオリジナル設定もある中でFateの設定を引き継いていでいるものも多く
Fateを知らずにこの作品を見ても「?」となる部分も多いだろう
また、Fateを知っていてもオリジナル設定の部分で「?」となる部分も多く、
その部分の解説が一切無いため、若干ストーリーの整理がつかない。

これは2期の話で説明されるようなので、
それを考えれば、はじめから「2クール」で作られていれば
説明不足な点での評価を下げなくて済んだが、
1クールの全10話という1期の評価としてはスピンオフ作品であるがゆえの欠点も目立ってしまった。

しかしながら欠点はあるものの
「戦闘シーン」や「キャラクターの可愛さ」が際立つ作品だった。
2期全体のストーリーになってしまっているのは残念ではあるものの、2期が期待できる作品だった。
2期、待ってます。

スポンサーリンク