マケン姫っ!通

評価/★★★☆☆(57点)

スポンサーリンク

マケン姫初アニメ化!!!w一期・・・?なにそれ・・・?

本作品はマケン姫っ!の2期。
1期は全12話だったが、2期は角川アニメのお約束「全10話」になっている
1期とは監督が変更されており「聖痕のクェイサー」「魔乳秘剣帖 」など
セクシーなアニメで物凄い有名な「金子ひらく」氏だ。
そのせいか1期に比べると「別のアニメ」のような完成度になっている(笑)

冒頭から1期では説明されなかった「マケンキ」の説明がされる。
魔導県警機構の略称がマケンキと、1期で説明して欲しかったことを今更説明される。
更に見だして感じるのは「キャラクターデザイン」の変化だろう。
1期に比べるとしっかりしたキャラクターデザインになっており、
制作会社「XEBEC」らしい肉感的な女性キャラクターの描写は1期よりも魅力的だ

そんな中で特に変化したのは主人公「タケル」だろう。
1期に比べて主人公らしいキャラデザになっており・・・
というよりも彼は性格も何もかも変わっている(苦笑)

1期の段階ではセクシーハーレムものの主人公にふさわしくないほど
嫌悪感を懐きやすい、魅力マイナスの主人公で
彼が居たおかげで他のキャラクターの魅力も無くなってしまうほどだった
しかし、2期ではまるで別人のごとく「ハキハキ」とした健康的な主人公になっており、
馬鹿馬鹿しい話に対してまっすぐと馬鹿馬鹿しい主人公で居てくれる
はっきり言って別人だ。

そのせいか、1期に比べて格段に見やすくなっている
主人公に嫌悪感を抱かないため、彼の周りにいる女性キャラクターが際立ち
彼が「ハーレム」の中心にいるのにふさわしくなっており、
主人公の存在感、キャラクターがしっかりしたことで「ハプニング」や「セクシーシーン」に
より感情移入することができ、素直に楽しむことが出来る

ストーリー自体も1期はグダグダしつつも微妙に本筋を進めながら展開していたが、
2期は堂々と「本筋を描写しない」事に徹底している(笑)
むしろ、主人公に隠された秘密や能力なんてあったか?敵なんていたっけ?というレベルで
清々しいほどセクシーハーレムラブコメを展開しており、清々しいからこそ
すっきりと笑え、すっきりと萌えられて、スッキリと楽しめる。

だからこそ、逆に言ってしまえば「1期」を見なくても楽しめる内容になっている。
むしろ1期を見ないほうがこの作品に対する「マイナス」の先入観もなくなり、
2期から見てしまえば、1期で説明されたが結局全て投げた要素を最初から
なかったコトにすることが出来て気にならなくなる。
製作側から「一期は忘れてください」と言わんばかりに一期とのつながりがない(笑)
2期1話の内容がまさに「1期1話」の内容にふさわしいほど
作品に積み重ねがいい意味でリセットされている

更にこの作品の見所ともいうべき「セクシー」なシーン。
原作者が成年漫画家という期待感に1期の段階では見事に裏切られるほど
単調な演出と見せ方、肉感的なキャラクターの下着と胸を見せておけばいいんだろうと
言わんばかりのつまらないセクシーシーンばかりだったが、
2期では「肉感的なキャラクター」をどう映せばよりセクシーに見えるのかを考えられており、
「外見」だけではなくキャラクター本来の魅力を声優さんの演技と演出で見事に表現しており
素直に「エロい」と言えるシーンを描写している

だからこそ声優さんの演技がイキイキとしている。
1期の声優さんの演技は「本来の演技力」を発揮していなかったと感じるほど
2期では声優さんが「セクシーな演技」「ツッコミの演技」な
「キャラの本来の魅力を引き出す演技」をしているのを感じられる。

更にストーリーも基本的に1話完結で一人ひとりのキャラクターにスポットを当てながら
ハーレムラブコメなストーリーを展開する。
1期に比べると「戦闘シーン」は減ったものの、
戦闘シーンをドタバタラブコメのドタバタと部分にはめこみ、
本来なら描かなければならない「1期の伏線」を無視して描くことで
いわゆる「余計な要素」がなく、すっきりと1話完結のハーレムラブコメを楽しむことが出来る

毎話、メインキャラかサブキャラの一人か2人をメインに据えて
掘り下げるように話を展開していく。
パロディ要素なども混ぜつつセクシーなシーンで明るく各キャラクターを掘り下げることで、
一期では名前すら覚えていなかったキャラクターの印象が強まり、
キャラクターの描写バランスこそ悪いのだが、1キャラ1キャラをしっかり描いた
ストーリー構成はスッキリと楽しめる内容になっている

戦闘シーン自体は確かに減ったが減った分、描写に磨きがかかる。
1シーン1シーンの動きにメリハリが付いており、
「マケン」というファンタジーな武器を短い尺の中できっちりと印象付けるシーンになっており、
1期の紫のエフェクトでごまかしただけでつまらない戦闘シーンに比べると
短いが、短いこそ瞬間的な力強さと迫力を生んでいる。
「マケン」というファンタジー武器を上手く使った戦闘シーンと、
戦闘シーンでもわすれないセクシー描写の数々がこの作品らしい面白さも生んでいる

全体的に見てセクシーハーレムラブコメとして素晴らしい完成度になっていた。
もちろん「セクシー描写」は過激なため、こういった描写の嫌いな方には受け付けないだろうが
逆に言えばこういうセクシー描写が好きな方には「たまらない」作品のはずだ。
主人公の描写をきっちりとメリハリをつけることで、ヒロインたちの魅力が際立ち
本来なら描かないといけない「本筋」を描くための要素をばっさりと切り捨てることで
すっきりと1話1話楽しめる作品に仕上がっている。

ただ一期から見てる人は切り捨て具合が気になるところもあるだろう。
特に一期終盤ではメインキャラよりも目立っていた「敵の組織」側のキャラクターも
2期ではそもそも敵の組織の存在を切り捨てているため出ない。
敵の組織を描かないことで増えすぎたキャラクターを切りすて
メインキャラもサブキャラもきっちりとしたキャラクター描写にすることが出来たが、
逆に言えば切り捨てすぎて「無かったこと」担っている感じが強く、
一期の存在価値がなくなった。

しかしながら一期の内容や描写自体「駄作」としか言いようのない作品だったため
この清々しいまでの切り捨てた方は逆に評価できるところだろう。
切り捨てたことで1話1話でキャラクターを掘り下げる回を
起承転結のスッキリとしたストーリーの中で描き、
それぞれのキャラクターの魅力を十分に引き出し、作品の面白さや
キャラクターの魅力の福さが増している。

2期を見れば見るほど「一期とは何だったのか」と感じることの出来る作品だ。
同じようなシーンでも演出1つでここまで「エロく」見えるシーンになり、
同じようなシーンでもカメラワーク1つでキャラクターが魅力的に見える。
アニメーションにおける「監督」と「演出家」の価値をしっかりと感じることの出来る作品だ

本筋のストーリーを一切描かないため、
終わりの見えない作品になってしまった感じはあるが
セクシーハーレムラブコメとして割り切った作品内容は
シンプルに「面白い」と言える作品に仕上がっている。

ただ過激なセクシー描写や本筋のストーリーを切り捨てたため好みの分かれる作品になっている。
一期は好み以前の問題だたったため十分な「進化」とも言えるのだが、
こういった作品特有の見る人による好みの差が強く出てしまっている作品だ。
肉感的すぎるキャラクターは魅力的だが、肉感的すぎるゆえに好みもわかれるだろう
スレンダーなキャラクターはほとんど居ない(苦笑)

個人的には本来、この作品の方向性はこういう感じだよなと納得できる作品だった。
一期は「成年漫画家」という原作者の期待感にそぐわない作品だったが、
2期は「成年漫画家」という原作者の期待感にそう作品だ(笑)
好みの問題は大きい物の「セクシーハーレムラブコ」という言葉が好きな方にはおすすめしたい。

3期があればぜひ見たい作品ではあるが、残念なことにあの1期よりも売上が悪い。
ただ、一期もそこまで売上が良かった方ではなかったため
もしかしたら3期はあるかもしれない。
3期があるなら流石に「本筋」を描かないといけないかもしれないが・・・
そういった意味では3期はもしかしたらバランスの良い作品になるかもしれない。
期待したい所だ。
一期のヤマタノオロチとか主人公の秘密とか本当に何だったのか・・・w