「ドメスティックな彼女」レビュー

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ラブコメ
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評価 ★★★☆☆(58点) 全12話

あらすじ 小説家志望の赤森高校2年・藤井夏生は、英語教師の橘陽菜に思いを寄せていた。ある日、友人に誘われた他校生女子との合コンで橘瑠衣と出会い、成り行きで肉体関係を持つ引用- Wikipedia

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こいつぁ最高にファニーなアニメ

原作は少年マガジンで連載中の漫画作品。
監督は井畑翔太、制作はディオメディア

大爆笑


引用元:©流石景・講談社/ドメカノ製作委員会

1話始まって早々に大爆笑できる作品というのはなかなかない。
いわゆる「出落ち」みたいな作品で大爆笑してしまう作品もあるが、
この作品はある意味出落ちとも言い難い。
なにせ裸の男女がベッドの上で寝転んでるシーンから始まり、
主人公が憂いを秘めた表情で

「俺はたった今童貞を捨てた」

という言葉から物語が始まる
主人公の初体験から始まるアニメ作品というのは、
この作品くらいかもしれない。
少なくとも私の記憶にはない(笑)

あの平成の大問題作「ヨスガノソラ」でさえ1話ではやってない。
この衝撃の始まりはいい意味でインパクトが大きく、
後の展開が気になってくる。

昼ドラか、韓流か


引用元:©流石景・講談社/ドメカノ製作委員会

この作品のヒロインは理解不能だ。
出会ったばかりの主人公といきなり肉体関係を結んだかと思えば、
特に主人公自体には興味がない。
もうひとりは年上かつ主人公の先生だ。
主人公はもともと先生に恋心をいだいている。

そんな中、主人公の父親が再婚する。
連れ子は恋心を寄せる先生と出会ってすぐに肉体関係を結んだ女子だ(笑)
肉体関係を結んだヒロインと恋心を寄せるヒロインが姉と妹になる。
血の繋がりはなく義理とはいえ兄妹になった二人のヒロインと
主人公の恋はどうなるのか。

あっさり肉体関係になる展開や、近親相姦みたいな要素は
かつての日本の昼ドラや韓流ドラマで散々やった要素だ。
それをあえてこの作品は「アニメ」でやっている(笑)
やりたいことや方向性、この作品が内包してる要素が
あっさり見えるだけに色々と期待してしまう。

果たしてどんな昼ドラのようなドロドロ的展開になるのか、
果たしてどんな韓流のようにとんでもない展開になるのか。
昼ドラと韓流の化学反応をアニメという媒体で
どう見せてくれるのか。

B級アニメ愛好家としては期待しかない。

思春期男子たるもの


引用元:©流石景・講談社/ドメカノ製作委員会

多くのラブコメの主人公はチャンスという名のラッキースケベや、
ヒロインたちから寄せられる好意に気づかず、
主人公によっては「こいつ性欲あるのか?」と疑わしいキャラが多い。
しかし、この作品の主人公は欲望に忠実だ(笑)

思春期男子の鏡のような彼の行動は清々しさすら感じる。
年上ヒロインが無防備で寝てればキスしようとするのは当たり前、
一回やったヒロインとは一緒にお風呂に入るのも当たり前、
他の作品の主人公ならもっと戸惑ったり、拒否したり、
そもそも行動に移さないはずだ。しかし、この主人公は違う。

目の前に意中の相手が無防備でいればKissをしようとし、
風呂に入れと言われたた入る、触れと言われたらすぐ触ろうとする。
家に来る?と言われたら絶対行く。
一応、少し戸惑ったり迷ったりすることはあるものの、
少しだけ考えてすぐに行動する。下半身タイプの主人公だ。

外見やキャラクター的はよくあるラブコメ主人公でしかないが、
彼の行動の性欲への直結ぶりは思春期男子としてはある意味正しく、
誘いにホイホイ乗っちゃう彼に感情移入シてしまう男子は多いはずだ(笑)

セクシーなシーン


引用元:©流石景・講談社/ドメカノ製作委員会

主人公の行動のおかげで視聴者が求めているセクシーなシーンに繋がる。
規制があまりなく「お尻」や「脇」や「谷間」など
きちんとセクシーに描いており、特に「脇」には強いこだわりを感じる
明らかにアップにしなくていいのにアップでヒロインの脇が映るシーンがあり、
制作側のヒロインの脇の描写の気合の入れ方は笑えてくるほどだ。

かなり過激なシーンも有る。
少し前の深夜アニメとはだいぶ事情が違い、
最近はこの手のセクシーなシーンはすぐに規制が入る。
しかし、この作品は規制が薄めだ。
マガジンで連載しているというのもあるのだろう。

「直接的な部分」が見えないギリギリの描写で抑えたり、
うまく「シーツ」で隠すことで敢えて光などの規制をしない。
1話では肉体関係の描写があるのだが、それ以降は終盤までない。
逆にマニアックなセクシーシーンがかなりあり、
そういった部分も面白い。

普通のラブコメでヒロインに「座薬」を使う描写はないだろう。
普通のラブコメでヒロインが自分を慰める描写はないだろう(笑)
本来ならそういったセクシーシーンはニヤニヤしながら見てしまうものだが、
この作品の場合、ぶっとんだ展開のせいでセクシーシーンでさえ笑えてしまう。

ドロドロ


引用元:©流石景・講談社/ドメカノ製作委員会

話が進んでくるとドロドロしてくる。
まさに昼ドラでは定番の「不倫」だ。
主人公が想いを寄せていた先生はそんな「不倫」真っ最中だ。
それを偶然、主人公が知ってしまう。
わかりやすい昼ドラ的展開は笑うしかない。

しかも、主人公の行動が意味不明である。キスをする(笑)
なぜ先生に対して不倫をしてるかどうかを聞いてる最中に
無理矢理キスをするのかまるで理解が追いつかない。
その後の展開も、更に訳がわからない。

無理矢理キスをした主人公に当然、先生は怒りビンタをする。
当然の反応だ。しかし、主人公が謝ろうとすると
今度は先生からキスをしてくる。意味不明だ。
それだけではなく舌を絡め、主人公を押し倒す。

先生自身が「何してるんだろう」と自分の行動を振り返り頭を抱えるが、
見てるこっちが1番それを知りたい。
しかも、色々と気まずくなった主人公が家出をする。
意味不明な展開から更に怒涛の展開につなげてくるこの作品が
面白くて仕方ない。話が進むたびに大爆笑だ。

なにせ序盤のストーリーは「ヒロインの不倫問題をどうにかしよう!」だ。
他のアニメでは絶対にお目にかかれないストーリー展開だ。
性的経験の一切ないヒロインが主人公の周りにほとんどいないというのは
アニメでは珍しい(笑)

優秀なサブキャラたち


引用元:©流石景・講談社/ドメカノ製作委員会

メインキャラは色々とおかしいことが多く、
ドロドロしてシリアスなシーンも多い。
しかし、そのシリアスをいい塩梅でサブキャラがギャグにしてくれる。

例えば主人公の友人。
少しぽっちゃりでメガネという彼だが主人公のことを友人として
大切に思っており、随所随所で適切なアドバイスをしてくれる。
彼のアドバイスが適切だからこそ物語が変に引っかからず、
スムーズに展開してくれる。

更にその友人がバイトをシてる喫茶店のマスターや店員。
「津田健次郎」演じるオネエなマスターはキャラクターの強さと
「大人」としての意見や状況判断やキャラの悩みを聞いてくれる。
喫茶店の店員は修羅場大好きであり、彼女の存在と言葉のおかげで
シリアスからギャグに変わることもある。

再婚した主人公たちの両輪も彼らをきちんと大切に思っており、
大切に思うあまり自分たちが離婚しようとしたりと、
可愛げのあるキャラクターだ。
サブキャラクターがまともだからこそ、メインキャラの
おかしな言動や行動が際立ち、より面白さが増している。

増えゆくヒロインと妹


引用元:©流石景・講談社/ドメカノ製作委員会

中盤くらいからどんどんキャラクターが増えてくる。
経験人数30人を超えるヒロイン、主人公が入らされた部活の部員と
主人公の周りにどんどんと女性が増えてくる。
それに相反するように主人公の義姉妹が嫉妬の炎をたゆらせてくる(笑)

特に義姉妹の「妹」のほうである「るい」は非常に可愛らしい。
最初は不倫していた姉へのあてつけから主人公と肉体関係を結んだだけだったが
再婚をし家族になり、姉の問題を一緒に解決していく中で
主人公に対する好意が徐々に明確になっていき、
主人公の周りに女性が増えると「嫉妬」をする表情は本当に可愛らしい。

唐突に主人公の手を触ったり、キスをせがんだりと
1話の印象では考えられないほどの可愛さを秘めたヒロインだ。


引用元:©流石景・講談社/ドメカノ製作委員会

そして姉のほうも動き出す。なんと主人公と心中しようとしだして、
もともと不倫していただけにモラルもクソもない彼女は
明るい年上のお姉さんなのだがかなり危うい。
いわゆる「メンヘラ」的な要素を感じる。

主人公の好意を知りながら突き放したはずなのに
彼が妹や他のヒロインに好意をみせたり、なにかすると途端に
不機嫌になり嫉妬をむき出しにする。
口論の末に主人公の手を「噛む」という行為は見ていてドン引きだ。
そうかと思えば主人公を受け入れだす。

わかりやすい妹に対して情緒不安定な姉というバランスが面白く、
姉の情緒不安定を堪能した後に、妹のわかりやすい反応を見ると
余計に妹の可愛さが際立つ。

主人公


引用元:©流石景・講談社/ドメカノ製作委員会

終盤になってくると主人公の中途半端な行動や態度のせいで問題になってくる。
義妹のほうに色々な嘘を付きつつ義妹とキスをしたり風呂に入ったりするくせに
義姉とこっそり付き合いつつ、彼女の家にいってキスをまくる(笑)

1話では明確に肉体関係があったのに、なぜか1話以降はなかなか
キス以上の行為に進まないのは謎でしかないが、終盤はキスの嵐だ。
どんだけお前らキスが好きなんだと言いたくなるほどに、
チュチュチュするさまは笑うしかない。
終いには男ともキスしてる。とんだキスアニメである。

しかし、主人公はある程度貫いてる。
最初から彼は「先生」である義理の姉のことが好きだった。
彼女の不倫問題や、親の再婚で血の繋がりはないとはいえ姉弟に
なってしまったが、彼の気持ち自体のブレはない。
他の女とキスしたり胸を触ったりはするものの気持ちのブレがない。

だからこそ、彼にあまり不快感を抱かないのかもしれない。
性欲には忠実である一方で彼の思いも真っ直ぐに忠実だ。

ラスト


引用元:©流石景・講談社/ドメカノ製作委員会

惜しいことにこの作品は1クールで終わってしまう。
原作が連載中のこともあり、当然「俺たちの恋はこれからだ」で終わるのは
しかたない部分もあるが、終盤の展開も怒涛だ。

主人公が骨折したかとおもえば、先生と付き合いだし、
そうかと思えば修学旅行先でキスしてたのが
学校にバレて別れて先生は失踪、
主人公は悩みつつも姉がいなくなったことで妹の恋心は大暴走し、
俺たちの恋はこれからだで終わる(笑)

色々な問題が解決したようで解決しておらず、
今後も「ドロドロ」とした展開が続きそうな予感を漂わせつつ、
1クールが終わってしまう。
確かにこれが2クールも4クールも続けば胸焼けしてしまうかもしれないが、
少なくとも1クールの時点では色々と楽しい作品だった。

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総評:あえて昼ドラをアニメでやるのは面白い


引用元:©流石景・講談社/ドメカノ製作委員会

全体的に見てとても楽しい作品だ。
1話の童貞卒業から1クール常に予想できない怒涛の展開で
物語が進み、昼ドラのようなシーンの見せ方や韓流ドラマのような設定、
90年台のトレンディドラマのようなノリとBGMのおかげもあって、
思わず笑ってしまうようなドロドロ感が楽しくて仕方ない。

キャラクターに感情移入することは難しい。
彼らの行動や言動は突拍子もないことも多く、
常識的な視聴者なら理解できるものではない。だが、だからこそ面白い。
不倫してるヒロインがいたり、恋愛感情なく肉体関係を結んだヒロインが居たり
普通のアニメでは「ありえない」ヒロインとのラブコメはアニメでは新鮮だ。

これで実写ドラマだったら特に新鮮味はないだろう。
あえてアニメでかつての昼ドラや韓流ドラマのノリをやることに意味があり、
メチャクチャな彼らの言動や行動を大いに笑いながら楽しめる作品だ。
逆に言えば真面目に見たら損をする(笑)

真面目にこの作品を見れば彼らに苛立ちしか感じないだろう。
だが1話冒頭の主人公のセリフで爆笑できさえすれば、
1クール爆笑しっぱなしだ。
欲望に忠実な主人公とヒロインのキスの嵐をぜひ、お楽しみいただきたい。

個人的な感想:可愛いキャラはそれだけで作品の支えになる


引用元:©流石景・講談社/ドメカノ製作委員会

どろどろしたラブコメは個人的にはあまり苦手だ。
しかし、この作品の場合はシリアスであればあるほど
ドロドロになればなるほど面白くなる。

主人公が小説家になるならないみたいな話はどうでもいいが、
かわいい妹「瑠衣」の感情の変化や行動や言動は可愛らしさの塊であり、
その反面で姉「陽菜」のだめな大人っぷりに振り回される主人公と
それに嫉妬する妹が本当にかわいい。

この作品を爆笑しつつも楽しめたのは
「瑠衣」というキャラの可愛さもあったかもしれない。
演じている内田真礼さんの演技力も相まって私の好みなヒロインだった。

原作はなんと22巻も続いてるようで、
アニメ化されたのは8巻くらいまでのようだ。
9巻からの展開が私は今気になって仕方ない。
この作品は楽しみ方がわかれば最高に面白いアニメだ。

ただ唯一気になるのはBDやDVDが発売されていないことだ。
原作コミックの特典としてアプリでアニメ本編が見られる
シリアルコードが付いてるらしい。
確かにあまり売れるたぐいの内容の作品ではないが、
最初から売上を見越して特典のみにしてるのは頭のいい方法なのかもしれない。

2期があるかどうかわからないが、2期があればぜひ見たい。
このアニメの楽しさは癖になる面白さだ(笑)

コメント

  1. みきたん より:

    牛丼から 牛肉抜いたら

    そんなアニメでした

    このあにめ 原作は
    もっと えっちぃです

    そう それが売りです

    ですが テレビのため 規制のため

    全カット

    DVDには ノーカットとあるが

    カットしなくても せいぜい2,3秒

    本当にひどい

    ぶっちゃ 有名声優使わなくても

    エロゲ声優でやろよ!とおもった