「2019年アニメ総決算!このTVアニメがすごい!2019」アニメコラム

コラム&お知らせ
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毎年必ずコラムとして取り上げているアニメ産業の売上。
本記事では今回は先日公開された2019年度のデータを見つつ、
今後のアニメ市場を考えていきつつ、
個人的な2019年TVアニメの順位付けを行っていきます。

なお、データはレビュー内の数字は
全てアニメ産業レポート2020によるものです。
合わせてご覧ください。
http://aja.gr.jp/jigyou/chousa/sangyo_toukei
(2020とありますが、2019年のアニメ市場のデータです)

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2019年のアニメ市場


2019年はアニメ産業全体が伸びた年でした。
2018年は配信の売上がBD・DVDを抜くという節目の年でした。
そんな節目の年から2019年は大幅な売上増加の年となりました。

数字で言えば前年比115%、2兆5112億円。
前年に比べると4000億円ほどぐいっと伸びた形になります。
2017年から2018年がほぼ変わらなかったことを考えれば、
純粋に伸びた年といえます。

前回の2018年のコラムでは、海外市場が成熟したことで
これ以上の伸びは見込めないかもしれないと私は言っていたのですが
大外ししました(笑)私もまだまだです。

BD・DVD


ビデオ、いわゆる円盤の売上です。
2018年はついに100億円の数字を切り81億円でしたが、
2019年は75億円と更に下がってしまいました。

2019年辺りから1巻、2巻と出していくのではなく始めから
BDBOXとして販売する作品も増えてきました。
BDBOXで売ることで在庫や生産費などのリスクが減るメリットがあります。
ただBDBOXにすると単巻として出すのに比べて高価になるという
デメリットはあるものの、それよりもメリットが上回っているのでしょう。

放送後何年かたってリマスターや特典をつけてBDBOXとして
販売されることは多いですが、円盤が売れなくなってきた、
買う人が減ってきたからこそBDBOX販売の増加という形だと思われます。
客の数が減ったからこそ客の単価をあげようとする戦略です。

そういった戦略が取られてる中で2019年のいわゆる覇権と呼ばれるアニメは
いわずもがな「鬼滅の刃」でしょう。
2020年は映画市場を荒らしまくった作品ですが、
2019年はTVアニメが放送されていたこともあり、
1巻あたり2万枚近い売上を上げています。

しかし、それ以外の作品はいまいちぱっとしません。
戦姫絶唱シンフォギアXVやソードアート・オンラインアリシゼーションなど
続きものが多く、安定して1万枚以上の売上を上げているものの、
あとは五等分の花嫁が1万1千枚と検討してるくらいです。
1万枚のラインを超える作品が本当に少なくなってしまいました。

BD・DVDという媒体そのものの衰退もあるかもしれません。
レンタル事業も縮小傾向にあり、そんな中でより
「コレクターズアイテム」としての扱いが強くなっており、
この傾向は来年も変わらないと思われます。

劇場アニメ

2019年は劇場アニメの年と言っても過言ではありません。
2018年が74作品だったのに対し2019年は91作品も制作され、
売上自体も692億円と過去最高の売上を上げました。

作品としては例年通りコナンやクレヨンしんちゃん、ドラえもんなどが
安定した売上を上げると同時に「天気の子」や「劇場版 Fate/stay night 」
などが売上に貢献しています。

その他にもシティーハンター、すみっコぐらし、このすば、
幼女戦記など多種多様なアニメ映画が非常に多く上映された年でした。
私も随分と足を運んだ記憶があり、シンプルに面白い作品も
多かった印象があります。

ただ、おそらくは2020年はこの数字を軽く超えてくるでしょう。
コロナ渦という問題はありますが、年末に向けて「鬼滅の刃」が
とんでもない数字を上げており、
1000億円のラインも見えてくるのでは?と
来年出てくる数字に期待したいところです。

配信

配信事業の売上も1割以上伸ばしており、
制作会社の収入もそれに伴い伸びています。
これは独占配信やNetflixなどでのオリジナル作品が大きく占めており、
視聴者としては独占配信はデメリットが多いものの、
制作会社サイドとしては利益に貢献している部分が多いようです。

ただNetflixオリジナルアニメはいまいち影が薄い印象が強く、
TVアニメに比べると大ヒットにまで結びついていない印象です。
それでも2020年、2021年もNetflixオリジナルアニメは続々と作られており
Netflixの資本力の凄さにただただ驚かされるばかりです。

去年の段階でBD・DVDの市場を超えた配信ですが、
2020年はコロナ渦ということもあり、更に伸びが見えてきそうです。

海外市場


去年は完全に鈍化していた海外市場ですが、
2019年は100億近く伸びています。

規制の問題で心配されていた中国市場が、
そこまで厳しいものではなかったというのも大きかったのですが
2019年のアニメ市場全体が予想よりも伸びており、
その伸びに海外市場も引っ張られたような形になっています。

配信事業の伸びとともに日本の市場と海外の市場は
いつか逆転する時が来ると言われており、
2019年がその年になると予想していた人も多く居たのですが、
そんな予想を外し、2019年も逆転することはありませんでした。

あと2,3年は逆転しないのでは?というのが私の予想ではあるのですが、
海外の市場の伸びは急に伸びたり、中国市場のように国による規制で
急に鈍化したりすることがあるので大きな市場ではあるものの
読みにくい市場ではあります。

アニメ制作会社


2019年辺りから、私の感覚ではあるのですが
「知らない制作会社」がかなり増えました。
アニメを見てレビューを書くときに制作会社もWikipediaで調べるのですが、
最近は3作品に1作品は「知らない会社だ」ということがあります。

それほど制作会社が増えました。
調べると有名な制作会社からプロデューサーや監督が独立して
制作会社を立ち上げていることが多く、
年間多くの作品を視聴している私も知らない会社がかなり増えています。

TVアニメの制作本数自体はやや縮小傾向にあり、
2018年は新規作品が252作品だったのにたいし、
2019年は新規作品が196作品とガクッと下がっています。
制作数は減っているのに制作会社が増えるという悪循環は、
結果的に経営がきつい制作会社の倒産を招きます。

いくら制作会社が増えても、会社を立ち上げたからと言って
アニメーターや監督が増えるわけではありません。
結局は制作会社による造り手の奪い合いが起きている状況で、
結果的には「作画」の「いい会社」と「悪い会社」が
かなりはっきりと別れつつあります。

2019年には老舗であるXEBECが吸収されなくなりました。
平成を駆け抜けてきたアニメ制作会社すら
いつ潰れるかわからないという状況になっているものの、
ある程度「淘汰」される変革期に入っているのではと見ています。

アニメ制作会社が増えれば増えるほど色々なリスクも増え、
作画の崩壊やアニメーターへの賃金不払い問題も起きやすくなります。
ただ、その一方でアニメ制作会社も「働き方改革」が起きているようで、
アニメーターの正規雇用や既存の雇用形態や賃金の見直しなども
進んでは来ているようです。

アニメ制作会社の理想体型は
「京都アニメーション」「Ufotable」「PA.WORKS」など
自社でしっかりとアニメーターを正規雇用することでしょう。
最近では「MAPPA」も仙台スタジオで正規雇用が始まっています。

やはり、正規雇用が多い制作会社の作画は安定してますし、
そのスタジオらしい「色」が出てきます。その色を
好きになってくれる人も多くなり、制作会社自体のファンも増えています。
最近はこの良い流れが出来ており、
他の制作会社さんにも続いてほしいところです。

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過渡期な2019年

全体的に見て2019年のアニメ産業は過渡期に入ってると思われます。
BD・DVDなどの円盤市場がどんどんと縮小していき、
TVアニメという枠に陰りが見える中で、海外市場と配信市場が伸び、
アニメ制作会社そのものも給与体系などの見直しが行われ、
色々な意味で変わっていっている最中であることを感じさせます。

劇場アニメや配信アニメに力を入れている制作会社も増え、
アニメ制作会社自体の収益構造も変化が見えてきました。
グッズ販売も「すみっこぐらし」や「リラックマ」などが好評で、
この2作品はアニメの出来栄えもしっかりとした面白さがあり、
一昔前のアニメのようにグッズ販売を意識した作品も
増えてくるかもしれません。

ただ、そんな中で迎えた2020年はコロナの影響で
アニメ産業もかなり影響を受けました。
来年の数字はそんな影響を強く受けた数字には間違いないものの、
配信市場や「劇場版鬼滅の刃」が加わったアニメ映画市場の
伸びも気になる所です。

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このアニメ映画がすごい!2019

さて、2019年のアニメ市場の話はここまでとして。
ここからは私個人の2019年のTVアニメの総評について書いていきます。
なお、本記事で扱うのはTVアニメの1期に限定にします。
2期や3期、スピンオフといった作品は扱いません。

また2019年のアニメ映画は別記事にてまとめていますので
そちらをご覧ください。
https://www.animekansou.com/2019animeeiga.html

2019年のTVアニメは「196」作品ありました。
そんなTVアニメを個人的なランキング形式で10作品紹介いたします。

10位:まちカドまぞく


画像引用元:©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

普通の女子高生がいきなり魔族として先祖返りし、
闇の一族の封印を解くために奮闘作品。

そんなシリアスそうなあらすじではあるものの、
内容はいたってコミカル。
戦う宿命にあるはずの魔法少女の力は圧倒的であり、
「くそ雑魚」すぎる主人公ことシャミ子は毎度毎度、
「これで勝ったと思うなよ~!」とステ台詞を残し去っていく。

まるでアンパンマンとバイキンマンのような様式美がギャグになっており、
きらら系アニメとしてキャラクターの可愛さとギャグを楽しめる一方で
話が進んでくるほど明かされてくる設定、終盤に明かされる真実が
この作品を「いつものきららアニメ」からもう一歩踏み込んだ
作品に仕上げていた。

9位:ぬるぺた


画像引用元:©TOKYOTOON/シンエイ動画

天才ゆえに不登校の少女「ぬる」、そんな彼女の日常と
自己確立の物語が描かれる本作品。

この作品は1話たった5分の作品だ。
天才である「ぬる」は唯一の理解者であった「姉」の
死を受け入れきれずロボットとして生き返らせている。
ドタバタコメディの裏にあるシリアスな設定、
そして物語全体にある「違和感」が物語のラストに繋がる。

彼女の姉が彼女が行けない学校で密かに戦っていたバグ、
世界を侵食するバグ、そんなバグと戦う中で思い出す記憶。
彼女がもっとも「避けていた」記憶だ。

自分自身の世界で彼女は自分自身を向き合う。
向き合ったからこそのハッピーエンドは
1話5分1クールのアニメとは思えないほどの後味を
しっかりと残してくれる作品でした。

8位:超可動ガール1/6


画像引用元:©OYSTER/双葉社・「超可動ガール1/6」製作委員会

ある日、主人公が大好きなキャラクターの
フィギュアが意思を持ち動き出す。
そんなオタクにとっては夢のような本作品。

主人公は作品の中のキャラクターである「ノーナ」に
本気で好意を持っており、2話の時点で彼女と結婚してしまう(笑)
「オタクの愛の果ては何なのか」
この作品はそこを描いていると言っても良い。

キャラクターに対する愛情、作品に対する思い、
その果てにあるのは「このアニメの世界に行きたい」という気持ちだ。
そして、そんな世界で好きなキャラクターたちと好きな物語を作り上げる。
なんて自分勝手で身勝手な愛、そんなオタクの愛の物語が
この作品では描かれていた。

7位:慎重勇者 〜この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる〜


画像引用元:©土日月・とよた瑣織/KADOKAWA/慎重勇者製作委員会

異世界から召喚した勇者が慎重すぎた。
そんな勇者と女神の物語な本作品。

いわゆる「なろう系」は俺つえーで無双するのが特徴だ。
この作品も序盤はそこは変わらないものの、彼の場合は
強さに理由がある。それが慎重さだ。
スライム一匹倒すのにも1週間「筋トレ」してレベルを上げ、
装備を整えて、技の限りを尽くし慎重に慎重を重ねて倒す。
そんな「慎重さ」を女神が突っ込むことでギャグになっている。

序盤から中盤はそんな慎重ギャグを楽しめる。
そんな慎重さが11話でひっくり返る。
彼はなぜ、慎重なのか、どうしてあそこまで慎重なのか。
それは「失敗」したからだ。

散々笑っていた慎重という要素、そんな慎重という要素に対する
裏付けが明かされることで物語が一気にひっくり返り、
涙を流さずに見ることはできないラストは本当に素晴らしかった。
なろう系のようなタイトルで敬遠してる方にもぜひ、
見ていただきたい作品だ

6位: 約束のネバーランド


画像引用元:©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会

孤児院で幸せに暮らす子供たち。
そんな彼女達がある日、自分たちが「食料」として育てられてる事を知る。

真実を知った子どもたちが大人相手に繰り広げる心理戦と
まるで海外ドラマのような絶望と希望の繰り返しは物語を刺激的にし、
魅力的なキャラクターたちが子供ながらに自分たちが生き残るために
奮闘する姿が素晴らしく、1クールで「脱出」まで描かれている。

2期の評判はやや悪いものの、1期は完成されたドラマがあり、
味方も敵である「ママ」も魅力的なキャラクターに仕上がっており、
高い完成度を見せてくれた作品です。

5位:鬼滅の刃


画像引用元:©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

炭焼の炭治郎がある日、仕事から家に変えると家族が鬼襲われ、
妹は鬼にされてしまう。彼は妹をもとに戻す方法を探しつつ、
鬼殺隊として鬼を倒す日々を送る。

と、もはや説明不要なほど大人気になった鬼滅の刃。
昭和から平成までの様々なジャンプ漫画の要素を取り込み、
そこに努力、友情、勝利なジャンプ三大原則を盛り込むことで
まさに「王道」の面白さを感じさせてくれる作品です。

Ufotableが手掛ける作画も素晴らしく、特に19話は圧巻。
あの19話があったからこそ、ココまで鬼滅の刃が
人気になったのかもしれないと思うほどのアニメーションとしての妙は
是非1度、見ていただきたい。

4位:Dr.Stone


画像引用元:©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会

人類が謎の石化光線により石化してしまい、何千年という月日が経過する。
まるで原始時代のように人間社会が崩壊してしまった世界。
そんな世界で主人公と蘇った人類達が
「文明の再興」と石化の謎を追い求めていく作品。

悪いやつを倒すわけではない、青春を繰り広げるわけでもない。
この作品が目指すのは「文明の再興」だ。
序盤は木材を集め、家を作ることくらいしかできない。
そんな序盤からだが、終盤には携帯電話も
作ってしまっているのがこの作品だ(笑)

一体どういうこと!?携帯電話!?と疑問を思った方は
ぜひ見ていただきたい。
化学にきちんと基づいたジャンプ版マインクラフトと言わんばかりの
トライ&エラーな物語にきっとハマるはずだ。

3位:BEASTARS


画像引用元:©板垣巴留(秋田書店)/BEASTARS製作委員会

この作品の世界では草食の羊もロバもインコもウサギも、
肉食のオオカミやトラやヒョウとともに暮らしている。
肉食の彼らには草食動物を食べることを禁じられている。
だが、そんな中で学園で「食殺事件」が起る。

いわゆる動物の擬人化作品な本作品。
だが描かれているのは「本能」の物語だ。
主人公は狼でありながら控えめで優しい性格をしている、
だが、そんな彼でさえ動物としての「本能」がある。

彼はそんな本能を抱えながら「ウサギ」に恋をする。
それは果たして「愛ゆえの」気持ちなのか、
自らが肉食動物だからこその「食欲」なのか。

肉食と草食が共存してる社会だからこその差別、
そんな社会が生み出す抑圧と動物である彼らが持つ処世術、
人間的な社会の中で動物たちが抱える本能が葛藤を生み、
それが物語になる。

誰も彼もが可愛らしく、愛おしい。
そんなキャラクターたちの「物語」をたっぷりとお楽しみあれ。

2位:Re:ステージ! ドリームデイズ♪


画像引用元:©Re:ステージ! ドリームデイズ♪ 製作委員会

転校してきた主人公が廃部の危機になっている
「謡舞踊部」に入部し、廃部の危機から逃れるために活動をする。
Theテンプレート的な部活動アニメ、この作品の始まりはテンプレだ。

しかし、そんなテンプレ展開から見せるのはThe王道だ。
主人公は「アイドル」に対してトラウマがある。
最初は過呼吸になり逃げ出すほどだ。だが、
そんな彼女が熱意に押され「もう1度」アイドルを目指す。

この作品に出てくるキャラクターは1度諦めたことがある。
それぞれのキャラがそれぞれの事情でアイドルというものを諦めていた。
言い換えれば挫折を味わったことのあるキャラクターたちだ。
そんな彼女達の「Re:ステージ」。

1つ1つの要素を明確に、だが、引き伸ばさずに、1話1話で
着実に描くことで一人一人のキャラをしっかりと掘り下げ、
王道のアイドルアニメというものを1話から最終話まで
ひたすらにまっすぐに描いてくれる。

素直に面白い。そう言えてしまう気持ちのいい作品だった。

1位:彼方のアストラ


画像引用元:©篠原健太/集英社・彼方のアストラ製作委員会

近未来、学校の。
楽しいはずのキャンプが訪れた惑星に現れた
「謎の球体」に吸い込まれ、彼らは宇宙へと投げ出されてしまう。
5012光年も離れた惑星に飛ばされた9人、
3日分しか食料がない中で彼らは果たして無事生還できるのか。

このあらすじの段階で「面白そう」と思った人、
記事の続きを読むの早めてぜひ、作品を見てほしい。
この作品はネタバレというのがほとんどできない。

惑星の現れた謎の球体の秘密、9人の中にいる裏切り者、
1話1話の中で明かされる彼らの家庭環境や過去、
それがすべて「つながる」終盤の展開は
比喩表現ではなく「鳥肌」がたつ衝撃的な展開です。

上質なミステリーを味わうかのように楽しめるSFアニメ。
1クールですっきりと完結しており、意味のない台詞が一切ない、
完成された映画を見終わったような気分にさせてくれる作品です。

番外:ワースト3位 浦島坂田船の日常


画像引用元:©2019NBCUniversal Entertaiment.All Rights Reserved.

当サイト初の大炎上レビューが本作品でした(笑)
同名の歌い手さんたちの日常アニメであり1話5分ほどの作品。

一言で言えば「内輪受け」の極みのような内容であり、
高校生な彼らが全員転校生で「転校生部」を作りわちゃわちゃします。
ファン意外にはわからないような内輪受けのネタが非常に多く、
「転校生部」という設定が生かされることもありませんん。

後半からはYouTuberのような企画のような内容になり、
「アニメじゃなくて実写でやったほうがファンも喜ぶのでは?」
と思ってしまうほどの内輪ネタ感はファン意外には楽しめない作品であり、
新規ファンを獲得できるような内容でもありませんでした。

ファンからたたきに叩かれ、二度と歌い手には関わらないと
決めた作品でした(苦笑)

番外:ワースト2位 ぱすてるメモリーズ


画像引用元:© FURYU/「ぱすてるメモリーズ」製作委員会

オタク文化が衰退した日本という舞台、
そんな世界で未知のウィルスにより創作物が破壊されており、
破壊されると作品の記憶自体がなくなってしまう、
彼女達はそんな敵と戦うために作品の世界に入り込む。
という作品でした。

いわゆる「仮面ライダーディケイド」や「月光条例」のような
作品にしたかったことは分かるものの、
彼女達が訪れる世界は有名な作品を「パロディ」した世界で、
パロディ元には無許可で作品を馬鹿にしたような要素が多く、
話によっては無許可作品なのにその作品のトレパクまでしていました。

悪質ともいえるパロディは原作へのリスペクトをまるで感じず、
更にはトレパクと、もはや唾棄すべき作品です。

番外:ワースト1位 バーチャルさんはみている


画像引用元:©DWANGO Co., Ltd. ©Lide, Inc.

VTuberによるVTuberのアニメ。
もはやアニメといっていいのか?という謎がそもそもあり、
大量に出てくるVTuberが必死にボケて必死に突っ込む様は
見ていると悲しくなってくるほどの滑り具合でした。

完全に置いてけぼりな内訳受けネタの数々、
何の脈絡もなく始まり、何の脈絡もなく終わるコーナーの数々、
有象無象に出てくるVtuberたち…
そもそも当時はVTuber四天王と呼ばれていたキズナアイと
輝夜月が出ておらず知り合いの居ない文化祭を見ているような気持ちでした

制作側も素人なのか?と思うほどカメラワークが最悪で
単純に見ていて「酔う」揺れるような感覚を覚えるような
カメラワークが多く、懲役30分といういわれは伊達ではありません。
出ているVTuberさんたちはなんとか面白くしようと
必死になっているのは分かるものの、その必死さが伝わってくるだけに
悲しい作品でした。

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総評:2019年は王道への回帰だった。

2019年は元号が平成から令和に変わった年でもありました。
約30年の平成という時代。

00年代前半からは新世紀エヴァンゲリオンの影響で世界系アニメが流行り、
後半からは涼宮ハルヒの憂鬱の影響でラノベアニメブームが起こり、
2010年代前半はけいおん!などの影響から日常部活系アニメが流行り、
2010年代後半はまどマギのヒットから魔法少女系、
ラブライブのヒットからアイドルアニメも多く生まれました。
そして、「なろう」アニメブームも始まっています。

色々なジャンルのアニメが流行り廃りしつつある中で、
「令和」という時代に突入した2019年は王道アニメがヒットしました。
鬼滅の刃、Dr.Stone、約束のネバーランド、彼方のアストラといった
ジャンプ(彼方のアストラはジャンプ+)原作のアニメたちが
王道の王道たる面白さを見せつけてくれた、そんな印象を受ける年です。

多種多様なアニメが多く生まれることは良いことです。
王道な展開とは真逆に行くような作品や
時にはエロスやグロテスクな作品も多くありました。
しかし、そういった作品が多く生まれるからこそ、
みんなが「王道」の面白さを求めだした時代なのかもしれません。

個人的な感想:他にもあるよ!

王道への回帰とはいったものの、ダンベル何キロもてる?などの
筋トレアニメや遭難アニメのソウナン、
女子高生無駄遣いなどのギャグアニメも強い年でした。

ここで紹介していない2019年アニメも当サイトでは
レビューしておりますので、
気になった方はぜひチェックしていただければと思います。

それでは、また次回のアニメレビューでお会いしましょう。

「」おもしろい?つまらない?


この作品をどう思いましたか?あなたのご感想をお聞かせください