どうもみなさん、あけましておめでとうございます。
2026年、令和8年になりました。
1年あっという間だった気がします。
2025年
2025年は全部で155作品のアニメレビューを投稿しました。
2,3日に1回投稿ってペースでしたね。
この近況報告記事のおかげで1年間にどれくらいレビューしたのかも
わかりやすくなり、個人的な目標も設定しやすくなった気がします。
12月のレビュー数は13作品、師走の中でいろいろな企画があるなかでは
投稿数は平均的な感じはありますが、もう1,2本映画を見に行きたかった所です。
いつも15作品を目標にやってますが、今年からは17作品を目標にして
年間のレビュー数200を目指したいところです。
そんなわけで先月に見たアニメをランキング形式で振り返っていきましょう。
13位 陛下わたしを忘れてください

ライトアニメというFlashアニメに毛が生えたような手段で作られている本作品。
そういった手法であるがゆえにアニメーションとしての表現は
かなり厳しいものがあります、しかも、この作品は1話5分ほどで
尺が短い。
結果的に毎回「こういう状況です」という状況説明の説明セリフが
異様に多く、物語的には面白そうなのに
ライトアニメという手法と尺のせいでその面白さを
しっかりと味わいきれずに終わってしまいます。
きちんとしたアニメならばもっと面白くなりそうな作品なだけに、
ライトアニメでこの作品をアニメ化してしまったのは
本当にもったいないと感じてしまいました。
12位 千歳くんはラムネ瓶のなか

生理的に無理という言葉自体はあまり好きではないのですが、
この作品を見ると自然にその言葉が浮かんできます。
いわゆるハーレムラブコメ的な作品なのですが、
1話から各ヒロインたちの主人公への好感度はMAXです。
ポエミーなセリフ回しや演技がかかった会話劇はひたすら鼻につき、
その会話劇自体の面白さがあるわけでもないのに、
会話劇を主体をしているせいでかなり厳しい作品です。
感覚的には西尾維新先生のあの会話劇からセンスを抜いて
下ネタを足したようなテイストです。
ある意味ラノベ原作アニメらしいラブコメっぽさはあるのですが、
序盤は引きこもり陰キャを更生するというあまりにもつまらない話に費やし、
中盤からようやくヒロインの一人の掘り下げが始まるのですが、
その掘り下げだけで1クールが終わってしまいました。
作画はいいものの、ストーリーや脚本が本当に厳しい作品でした。
11位 ポーション、わが身を助ける

こちらもライトアニメで制作された作品でした。
「陛下わたしを忘れてください」と比べると尺も短く、
見れる部分はあるのですが、やはり色々と厳しい作品でした。
ストーリー自体は悪くありません、
いきなり異世界転移し、右も左もよくわからないまま、
唯一手に入れたスキルであるポーションづくりをしながら
元の世界に変える方法を探す。
この話を主軸にゆったりとしたテンポで物語が進みます。
ただ1クールでやってることはほぼポーションづくりでの
金稼ぎであり、印象はかなり薄い作品でした。
10位 素材採取家の異世界旅行記

なろう系らしい虚無さと低予算作画で作られている作品でした。
素材採取家という要素はあるものの、
その面白さはほとんどなく、主人公の目的らしい目的もなく、
色々な仲間とともにのんびり旅を続けるだけです。
いわゆるスローライフ系の魅力すらなく、
主人公にとって都合のいいできごとが都合よくおこり、
その都合にあわせて魔法も使えるようになりと、
わんこそばのごとく流れるまま味わう暇もなく
物語が進むような印象です。
アルファポリス原作の作品の多くはこんな感じで、
アルファポリスらしい作品といえるかもしれません。
9位 ワンダンス

ダンスをテーマにした作品というのは珍しく、
ストーリー的には非常に素晴らしい作品でした。
吃音症な主人公が「自己表現」として声を出さなくていいダンス、
そしてヒロインと出会い、ダンス部に入り自己表現を高めていく。
彼の成長と変化は1クールできちんと描かれている作品です。
ただ問題はダンスです。
フルCGで描かれているのですが、これが相当に問題で、
1話のダンスはニコニコで投稿されているようなMMDかな?と
思うほどひどすぎるモデリングでした。
そのCGのクオリティも低いのにカメラワークもひどく、
頻繁過ぎるカメラの切り替え、アップの多用のせいで、
どうにもタコ踊りにしかみえなくなっており、
この作品の持ち味というものを殺してしまっている作品でした。
8位 怪盗クイーンの優雅な休暇

怪盗クイーンシリーズとして2作品目となる映画であり、
前作よりも30分ほど尺が伸び、きちんとしたアニメ映画になりました。
ただ、その反面、90分の中での取捨選択がしきれてなかった印象があります。
原作がかなり長い作品らしく、その中での取捨選択をしきれなかったせいで
キャラクター数が多く、そのキャラの掘り下げをしきれず、
ごちゃごちゃした話が展開していました。
いわゆる芸能人声優を起用してるのもかなり厳しいものがあり、
前作のようなインパクトもなく終わってしまった作品でした。
7位 この本を盗む者は

2025年の年末に公開され、誰が見に行くのかと不思議に思いながらも、
私自身が年末に見に行った作品でした(笑)
原作は小説であり、こちらも90分の中での取捨選択が
しきれていない印象がある作品でした。
様々な本の世界に行くというストーリー展開自体は楽しいのですが、
90分ほどの尺でいくつもの本の世界に行くため、
その本の世界をきちんと味わえないまま次から次に話が展開していき、
説明セリフのようなものもかなり多い作品でした。
映画ではなくTVアニメなら印象はだいぶ変わったんだろうなと
感じる部分も多く、アニメーションとしては素晴らしかったのですが、
荒削り感が強く残る作品でした
6位 無職の英雄 〜別にスキルなんか要らなかったんだが〜

原作はキンキンキンキンキンでお馴染みの作品です。
内容的にはお察しな感じではあるのですが、
そこを割り切ってどこを見せるのかに注力していた作品でした。
なろう系ではべたな展開をハイテンポでやりつつ、
戦闘シーンではキンキンキンキンキン言わせることで、
ギャグ的なノリを醸し出し、笑いながら見ることができる作品です。
明らかな低予算ではあるものの、その低予算感と
作品のノリが奇跡的にマッチしている印象でした。
ただ中盤から作品の内容的に剣を使わなくなってしまい、
キンキンキンキンキンしなくなったのが本当に残念な作品です。
5位 ギルティホール

2025年秋アニメの僧侶枠でした。
俺の生徒に手を出すな!という鬼の手をもつ某先生にたいし、
こちらの先生は俺の生徒に手を出しまくります(笑)
生徒を思う良き先生な主人公がある日迷い込むギルティホール。
そこには生徒がいてセクシーなサービスを受けられます。
ギルティホールは夢なのか現実なのか、
生徒たちに記憶があるのかないのかはわかりません。
そういった僧侶枠らしいぶっ飛んだ設定はありつつも、
意外と教師モノとしてはまっとうなストーリーを歩んでおり、
この不思議なバランスが面白い作品でした。
4位 うたごえはミルフィーユ

おそらく日本初のアカペラというものを題材にした作品でした。
1クール全10話とやや変則的なストーリー構成の中で、
徐々に「毒」が回ってくる、強烈な作品でした。
序盤はアカペラというものに出会った主人公がアカペラ部に入りと
この手の部活ものではベタな流れが描かれます。
少しずつ変化していくアカペラと人間関係、
そして中盤から「毒」が爆発していくストーリー展開は
かなり刺激的なものがありました。
アニメーションとしてはやや地味な部分はありますが、
アカペラという題材をきちんと描き切り、
1話から最終話までの変化、青春ドラマがきちんとある作品でした。
3位 野原ひろし 昼メシの流儀

2025年秋アニメのダークホースだった本作品。
序盤のバズり方はすさまじく、OPではひろしが領域展開を
してると話題になった作品でした。
そんなバズった作品ではありましたが、個人的には内容の
完成度も高かった印象があります。
原作は偽ひろしなんて言われるスピンオフ漫画ではありますが、
アニメでは本物のひろしの声優が演じることで本物感が強まり、
パロディ元である「孤独のグルメ」とは違った野原ひろしだからこその、
サラリーマンとしての哀愁、ランチにかける思いが
1クールで丁寧に描かれています。
いわゆるFLASHアニメ的なアニメーションではありますが、
料理の作画では実写を使うなどという大胆な試みもあり、
1クールくすくすと笑いながら見れてしまう作品でした。
2位 ダンダダン 2期

オカルトはよりオカルトに、SFはよりSFに、カオスはよりカオスに。
ダンダダンの1期から2期でよりこの作品の持つ要素が深堀され、
より混沌に満ちた作品になった印象があります。
変な家、因習村、モンゴリアンデスワーム、宇宙怪獣にロボット。
もうなんでもありです(笑)
このなんでもあり感、ごちゃまぜ感はありつつも、
作品としてはきれいにまとめ上げているのがこの作品のすごいところです。
1期よりも関係性が進展した二人の仲もすばらしく、
アニメーションもよりダイナミックになり、見ていてワクワクが止まらず、
1クールで終わってしまうのがもったいなくなる作品です。
3期は決定しており、その3期にも期待したいところです。
1位 メダリスト

2025年12月だけでなく2025年という年間を振り返っても
ベスト5には入るであろう作品でした。
フィギュアスケートの世界、そんな世界に遅れて入ってきた少女と
遅すぎた男が出会い「努力」でなりあがっていく、
嗚呼、これぞスポ根といわんばかりの熱いストーリーが描かれています。
スポーツで結果を残すためには「できた」という成功体験を積み重ねること、
作中でもそんな言葉が使われてる通り、主人公であるいのりは
1つずつ成功体験を積み重ねていきます。
その結果に涙を流す主人公やライバルたち、
その一人一人のドラマにも思わず涙を誘われてしまいます。
アニメーションのクオリティも素晴らしく、
モーションキャプチャーとCGを使いながらも手描きのテイストを取り入れ、
アニメとしての外連味をしっかりと感じさせてくれる演技の数々は
思わず拍手したくなるほどの素晴らしさがある作品でした。
生理的に無理
12月は企画に追われつつもバランスよく見れてかなと思える月でした。
「千歳君はラムネ瓶の中」では生理的に無理という感覚を実感でき、
「メダリスト」では涙を流す。
こういう風にバランスよく視聴できると満足感があります。
1月は正月休みをがっつりと取った感じがありますが、
ここから年末に向けて200本のレビューを目指しやっていきますので、
皆様、今年もよろしくお願い致します。


