どうもみなさん、2026年冬アニメも始まって
何を見ようかな?と迷っていることでしょう。
そんな中であえて「10年前」のアニメを振り返る恒例記事になります。
2016年冬
今からちょうど10年前、2016年冬アニメ。
作品数としては44作品ほどでした。
懐かしいアニメも多く、当時の盛り上がりも思い起こさせます。
短編アニメだったり、アダルトゲーム原作アニメだったり、
ソシャゲアニメだったり、なろう系アニメだったり。
この10年前だからこその変革期、ごちゃまぜ感も
強く感じる時期だったように思います。
良い意味で多様性には満ちていたかもしれませんね。
そんな10年前、個人的に思い出深い作品を振り返っていきます。
石膏ボーイズ

この時期は短編アニメも非常に多い時期で、
「大家さんは思春期!」や「魔法少女なんてもういいですから」、
コチンPa!という15秒のアニメとかもありました。
そんな中でこの「石膏ボーイズ」も1話8分ほどの短編アニメでした
この作品の衝撃は忘れられません、うたプリのようなアイドルをやっている
「石膏」たち、「美術の授業でデッサンの題材などに使われる石膏の胸像」である
彼らは、口は動かず自分でも動くことは出来ないが喋り歌うことができ、
自らの意思を持って「アイドル」をやっています。
訳が分からないと思いますが、この訳の分からなさ、
とんでもないシチュエーションを短い尺の中で見事にギャグに落とし込み、
作品として強烈なインパクトを残した作品でした。
枕営業までする石膏ボーイズたちは
1度見たら忘れられず、短編アニメだからこそマンネリもうまれず、
強烈なインパクトを残し、今も思い出に残る作品になっていました。
だがしかし

こちらも当時の時代感のようなものを感じる作品の1つです。
当時は孤独のグルメのドラマが大ヒットした影響で、
数多のグルメ漫画が生まれており、その影響で
グルメアニメも有象無象うまれている時期でした。
この作品もそんなグルメ漫画ブームの中で生まれた作品の1つです。
タイトル通り「駄菓子」をテーマにしており、
なつかしい駄菓子にまつわるあるある的なエピソードを
パロディなどを混ぜつつギャグにしている作品です。
若干、パロディに関しては好みがわかれるところではありますが、
魅力的なヒロイン達の描写もあいまって印象に残ってる人も多いのではないでしょうか。
田舎の駄菓子屋の息子と駄菓子が大好きなご令嬢、
そんなボーイミーツガールと幼馴染との恋愛模様も
ニヤニヤと楽しめる作品でした。
ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション

PSO2という有名なMMOのアニメ化作品でした。
オンラインゲーム原作アニメというのはかなり珍しく、
ゲーム原作のアニメでもそのゲームのストーリーをアニメでもやるのが
普通なのですが、この作品は実際にPSO2をプレイしている主人公を
中心としたストーリーを展開している作品でした。
主人公は「ファンタシースターオンライン2」をやったことがなく、
そんな主人公の目線で「ファンタシースターオンライン2」という
ゲームを初めてプレイしていくストーリーになっており、
販促感はかなり強い作品ではありますが、
シンプルかつストレートに作品の世界観に馴染むことが出来る作品でした。
前半の雰囲気と後半の雰囲気はがらっと変わるのは面白いポイントで、
あえてここでネタバレはしませんが、
世界がひっくり返るような出来事が起こる展開に驚いたことが
記憶に残っています。
ディバインゲート

最近では随分と減ってしまいましたが、
10年前あたりからソシャゲ原作アニメというのも増え始めた時期でした。
そんな中で放送されたこの作品はソシャゲ原作アニメというものの
欠点を詰め込んだような作品でした。
ソシャゲというものはガチャでキャラクターが出ます、
それが基本であり、それゆえにキャラクターが増えやすく、
「終わりのない」ストーリーがずっと続いているがゆえに、
ストーリーも長く膨大なものになっていきます。
そんなものをアニメ化すると1クールで32人のキャラクターが出てきて、
わけのわからないストーリーとどこの誰だかわからないキャラが
意味ありげなセリフをつぶやきまくるような作品になります。
今となってはソシャゲ原作アニメの欠点というものを知る上で
貴重な資料ともいえる作品かもしれません。
霊剣山 星屑たちの宴

最近もちょこちょこと中国アニメが日本でも放送されていますが、
思えばこの霊剣山 星屑たちの宴あたりから増え始めた印象があります。
中国だからという言葉はあまり使いたくはないのですが、
やはり日本人が見ると「文化の壁」というのを感じてしまう部分があります。
特にこの作品は翻訳の問題もあってか、
独特な言い回しが多く、会話が頭に入るようではいらない。
公式サイトの用語集をみないとわからない言葉がかなり多く、
別に重要ではない会話に出てくる用語でさえそんな調子で、
非常に難解な作品でした。
これはこの作品に限らず中国アニメではよくあるのですが
下ネタもブラックジョーク交じりなものが多く、
この独特のノリを楽しめるかが肝な作品でした。
最弱無敗の神装機竜

ラノベ原作アニメブームの終わりというのを感じる時期でもありました。
2005年くらいから続いたラノベアニメブームも限界を迎え、
ブームの終焉らしい「過去作」の模倣でしかない作品が多く生まれ始めます。
この作品はまさにそれでした。
「IS」です。もうISでしかありません。
主人公は男性には少ないドラグナーという機械装甲を使うことができて、
女性しかいない学園に通って…とこの導入の恥ずかしげもない
模倣感には呆れることしかできませんでした。
この時代になると「なろう系」アニメも顔を出し始め、
ラノベ原作アニメブームから綺麗に切り替わった感覚があります。
この素晴らしい世界に祝福を!

今もなおアニメが続いている「このすば」の記念すべき1期でした。
初期のころのなろう系アニメは名作と呼ばれる作品が多く、
この作品もまさにそんな名作の1つでした。
なろう系といえば俺つえーでハーレムでウハウハ!な
成り上がり珍道中だったりしますが、
この作品の場合は俺つえーでもウハウハでもありません。
だめな女神とクズな主人公、そしてドMな騎士に魔法馬鹿な魔法使い。
ある意味、なろう系の逆張りのような作品です。
当時はいわゆる覇権と呼ばれた作品になり、
1クール、くすくすと笑える素晴らしい作品でした。
Dimension W

隠れた名作といわれるとこの作品が自然と頭に浮かびます。
梅津さんによるOPは1度見ると忘れられず、
甚平姿で鉄串を武器にし、必殺仕事人のような印象と
同時に舞台は近未来でのってる車は200GTという
不思議な組合せから生まれる魅力はたまらないものがあります。
1話ないし2話完結で描かれる物語、
徐々に明らかになるヒロインの秘密と、主人公の過去、
それが積み重なることで盛り上がる終盤とラストの展開は
1クールで綺麗な区切りとまとまりが生まれており、
隠れた名作になっている作品です。
序盤の地味さもあって隠れた名作にはなっているのですが、
中盤くらいまで見るとこの作品が隠れた名作になっているのが
お判りいただける作品だと思います。
僕だけがいない街

ミステリーというジャンルのアニメ自体があまり多くはないのですが、
この作品はそんなミステリーの中でも名作中の名作でした。
主人公には自分の意志とは無関係のタイムリープ能力があり、
そんな主人公の母が殺されたことがきっかけで
18年前にタイムリープしてしまいます。
なぜ自分は18年前にタイムリープしたのか、
母を殺した犯人は誰なのか。
序盤で張り巡らされる伏線、あいまいな子供時代の記憶、
物語の積み重ねと主人公のとった行動の結果、
その全てが犯人が犯人と認めるための行動へと繋がります。
終盤の綺麗なタイトル回収は見事としかいいようがなく、
ミステリー好きならばぜひ見ていただきたい作品です
紅殻のパンドラ

この作品、知名度としてはそこまで高くないとは思いますが、
原作は「エクセル・サーガ」でお馴染みの六道神士による漫画で、
原作・原案は攻殻機動隊でお馴染みの士郎正宗、
制作はきんいろモザイクでお馴染みのStudio五組、AXsiZという
オタクだと気になる作品だと思います。
原作・原案が士郎正宗氏だからこそ、この作品は
「攻殻機動隊」と同じ世界観で描かれています。
あの公安9課ができる前の年代、「全身義体」はあるものの電脳化は
一般化はしていない、そんな世界で描かれる露骨ともいえるような
萌えが硬派であるはずの攻殻機動隊のSFな世界観と不思議とマッチしている作品でした。
どこか90年代のOVAでも見てるかのようなセクシーシーンも多く、
好みはわかれるものの1度見ると強烈な印象がいつまでも
残り続ける作品です。
多様性に満ちた2016年冬アニメ
こうやって振り返ると2016年冬アニメは素晴らしいクールでした。
名作といわれるような作品も多く、ラノベや漫画、小説、ソシャゲやエロゲ、
様々な原作とジャンルのアニメが多く、
ラノベ原作アニメの終焉とソシャゲ原作アニメ、なろう系アニメの始まりを
感じさせる流れがこの時期にはありました。
10年前としてふりかえると懐かしくもありつつも、
どこか最近の作品なような気がするのは私の年齢のせいでしょう(笑)
今の20代前半や10代だと知らない作品も多いかもしれません、
この機会にぜひ、ご覧いただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。


