「あやかしトライアングル 第一話 祭里とすずと妖」レビュー

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評価 ★★★☆☆(44点)

あらすじ 不思議な妖怪「妖(あやかし)」がいる現代の日本。妖と戦う忍者「祓忍」の少年・風巻祭里は、妖が好きな幼なじみの少女・花奏すずを守るべく日々妖と戦っていた引用- Wikipedia

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ベッタベタ

原作は少年ジャンプ+で連載中の漫画作品、
Toloveるなどで有名な「矢吹健太朗」さんによる作品。
監督は秋田谷典昭、制作はCONNECT

XEBEC

矢吹健太朗さんといえば「Toloveる」の印象が強い方が多いだろう。
Toloveるはダークネス含め「XEBEC」が制作しており、
あの時代にマッチした紳士アニメとして多くの愛好家が居た作品だ。
原作の漫画も攻めた描写やぶっとんだアイデアで際どい表現を
可能にしており、矢吹健太朗さんの画力の高さもあり、大人気の作品だった。

原作はそんな矢吹健太朗さんがジャンプに帰ってくるということで
期待していたファンも多いはずだ。私もその一人である。
珍しく紙のジャンプを買い、1話でニヤニヤした思い出がある。

そんな作品のアニメ化である本作品。
残念ながら制作はXEBECではなくCONNECTになってしまっている。
本来ならXEBECに担当してほしいところではあるものの、
肝心のXEBECがサンライズに吸収されてしまい、事実上倒産してしまった。

1話冒頭からやや作画の雰囲気には違和感を感じる。
キャラクターデザインは矢吹健太朗さんが原作を手掛けてることがあって
可愛らしさはあるものの、作品全体で「古臭さ」をどこか感じる作画だ。

太ももの描写など「肉感的」に描かれてる部分はあるものの、
そこに「フェチズム」を感じるような描写はなく、
物足りなさを感じてしまう。

気になるのは「音量バランス」だ。
特に主人公の声がやや聞き取りにくい声質な性もあるのだが、
場面によってBGMと声の音量バランスがおかしく、
余計に聞き取りづらいシーンが生まれてしまっている。

あやかし

この作品はタイトル通り「あやかし」が存在する世界だ。
主人公は妖と戦う忍者であり、ヒロインは妖が見えて妖好きなものの忍者ではない。
1話はそういった世界観やキャラクターの説明描写がやや多く、
そこにあまり新鮮味や面白みは感じない。

Toloveる自体もハーレムラブコメという媒体で
それ以上でもそれ以下でもない部分はあったが、
この作品も設定的に新鮮味がある部分はなく、
色々飛べた感のある設定の数々を淡々と見せられている印象だ。

ヒロインは実は「妖巫女」という特別な存在で、
いろいろな妖が彼女を狙っており、
そんな事情を知らない彼女を主人公はこっそりと守っている。

そんな事情を知ってしまった彼女、
幼なじみとの恋愛関係というくっつきそうでくっつきそうでない
「もどかしい」恋愛愛情は素晴らしいものの、
設定のベタさや、作画の古臭さのせいもであり、
どうも1話の時点ではピンとくるものがない。

しかし、そこは原作矢吹健太朗である。
こんなベタで古臭い雰囲気の中で最後の最後で
とんでもない設定をぶち込んでくる。

ハレンチ許せない

強大な妖かしを封印する際に主人公は
とある「呪い」をかけられてしまう。
女体化である(笑)
ベタなラブコメの主人公が「女の子」になってしまったら
という、とんでもないシチュエーションがこの作品では生まれている。

見た目は美少女、中身は男。
幼なじみと相思相愛のはずなのに「性別」が変わってしまったがゆえに
ストレートにその思いが叶えられない。
主人公は果たして元の姿に戻ることはできるのか?
元の姿に戻れなかったとして幼なじみとの恋愛は成就するのか?!

ベタな展開やベタな雰囲気から1話の最後で
とんでもない設定をぶちこみ、
「女の子になった主人公が自らの女体を味わう」シチュエーションや、
そんなシーンを幼なじみがみてしまうという逆ラッキースケベのような状況は
斬新な作品だ。

2話以降、どんな展開になるかはわからないものの、
このTSシチュエーションを存分に楽しめる作品になることを期待したい。

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総評:嗚呼、懐かしき紳士アニメよ

全体的にみて古臭さは拭えない作品だ。
作画のクォリティも普通に高いものの、ものすごい高いわけではなく、
XEBEC時代のToloveるのような「フェチズム」を感じる描写は薄い。
設定的にもキャラ的にもベタな部分が多く、
目新しさという意味では皆無に近いものがある。

TS設定に関しても王道のハーレムラブコメな作品の主人公が
女体化してしまったら?という状況自体は面白いものの、
TS設定自体が斬新とよべるものではなく、
作品全体の設定的にな「ベタ」という言葉で片付けられてしまえる。

規制も色々とあり、かつてはその規制が外れる
円盤が売れるという仕組みではあったものの、
今の時代、そういった仕組みは通用しなくなってきている。
色々と「時代遅れ」感は否めない。

ただ、まだ1話だ。
今後ヒロインが増え、様々なシチュエーションが描かれることで
「原作:矢吹健太朗」の持ち味が出てくるはずだ。
2話以降、いろいろな部分が過激になっていくことを期待したい。

個人的な感想:うぅーん

本誌の1話はみたものの2話以降はたまに見るくらいで
どうにも原作からあまりついていけてなかったが、
アニメでも同じような感じになりそうだ。

XEBECからCONNECTに制作会社が変わったことも
響いているのを1話から感じる部分もあり、
今更XEBECが倒産したことを嘆いてしまうような作品だった。

ただ、あくまで1話の時点での評価だ。
2話以降、色々とパワーアップして令和の紳士アニメとして
頑張ってもらいたいところだ。

「」は面白い?つまらない?

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