二十面相の娘

2010年3月24日

二十面相の娘感想


二十面相の娘感想

二十面相の娘
★★☆☆☆
日本が大戦の惨禍からようやく復興し、繁栄を謳歌しはじめていたころ、
富豪の令嬢・美甘千津子(チコ)は幼いながら生きることに疲れ、
新しい世界を夢見ながら生活していた。

前半と後半は別アニメ
みなさんは、ルパン三世のカリオストロの城という作品を
見たことがあるでしょうか。
TVでなんどもやっていると思うので、見たことがある方は多いと思います。
その中で、クラリスというお姫様が居ました。
彼女はお城に囚われ、ルパンに助けてもらいます。
そして彼女は、自由なルパンに憧れ、ルパンと共に行く事を望んでいました。
しかし、自由になったクラリスを犯罪者の世界に入れたくなかった
ルパンは、クラリスに別れを告げる
この20面相の娘の序盤は非常にこの話に近いものがある。
もちろん、主人公の状況は違います
(叔母にじわじわ毒殺されかかったところを20面相に助けられる)
そして、もう1つ違う点はクラリスと違って、
本当に20面相についていってしまう。(笑)
20面相に憧れるチコは非常に可愛らしく、
よく観察し、泥棒としての知識を溜め込み、小さい体で頑張ります。
しかし序盤の物語から一変、なんだこれは・・・。(苦笑)
序盤も演出が力不足だったり、チコの成長がかなり早かったりして
不安要素はありましたが、いや、これはない。だって・・・
脇役の大量死、そして毒殺されかかった家に戻る
いやいやいや、せっかく抜け出したのに戻るって(苦笑)
そこからの展開や話ははっきりいってついていけない。
学校に通ったり、オーパーツがでたり、怪物が出たり・・・
前半と、後半の話が全く別物になってしまいます。
というか、登場人物が同じだけの別のアニメのようです。
後半も面白い箇所はあるのですが、なんというか
うどんを食べていたはずなのに、いきなり、そばに変わった。
そんな感じです。
ある意味、ここまで内容が変化するのは驚きです。
一応、原作通りらしいのですが、斬新です。
なにせ、前半は怪盗として、後半は探偵になるアニメなんて初です。
前半と後半、それぞれ面白部分はあるのですが
演出の力不足と、違いすぎる前後半の内容を受け入れられないと
最後まで見るのが辛く、別のアニメとして作ればいいのに。
という印象を受けてしまいました。
ただ、前後半ともに面白い部分があるだけに評価のしづらい作品でした。