テイルズ オブ ジ アビス

2010年7月9日

テイルズ オブ ジ アビス感想


テイルズ オブ ジ アビス感想

テイルズ オブ ジ アビス感想

テイルズ オブ ジ アビス
★★☆☆☆
キムラスカ・ランバルディア王国とマルクト帝国。
敵対関係の二大国の危うい均衡状態が続く中、キムラスカ公爵家の一人息子・
ルークがマルクトの者に誘拐される。
後に救出されたものの、ルークは全ての記憶を失っていた。

ゲームやってないときつい
人気ゲームが原作の本作品。
よくCMでもやってるので、ゲームの名前は聞いたことあるひとが多いと思います。
私自身も、テイルズブデスティテニー1と2はプレイ済みですが
本作品は未プレイで拝見しました。
しかし、これが完璧に失敗。
全体的にRPG&ファンタジー的用語が多く、それに対する説明が少なすぎる。
大まかなストーリーの流れは把握することが出来るのですが、
細かいポイントでわからない部分が多く、覚えにくいキーワードだらけなので
作品の世界観に入り込むことが出来ませんでした。
更に、登場人物のほとんどが「実は○○は○○だったのだ」的な設定が多い。
例えば
主人公は実は誘拐された貴族の息子のコピー
婚約者は実は貴族の娘ではなかった
幼なじみの男は実は貴族で自分の父親に恨みを持っていた
師匠は実は黒幕だったetc….
と書き出すとキリがないくらい実はそうだったのだ!的な展開が多く、
後半から「いい加減にしろ」と思ってしまうほど同じような展開でした。
裏のないキャクターがほとんど居ないのはある意味凄いですw
更に大切な前半部分では、主人公の性格が破綻気味。
長年の間世間知らずで軟禁状態にあったためというのが原因としてありますが、
英雄目指して大量虐殺に到るまでの経緯はひどいものでした。
彼の成長劇を描きたかったのはわかります。
後半から彼は長かった髪を切り改心しますが、お前演技してるんじゃねぇの?ってくらい
聖人君子になり、前半部分のある意味でよかった性格破綻ぶりが無くなり
その後のストーリーもRPG的なものだった。
また原作では売りにしている戦闘も、アニメではかなり単調気味。
4回ほどチャンバラしたのち切ったり刺したりで終りで、
もう少しは苦慮きやアクションシーンに工夫が欲しいと思ってしまうほど
あっさりしている出来でした。
全体的にゲームをやっていることを前提にしている流れが多い。
恐らくは苦労して倒すであろう4天皇系もあっさり退場してしまったり
端折っている細かいシーンのためか、物語が終わっても微妙な感じしか残りませんでした。
あくまでゲームをやった人向けのアニメ。
RPG原作ってのはやはりアニメでは非常に難しいことが
若干浮き彫りになってしまった感じはあります。
ただ、ストーリーの流れやストーリー自体の面白味は非常に伝わりました。
中古で安かったらゲームも買ってみようかな?と思わせるだけの魅力はある作品です。