ラブ★コン

ラブ★コン感想

評価/★★☆☆☆(39点)

ラブ★コン感想

制作/東映アニメーション
監督/宇田鋼之介
声優/岡村明美,永田彬,東さおり,徳山靖彦 ほか


あらすじ

舞台は大阪の高校、舞戸(まいど)学園。主人公の小泉リサ(身長172cm)と大谷敦士(身長156.2cm)は、入学当初からの犬猿の仲。その身長差が傍目に愉快なことと口げんかがまるで漫才のようであることから、不本意ながらも学園のオール阪神・巨人として有名だった。

スポンサーリンク

なんでやねん!

登場人物のほとんどが大阪弁を喋る珍しいアニメ。
コテコテの「でんがなまんがな」ではなく、自然な関西弁なので
本家本元の関西弁を使ってる方以外にはそこまで違和感はないかもしれません。
基本的なストーリーは身長が低い男の子と身長が高い女の子を中心としたラブコメ。
しかし、本作品はストーリーのテンポも異常に早い。
1話でプールに行きお祭りにいき、2話でクリスマスになり
3話でお正月になりバレンタインになり、
4話の時点ですでに2年生になるってどんだけ早いんだ・・・w
各主要イベントにスキップしているかのようなストーリー展開は
思わず「展開早っw」といってしまいました(苦笑)
この序盤の早過ぎる展開のせいで登場人物に感情移入する前に
物語がどんどん進んでいってしまう構成はマイナス評価に繋がりました。
更にタイトルの「コンプレックス」を生かしきれていない。
最初は低身長の男と高身長の女のラブコメで、
コンプレックスもあり面白味を見いだせるかと思ったのですが、
あくまでストーリーを進めるために導入部分として「コンプレックス」を持ち出したに過ぎず
もっと全体的に過剰でもいいので様々なコンプレックスを持つ登場人物たちの
ラブコメを見たい気もしました。
また、男主人公に魅力がない。
童顔で背が小さいから可愛いから主人公が好きになった。と感じるようなものも多く
男性向けのアダルトゲーム原作のアニメにありがちな
「どうしてこんな魅力のない主人公に美女が惚れるの?」と似た印象も受けました。
ある種、少女漫画原作の作品としては珍しいかも・・・
前半部分は割と楽しめたのですが、後半は同じ漫才を繰り返し見せられてるような感覚になり
退屈な感じが続いてしまいました。
ただ、卒業式まできちんとやり1つの物語として終わってるのは好感がもてた。
しかし、全24話はいささか長すぎた。
全体的に関西弁のノリが強い。
更には一部の声優さんがキャラクターとあっておらず違和感を感じた。
正統派のラブコメをコンプレックスと大阪弁で
オリジナルティをだそうとしてるのはわかるんですが、
アクが強すぎて受け入れられる人と受け入れられない人がはっきりわかれる作品になっている。
ただ、本作品で一番驚いたのはヒロインである小泉リサを演じた
岡村明美さんが東京都出身の事実(苦笑)
作品中ではそんな事を感じさせないほど自然な大阪弁をしゃべっておられました。
(本家本元の大阪弁の方には違和感あるんでしょうか???)
演出が違ったり作画の質がもう少し高ければ、作品の世界観に張り込めたかもしれませんが
序盤の早過ぎる展開や、後半の似たような展開が
この作品の魅力を半減させてしまっていた。
もう少しノリのよさを出せれば・・・逆に昔あったワンダフル枠の
1話15分構成のアニメの方がこの作品の本質にはあっていたかもしれない。
OP,EDともに何故かジャニーズなのも謎なポイントです(苦笑)