陸上防衛隊まおちゃん

陸上防衛隊まおちゃん感想

☆☆☆☆☆(2点)

陸上防衛隊まおちゃん感想

制作/XEBEC
監督/岩崎良明
声優/こやまきみこ,吉川由弥,堀江由衣,長沢美樹ほか
全26話


あらすじ

まおちゃんこと鬼瓦まお(8歳)たちが、小中高一貫教育の女子校の「聖14学園」で学校生活を送りながら「かわいいエイリアン」と闘う物語。まおちゃんのおじいちゃん(鬼瓦陸士郎)は陸の防衛隊幕僚長である。日本はかわいい宇宙人の侵略に悩まされていたが、まともに闘うのは残酷だから(=世論の支持を失う)とまおちゃんに防衛を担当させた。

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頭が溶けるアニメ

まず、この作品の対象年齢層はいくつなんだろうか???
放送時間は夜中だったようなので、大きなお友達向けということは分かるんですが
それにしては内容があまりにも幼稚過ぎる・・・。
これが朝7時~9時のアニメとかならまだ納得出来るのですが・・・
wikipediaによると、この作品は富野由悠季さんが「とんでもないアニメ」と評した作品だ。
そう、確かに本作品は「とんでもないアニメ」だ。
もっと分かりやすく言えば、どう受け止めていいかわからない。
基本的なストーリーは、地球に飛来するかわいい宇宙人をヒロインたちが撃退するアニメ。
ドジな主人公は宇宙人を撃退することが出来ず、毎回のように
「ぼうえいしたいよ~」と泣き喚く。
・・・うん(苦笑)
実質、主人公たちが戦闘するシーンを期待してはいけない、
戦いのレベルとしては「アンパンマン」以下と認識してもらうとわかりやすい。
宇宙人へのとどめは、大体3人の結界で終わるのでパターン化している
毎回のように同じ感じのストーリーで飽きるのは早い、
1話15分構成なのにテンポは悪く、まったりゆっくりと話は進んでいき
基本的にはアクションや萌えではなく、ゆるゆるな雰囲気を楽しむアニメだということは分かる。
だが、最終話まで見ても、結局何がしたかったのかがわからない・・・
恐らくこういう作品を一般の人が観ると
「オタクって気持ち悪い」というイメージになる原因でしょうね(苦笑)
アニメオタクから見ても理解に苦しむ作品なんですが・・・w
8歳の少女たちがエイリアンと戦うっていう設定も
それはひょっとしてギャグ?と突っ込みたくなるが、
この世界観の中では「可愛いエイリアンに対しては可愛いもので対抗」という
目には目を的な発想を用いている。
ただ、彼女たちが使っている武器がチンケなものだったり、
彼女たちを政治的利用(支持率アップ)するなど、ゆるゆるな世界観の中で
微妙にシリアスな設定もおり混ざっている。
だが、それがこの作品をプラスの方向へと働いているかといえば、そうでもない・・・。
はっきりいおう、この作品はわけがわからない。
富野由悠季さんが「とんでもないアニメ」と評したのも理解できる。
8歳児がエイリアンから防衛、しかし戦闘シーンはほとんどない、
だが主人公たちの政治的な利用や、微妙にシリアスな主人公の生い立ちなど
噛み合っているようで咬み合っていない物語の設定が
この作品のゆるゆるな雰囲気にまぎれている。
個人的には最終話まで見ても、面白いと感じなく「萌え」も何も感じなかった。
ただただ「つまらない」が、作品の裏に隠れているバックボーンが
わざと描写されていないような、もどかしさを感じた。
作品の雰囲気とはうらはらに後半からドロドロとして展開になるのでは!?と
少し期待してしまったくらいだ(苦笑)
恐らくこの作品はピンポイントの視聴者を狙っている。
小さい子供が好きなロリコンな方はキャラクターの属性的にはモロ当たりかもしれないし、
独特の雰囲気はある意味、腐りかけの果物のような魅惑があるようでもある。
駄作なのはわかるのだが、とらえどころのない作品と言える、
作品の本質をわざとつかませず、すかして、すかして、ゆるゆるとさせる。
見れば見るほど頭の中が空っぽになっていく作品でした(苦笑)
ただ、個人的な意見を述べれば「赤松健」さんの作品はとことんアニメ化に向いていない
「ラブひな」や「ネギま!?」もそうですし、本作品もそうだ。
原作については人気もあるし、読めば面白いのだろう
だが、アニメ化するとこの人の世界観や空気を表現しきれていないのかもしれない
今後、「赤松健」原作という表記があるだけで見るのを躊躇してしまう
トラウマを植え付けられた作品でした。

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