おとめ妖怪 ざくろ

おとめ妖怪 ざくろ感想

評価/★★★☆☆(49点)

おとめ妖怪 ざくろ感想

制作/J.C.STAFF
監督/今千秋
声優/中原麻衣,櫻井孝宏,豊崎愛生,堀江由衣ほか
全12話


あらすじ

舞台は人間と妖怪が共存する日本。月の満ち欠けとともに営んでいた生活が改暦によって、太陽の巡りとともに生きていくこととなった。しかし、人間側の勝手な改暦に反発した反対派の妖怪たちが、様々な問題を起こすようになってしまう。陸軍と妖怪は、妖怪絡みの問題を解決するため、新組織「妖人省」を立ち上げた。
妖人省に招集された半妖のざくろ・薄蛍・雪洞&鬼灯と、陸軍軍人の総角景・芳野葛利剱・花桐丸竜はそれぞれチームを組み、不可思議な事件に立ち向かう。

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あっさりなお汁粉

原作は少女漫画家?な人の漫画です。
原作者である星野リリィさんは「ボーイズラブ系の漫画」を書いている人みたいですが
本作品はそういう系統ではなく、どちらかといえば少女漫画よりな作品。
基本的なストーリーは明治くらいの時代背景の中に妖怪という存在がいる。
そのなかで半妖の少女たちと人間の3組が協力し、妖怪を退治したり救ったりする
そんな感じのストーリーです。
基本的に和の世界感を艶やかに表現されており、艶のある作画はとても印象に残る。
特に戦闘シーンはかなりワンパターンではあったが、
花びら散り和の音楽と共に敵をやっつけるシーンは和を感じる出来栄えだった
ストーリー的にはかなりストレートだ。
人間の世界にいる半妖はたいがいの人間から嫌われており差別的扱いを付けている
そんな少女たちを、人間の3人が支え救っていく。
その過程で早い段階で恋愛感情も生まれており半妖の少女との
ニヤニヤな恋愛展開も見ることが出来る。
また中盤からは半妖の少女の秘密にせまるシリアスなストーリーを見せる。
ただ、なかなか進まない状態でストーリーはゆったりと進む。
しかし、後半今までさんざん隠していた伏線や設定を一気に話し始める。
確かに1クールでまとめるには一話丸々使って伏線やら設定やらを
説明しなければならないのはわかるが、雑すぎる上に長い。
こちらが伏線や設定に感情移入する前に、どんどん解説するので興冷めしてしまう。
それまでゆったりと、和の雰囲気を楽しみつつキャラクターを味わっていたのに
急に「やべっ!尺足りないじゃん!」と言わんばかりの説明のせいで
評価を下がってしまった。
最終的には「囚われたお姫様を助けだす王子様」的な展開になってしまい、
序盤から中盤までの評価と違い、終盤の展開は焦りすぎている感じが強かった。
確かに1クールでまとまっており、きっちりと起承転結のある作品だが
物足りなさが強く深みが足りない。
がっつりと2クールくらいでみてみたい魅力を秘めているのに、
1クールで終わってしまいヤキモキした印象を強く残してしまった
全体的に悪くはない。
可愛らしい半妖の少女たちが差別的扱いを受けるのは感情移入もうまく手伝い
一人の一人のキャラクターに愛着を持てる存在になっていた。
だが、後半の早足すぎる展開はストーリーの説得力を大幅に減少させてしまった。
2期の可能性はかなり薄いだろう。ストーリー的にも解決してしまっているし、
ある意味、これで2期を作るのは「野暮」というものだ。
個人的には序盤楽しめて最後失速してしまったアニメだ、
地味なので内容などは1年後にはすっかり忘れている・・・そんなタイプの作品です

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